イヴァンカ氏、アパレルブランドを終了へ
2018年07月25日 09:43 SPUTNIK
トランプ米大統領の娘のイヴァンカ氏は24日、手がける服飾ブランド「イヴァンカ」を終了させると発表した。
米メディアが報じた。
イヴァンカ氏は現在、務めている大統領補佐官の職務に専念すると説明した。実業家へ復帰するかどうかは未定だという。
イヴァンカ氏は去年、大統領補佐官としてホワイトハウスのオフィスと、機密情報へのアクセス権を手にいれた。
一方、イヴァンカ氏は政府の役職として公式に登録されず、給料も受け取ってない
イヴァンカ氏がファッションブランドを終了した本当の理由は
Posted July. 26, 2018 08:53, 東亜日報
トランプ米大統領の長女のイヴァンカ大統領補佐官(37)が自身の名を冠したファッションブランド
「イヴァンカ・トランプ」を終了する。
イヴァンカ氏は25日に声明を出し、「私が初めてブランドを始めた時、誰も成功するとは予想できなかった」とし、
「ワシントンで17ヵ月過ごした今、いつ事業に復帰するのか、復帰はするのか、私も分からない状況だ」と話した。
そして、「ワシントンで今私がすべきことに集中しなければならない。私のチームとパートナのためにこのような
決定を下した」とし、ホワイトハウスの仕事に集中する考えを明らかにした。
これと関連して米紙ニューヨーク・ポストは、「イヴァンカ氏が、ニューヨークのトランプタワーで働く職員18人と
面談し、解雇を通知した」と伝えた。イヴァンカ・トランプのブランド商品は今年末まで販売され、来年は新規商品を
発売しない予定だ。
イヴァンカ氏が発表した理由と違って、ファッション事業から手を引いた本当の理由は、実績不振と倫理的問題の
ためという見方も多い。
イヴァンカ氏は26歳だった2007年、自身の名を冠したブランド事業を立ち上げ、14年にファッションブランドに
正式登録した。父親が大統領になった後、イヴァンカ氏は経営の一線からは手を引いたもののブランドのオーナーは
続けたうえ、イヴァンカ氏自ら「歩くブランド広報モデル」の効果を生み、様々な論議の中心になった。
イヴァンカ氏は、トランプ大統領に同行する際、自身のブランドの服を好んで着た。
昨年2月、ニーマン・マーカスやノードストロームなど米国内のデパートが「業績不振」が理由でブランドを
退出させると、トランプ大統領が直接「私の娘が不当な扱いを受けている」と主張した。論議の中心になった後、
イヴァンカ・トランプの売れ行きは伸びた。
昨年、このブランドは16年に比べて60%増加の4760万ドル(約536億ウォン)の売り上げを出し、
イヴァンカ氏は500万ドル(約56億ウォン)を得た。しかし、今年はオンライン販売が昨年に比べて45%下落した。
そのうえ、多くの製品が中国で生産されているが、今年5月には賃金搾取問題で論議に包まれた。
イヴァンカ氏はファッション事業を止めても「所得」には大きな支障はない。
昨年、イヴァンカ氏はファッション事業で得た500万ドルを加え、計1200万ドル(約135億ウォン)の
所得がある。さらに夫のクシュナー大統領上級顧問が不動産で得た所得まで加えれば、夫妻には昨年8200万ドル
(約924億ウォン)、一昨年には9900万ドル(約1115億ウォン)の所得があった。