縄文早期とギョベクリテペ遺跡の比較
1. Wikiで見ると、
縄文土器とは日本列島で縄文時代に作られた土器であるという。
年代は次のように定義している。
草創期:約16,000年前?
早期 :約11,000年前?
前期 :約7,200年前?
中期 :約5,500年前?
後期 :約4,700年前?
晩期 :約3,400年前?
ギョベクリテペ遺跡
12000-10000
土器以前の文化
狩猟採集、 定住した痕跡が無い
何故この時期にこれほどの巨大な遺跡が構築できたのか不思議とされる
2.ギョベクリテペの時期は縄文時代早期に当たる時期であるようだ
図 遺跡
図 家屋
住居が出ていないことから、石柱は家屋の柱かも知れない
図 石像 お借りしています
具象的な石像も出ている
図 土器形式
他方、縄文時代早期と言えば、定住が安定して、土器造りも進み
狩猟採集が効果的に行えるようになり、尖底土器が煮炊きに使われるようになり、食糧確保が安定的に出来るまでに成っていたようだ。
図 突起土器
定住したことから、こよみが作れるようになり
図 縄文時代の暦開発の歴史
土器の記録から、太陽のこよみと月のこよみが出来、サケの遡上回帰猟や
巨大貝塚が造られている。土器は煮炊きに本格的に利用されるようになり
尖底土器が作られていた。
図 土偶
土偶は具象的表現がされて、トルソから母乳の出を期待するような意識が
あったのでは無いかと考える。
こうして対比してみると、縄文時代早期の方が文化的な内容的には、土器を
作っていたことから、より具体的に分るようである。ギョベクリテペ遺跡の解明がもう少し進んでくる事を期待したい。