G20大阪サミット開催についての会見
令和元年6月27日、安倍総理は、東京国際空港(羽田空港)で会見を行いました。(首相官邸)
総理は、G20大阪サミット開催について、次のように述べました。
「日本が初めて議長を務めるG20大阪サミットがいよいよ明日から始まります。国際社会においては
、対立が強調されがちですが、日本は議長として、意見の違いよりも一致点や共通点を見いだして
いきたいと考えています。そして、自由貿易の推進、イノベーションを通じた世界の経済成長の
牽引(けんいん)、また、デジタル経済のルールづくり、そして、環境、地球規模課題への貢献や
女性の活躍などについて、G20(金融・世界経済に関する首脳会合)として力強いメッセージを
発出したいと考えています。そしてまた、サミット開幕前に、トランプ大統領、習近平主席と
会談を行い、それぞれG20の成功に向けた連携を確認したいと考えています。そしてサミット
閉幕後には、プーチン大統領と首脳会談を行い、胸襟を開いて話し合い、平和条約交渉をできるだけ
前に進めていきたいと考えています。そして、このG20に世界中からやって来るリーダーたちには、
大阪のおもてなしを味わっていただきたいと考えています。」
G20大阪サミット開幕 各国首脳が来場(2019年6月28日)
記念撮影
G20大阪サミット配偶者プログラム(1日目)
1 6月28日、安倍昭恵内閣総理大臣夫人は、大阪・京都においてG20大阪サミット配偶者
プログラム(1日目)を主催しました。このプログラムには、アルゼンチン、オーストラリア、
カナダ、欧州連合(欧州理事会)、フランス、インドネシア、メキシコ、韓国、南アフリカ、
トルコ、英国、シンガポール、スペイン、タイ、ベトナム、金融安定理事会(FSB)、
経済協力開発機構(OECD)、世界銀行の首脳配偶者等が参加しました。
G20参加のファーストレディーらを安倍首相夫人がお出迎え(2019年6月28日)
2 安倍総理夫人は、ザ・ガーデンオリエンタル・大阪にて、首脳配偶者一行を出迎えました。
その後、安倍総理夫人と首脳配偶者一行は、京都の東福寺を訪問しました。同一行は、原田管長猊下
による歓迎を受け、初夏の青紅葉に囲まれた寺院を散策しました。総理夫人主催歓迎昼食会及び
ティータイムでは、旬の食材を豊富に用いた料理や安倍総理夫人が摘んだ東福寺の茶葉を使った
お茶がおもてなしの一環として提供され、我が国の食文化の魅力を発信する有意義な機会となりました。
初日:大阪城下でうたげ
毎年1回開かれるG20サミットは主催国による文化行事や夕食会の「おもてなし」が注目を集めます。
大阪サミットでは大阪城公園の中にある大阪迎賓館で、狂言やピアノの演奏などが披露されました。
夕食会では「但馬牛の竹炭包み」など関西の食材がふるまわれたほか、スパークリング酒
「南部美人あわさけ」など東日本大震災の被災地で製造された飲み物も用意されました。
大阪城で記念撮影
辻井伸行さんのピアノ演奏
オペラ
野村萬斎さんの狂言を鑑賞
文化行事では、狂言師の野村萬斎さんによる狂言が披露されました。野村さんは2020年の東京五輪・
パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括責任者を務めます。
夕食会 メニュー