北朝鮮 公式の反応示さず 機関紙で米韓をけん制
9月15日 11時40分 NHKニュース
北朝鮮は、15日朝の弾道ミサイル発射に関してこれまでのところ、公式の反応を示していませんが、15日付けの朝鮮労働党機関紙
「労働新聞」は、核・ミサイル開発の進展ぶりを誇示し、アメリカと韓国をけん制する論評を掲載しています。
論評では、米韓両国に対して、「われわれの核兵器は、軍事的挑発と侵略戦争の策動を打ち砕く、正義の鉄拳だ」と主張したうえで、
「われわれのたび重なる警告を無視して、無謀で軽率なふるまいを続ければ、断固たる懲罰の措置を取ることになる」と威嚇しました。
さらに、「われわれの無慈悲な軍事的攻撃が始まった瞬間に、侵略者らの本拠地は完全に焦土化される。われわれの警告は決して
口先だけのそら言ではない」として、強くけん制しています。