Temuは、Tee-moo、つまりティームー と読むそうです。ただし、日本では、テムと発音するのが一般的になっているようです。
一種のオンラインショップで楽天や アマゾンと同じようなものと考えていいようです。メイン市場は、アメリカで一気に人気を拡大、中国の会社である拼多多(ピンドゥオドゥオ)が運営ということです。
ファッション系のSHEINがその安さで一気に一般化してきましたが、Temuは、2023年7月に日本でサービスが開始するや一気にアプリダウンロード数が1位 になったそうです。
私のスマホにも頻繁にTemuの広告がでるようになりました。そのあまりの値段の安さに危険を感じ、無視していました。ちょっとしたバッグやテーブルが500円だったりするので、騙されないぞと拳をかざしていました。が、冬のバイクにちょうどいいウインドウブレーカーが1300円で目の前に現れました。その値段なら騙されてもいいかもとポチってしまいました。会計にいくと、初めて入会者価格で、2000円以上が送料無料とあり、700円程度のスリッパを一緒に買うことにしました。クレジットカードの登録に多少躊躇しましたが、ここまで来たら前に進むことになりました。
「なぜそんなに安いのか」を調べてみることにしました。今までは、アマゾンで買うことが多かったのですが、アマゾンとの違いは、配送までの時間にあるようです。アマゾンでは、翌日には届くことが多くなり、その早さに驚くとともに、すごいシステムを構築しているのだと感動しました。Temuでは、約1週間程度かかるようです。ただし、メルカリショップなどで買うと数週間待たされることも経験しましたが、Temuでは、配達日までに配達されなかった場合は、罰金を払うとうたっています。罰金と言っても600円程度みたいですが。
つまり、アマゾンでは、倉庫に物品を置き、即座に配達する方式であり、その分、倉庫代などで費用がかかることになります。Temuでは、生産者から購買者に直接輸送することでコストをとことん排除し、激安価格を維持しているようです。
さて、到着したウインドウブレーカーは、写真では、冬物と言う感じだったけれども、現物は、秋冬物という感じの商品でした。騙されたわけではないが、かってに思い込んで購入した点を反省、すます。ただし、品物の品質は悪くなく、極寒の時以外は、十分に活用できそうです。
驚くべきところは、激安であることも含めて、商品の数が膨大であることです。毎日来るメールでの広告に辟易(へきえき) しますが、見ているだけでちょっと楽しくなったりします。孫のクリスマスプレゼントを選んでみようと、いろいろめぐってみると、以前ほかのショップで2300円くらいで買った踊りしゃべる人形が、600円で売っていました。安さは本物です。プレゼント選びに迷いに迷いながら、3点ほど買ってしまいました。その安さに後悔することはないですが、その値段で買ったことは内緒にしましょう。
<秋のお出かけ>
紅葉を見に、呑山観音寺(福岡県糟屋郡)に行きました。
多くのお地蔵さんに何かを語りかけられているような。