一度に電気を使い過ぎて大本のブレーカーが落ちた。36度の外から帰ってきてあちこちエアコンを入れて、お湯を沸かす。ガタン。すべてが消える。即座にブレーカーを戻して、様子を見た。
と、冷蔵庫を開けると、室内灯が消えている。ネットで調べてみると、室内にある温度調節の間の電気が点滅したり、点いたりしているときは、故障であるとあった。そこで、室内灯を開けて電球を見てみるが線が切れているようでもない。冷え方も異常がなさそうなので、やはり電球が切れていると思い、近くのベスト電器に行く。こういう電球は、注文でしか入らないそうで、注文しておいた。ついでに、冷蔵庫をチェックしておくことに。冷蔵庫の設置場所の関係で、左開きか両開きの冷蔵庫が欲しいが、両開きはシャープしかなく、2代続けて買っている。今回もシャープになるかもと見ていく。30万円台の冷蔵庫の多いこと、20万円後半が売れ筋のような感じで、観音開きが多い。観音開きは便利そうだが、結局、2回ドアを開けることになるので面倒という口コミを散見していた。
それにしても中国のハイアールの冷蔵庫は安い。400リッタで7~8万円で売っている。一時期のテレビ安売り、ハイセンスなど価格破壊が凄すぎたが、我が家もハイセンスの22型テレビも買ったし、ハイアールの200Vのエアコンも買った。ただし、冷蔵庫の買い替え寿命は結構長いので、冷蔵化はやはり、日本のメーカーが安心かもと思ったが、ハイアールの冷蔵庫もちょうと魅力的だ。
夜、家でワインを飲み、氷割の焼酎を飲み始めると、氷が少し解け始めていることを感じた。アイスクリームを取り出してみるとかなりやわらくなっている。これは、故障だ! ネットで格安冷蔵庫を検索してみる。
ちょうどシャープの両開き冷蔵庫が下取りありで、12万円程であった。ジャパネットで買うのも、いいかもと明朝、妻と相談して申し込もうと思った。ちなみに、現在使用している冷蔵庫は、2004年製ということで、20年間がんばったことになる。通常冷蔵庫の買い替えは、12~13年が標準的ということなので、よく持ってくれたものである。
翌朝起きてみると、いろんなものが解け始めていた。
冷凍しているものを早めに食べつくすもの、捨てるもの、冷蔵庫で保管しなくてもいいものなどに分別する。が、冷蔵庫の中になんでもつっこんでいることに問題がありそうである。
偶然、持ち帰った小型の冷蔵庫があったので、緊急を有する冷凍食品、お茶、ビール、チーズなどを移す。アイスクリームは、どんどんと溶けて結局捨てることになった。残念!
室内灯のキャンセルにベスト電器に行くことに、そこで妻に、ちょっと冷蔵庫を見てみようと誘った。お値段少し高めのシャープの冷蔵庫に焦点を絞り、店員に相談することに。ジャパネットの製品を買おうと考えていると伝えると、すぐさま、調べに奥へと消えた。戻ってくると、ジャパネットの冷蔵庫は2年前の製品だから安いと言われた。本当かどうかわからないが、あれこれ、値引きの相談で、1.8万円ほど高くなるが、最新型ということでベスト電器で買うことに。
ところで、一時期は、日本最大の電気販売店であったベスト電器も今ではヤマダ電機のっ子会社であり、ヤマダ電機などの電気小売業は、斜陽産業と言われている。
取り付けは、明日、ということで、壊れた冷蔵が翌翌日には届くのはありがたい。が、取り付けは夕方4時。すぐさま冷やし始めれば、美味しいビールに氷もできてだいじょうぶ、かと思いきや、注意書きに、初めて動かす場合、電源を入れて4時間後に食品などをいれ始めること、食品が冷えるまで8時間、猛暑の夏などでは24時間かかる場合もあると、説明書にある。さらに、自動製氷器では、最初の氷は捨てること(電気屋さんでは2回から3回は捨てること)の説明があった。一瞬で解決というわけにはいかない。
新しい冷蔵庫が来るまでには、中にある食品などの整理だけでなく、周りの壁や床などもほとんど掃除をしてないので、そこでも汗をかくことに。数時間かかることに。ただし、冷蔵庫がやってくると15分ほどで設置が完了。4時間後から食品を戻す。翌日には、通常の冷蔵庫アリの生活が始まった。
冷蔵庫がない生活、冷蔵庫が壊れるだけでなく、停電になったり、災害が起きて、電気がこない生活の大変さを少し味わった。 この酷暑では、地獄を見ることを身をもって体験した。地震や水害などで苦しんでいる被災者のみなさん、頑張ってください。
<ネットよりお借りしています>