主夫歴3年でほぼ毎日夕食を作っている。ガスの消し忘れというか、弱火にしたままに忘れていることが時々あった。安全装置が一か所しかない古いガスコンロもそろそろ買い替え時期かと価格コムにどっと浸っていた。まず、IHクッキングヒーターとガスコンロ 、つまり電気にするかガスにするかでかなり迷った。安全を考えるとIHに軍配が上がるが、ガスも引けを取らないほどの安全装置が充実している。老親がお湯を沸かす時にガスの消し忘れている場面を何度も見た。やはり、電気が安全かと思ったが、一時期、職場でIHを使っていて、ふと、やかんやなべを触ってやけど寸前になった経験があった。火がない高温も、ある意味こわい。また、よく調べてみると10年ほどで壊れていくIHがかなり多かった。近隣には、大型の電気温水器を置いている家が多いが、隣もまた大型の温水器を数年前に設置していたが、昨年の春ごろ故障して交換していた。かなり、高価で、かつ、世界的な部品の品不足でなかなか修理ができずに困った状況であったようだ。太陽光発電も20年もたつと故障交換が必要で、どれほどの省エネを獲得しても、総額としての金額が有利にならなければ庶民の設置は難しい。十数年前に設置された公団アパートなどでは、故障が頻発して単なる飾りになっているとも聞いた。
どこの家庭でも電気中心の生活が一般的だが、電気に頼りすぎる生活も不安に感じる。老後の安心のためにIHとも考えたが、料理はやはり「火」ということでビルトインガスコンロの購入にきめた。
ビルトインガスコンロ単体の値段は、2万円位から20万円以上するものもあるが、ガラストップにすると10万円前後、魚の両面焼きにすると5万円程度ということがわかった。現在使用しているものが、ホーロートップで片面焼き、2万円台のもの。魚の焼き具合に苦労しているので、両面焼きにあこがれる。さらに、魚を料理した後の片づけのめんどくささ、特に焦げついた網や受け皿の洗浄になんとかならないかと調べていると、リンナイのココットプレート、パロマのラクックグランという調理器具が使えるものに興味を持った。どちらも魚を焼くのに適したものだが、単体で8千円程度するがちょっとネック。
パロマは5万円程度、リンナイは7万円程度で買えるが、工事費が2万5千円程度必要、よくよく調べてみると工事費のほかに部品処理費が4千円程度かかるなど安そうに見えてけっこう費用がかかることが判明した。結局10万円近くかかるのかと思っていたら、アマゾンのブラックフライデーの最終日、こういう住宅設備関係のものの割引はないかと思っていたら、いろいろなものの価格割引が設定されていて、ビルトインガスコンロも対象であったに驚いた。さらに、目的のリンナイのココット付き、工事費付き、引き取り処理付きで7万2千円で表示されていたので、すかさずポチってしまった。
商品が到着するのに2週間、工事が始まるまで2週間、工事日が雪の日で延期、1っカ月以上待っての調理開始。細かなところが以前と微妙に違うので戸惑うところも多々あった。さて、魚料理に挑戦。まあ、とにかく、完全自動に挑戦ということで、大きなホッケ2枚を焼いてみた。
焼き魚の調理では、焦げ付けることが多く、苦戦していた。この調理器具を使ってみると、焼き加減が絶妙で、実に美味しく仕上がっていた。中までしっとりと焼いてある。自分が焼いたわけではないが、ちょっと嬉しくなった。 魚料理は、後片付けも結構面倒くさい。このココットで手間が減るということは無いが、意外と簡単に済む。これからも頑張って主夫稼業、頑張ってみることにしよう。
<主夫の作る夕食>
大根と牛肉、相性抜群!
<思い出の一枚>
高須進学スクール時代の卒業旅行の一枚
石川君、またコメントしてください。