「リアンクール岩礁(竹島)は紛争地域」…在日米軍、公開動画で独島(竹島)にも言及
2019年01月15日07時31分 中央日報
在日米軍司令部(USFJ)は、昨年末に公開した動画で独島(ドクト、日本名・竹島)を
紛争地域だと明らかにするなど日本側の主張を紹介した。
この動画の中で、「この地域は数十年、数百年にわたる領土紛争で特徴づけられる
(the region is characterized by territorial
dispute)」と説明した。
あわせて領土紛争地域の地図にリアンクール暗礁(Liancourt Rocks、
独島の西洋式名称)、クリル列島(千島列島)、南シナ海、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を表示した。
紛争地域としての独島への言及は、日本政府の立場が一方的に反映されたとの指摘だ。
日本は独島問題を領土問題として争点化しているが、韓国政府はこれを認めていない。
独島が歴史的・国際法的に大韓民国の領土であるという基調で、韓日間に独島に関連した
領土・領有権問題は全く存在しないというのが韓国政府の立場だ。
そのため、海上哨戒機射撃統制レーダー照射論争や歴史問題などで韓日間で対立が激化する状況で、
米国が日本の立場に傾いているのではないかとの懸念もある。
これに関連して、韓国政府当局者は「韓米間の同盟に異常はない」と強調した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日米同盟は、60年近くの間インド太平洋における平和と安定の要でありました。在日米軍は、日本のカウンターパートと日々協力してこの強固なパートナーシップを強化しています。 世界で最も強固な同盟の重要性を紹介しているこちらのビデオをどうぞお楽しみください。
The Mission of U.S. Forces Japan (Japanese Version)
The Mission of U.S. Forces Japan
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北核保有認定が論争になった在日米軍の動画、一部修正へ
2019年01月17日13時51分 中央日報
自作した動画の中で、北朝鮮を核保有宣言国として明記していた在日米軍司令部(USFJ)が
動画を修正することを決めた。米国が北朝鮮を事実上の核保有国と認定したのではないかとの
論争が起きたことを踏まえ、事態の収集に乗り出した。
韓国国防部当局者は17日、「USFJが制作した『USFJ Mission Video』
から北朝鮮の核保有量の部分が削除されるという通知を米側から受けた」とし「修正された動画が
近く再アップロードされる」と説明した。
この当局者は続いて「元の動画で『東アジアの海は世界3大経済大国のうち2大勢力と、
3つの核保有宣言国に隣接している」という説明の部分が『東アジアの海は世界3大経済大国のうち
2大勢力に隣接している』に変更される」と説明した。
経済大国2カ所を説明する時に中国と日本が、核保有宣言国3カ所を取り上げる時には北朝鮮・
中国・ロシアがそれぞれ地図に表記されるのは前と同じだが、北朝鮮の核武器(保有)数は
削除する方向だ。
USFJが昨年12月、YouTubeに掲載した元の動画では、北朝鮮の核兵器保有数字が
15基と表記されていた。中国とロシアはそれぞれ200基と4000基と推定していた。
このため、韓国政府はもちろん国際社会が、北朝鮮の核能力が発展しているのは事実だがまだ
核保有段階ではないと評価している中で、米国が北朝鮮をすでに核兵器保有国に分類したのでは
ないかとの見解が出てきた。
政府関係者は「米側はこのような論争が不要な誤解を招きかねないと判断したようだ」とし
「USFJが米政府と協議して動画の修正に動いた」と説明した。
ただ、該当の動画でもう一つ論争になっていた「領土紛争」の部分は修正版でも特別な措置は
ただ、該当の動画でもう一つ論争になっていた「領土紛争」の部分は修正版でも特別な措置は
取られないことが確認された。USFJはこの動画を通じてクリル列島(千島列島)、南シナ海、
尖閣諸島とともに韓国の独島(ドクト、日本名・竹島)を「リアンクール暗礁
(LIANCOURT ROCKS)」と言及するなど、日本を中心にした「領土紛争」地域だと
規定していた。