金生遺跡を世界遺産 世界標準時の天文台にしよう会

CO2は温暖化の原因なのか

       図 45万年間の気温変動

          図はお借りしました 


ここ10000年間の温暖維持により文明開始が出来たのは
それまでと違い自然の悪戯で、たまたま温暖な期間が続いていることに依るものなのか
そうかもしれない。

 

         図 10000年以後の気温変化

ホモサピエンスによる本格的農耕開始による
CO2の増加によるものなのか
そして最近の温暖化は化石燃料の使用増加によるものなのか

 

     図 縄文時代の太陽暦開発の経過


縄文時代は早くから土器を持ち、新石器時代における生業開発の
歴史経過を記録して遺していた。特に数字の記録は分かり易く
歴史経過が明確に分る
縄文時代早期には、土器の記録から、太陽こよみと月のこよみが
開発されていたことが分ってきた。

 

           図 縄文時代の農耕開始 マメ類栽培種の成立


日本列島では農耕に繋がる食用植物としては、マメ類の原種が採用されていた
土器開発はこのマメ類の原種の種を採集するために開発されたものと考える
無文土器は、手編みの籠の目から細かいマメ類の種が漏れてしまうことを
防止するため、籠の目を粘土で塞いだところからである。最初の土器は、目のない容器を
開発したことを表現している土器である。

マメ類栽培は縄文時代草創期から行われ、早期半ばには栽培種が成立して
農耕開始していた。
栽培種の成立は、大型化したマメ類を土器に練り込んで記録していた事で判明している。
縄文時代の農耕は、雑穀混栽農耕で、単一種を大規模に生産することは
地理や環境条件から行うことは難しかった。そのため生産量は限られて
穀物の蓄積は社会維持に適応する程度で、都市文明に至る程の冨の蓄積は出来無かった。

各地での古代都市文明の開始は、平地における広大な農地開発と
単一作物大量生産により、穀物の蓄積が行われ、支配階級が発生した。
農耕を本格的に行うためには、太陽暦が必要であるが、
正確な太陽暦を開発した記録は、これまでの所、縄文時代以外には、世界各地の何処の古代文明でも、
太陽直接観測の道具も遺跡も存在せず、最新の歴史書でも、太陽暦成立に言及できて
いるものは無い。
各地の古代文明の単一作物としては
チャイナ  アワ、米
西アジア、メソポタミア、シュメール  麦
エジプト  麦

 

             図 古代諸文明の対比


これらの穀物の大量生産を可能にした技術の一つは、縄文時代の太陽こよみ開発によるものと考える。

 

           図 直近の気温変化

今回の間氷期とされる時期の気温変化は
10000年前から温暖化して、そのままそれまでのように低下すること無く
10000年近く温暖な気候が続いている。

これは農耕拡大によるCO2の増加によるものなのか
もしそうならばホモサピエンスは惑星気候を改変する技術を手に入れたことになるかもしれない。
それはどのように証明できるのか。
これまでの45万年を見ると、10万年ほどの間隔の周期変動が続いてきたことから
5万年ほどの経過を観測しなくては分らないかも知れない。
ホモサピエンスは、今のままではボイジャーが4万年後に直近の恒星に接近して、
そのデータを送信してきたとき、それを受け取れるだろうか。

引用しますーーーーーーー

猛暑© 朝日新聞社

 世界の平均気温が21、22日に観測史上最も高かったことが、欧州連合の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」の分析でわかった。これまでの最高値は2023年7月6日に記録した17.08度だったが、0.01~0.07度上回った。地球温暖化の影響が深刻になっている。

コペルニクス気候変動サービスが発表した平均気温のデータ。22日に最高値になっている

 同機関によると、記録がある1940年以降を分析した結果、極域も含めた世界全体の平均気温は21日に17.09度と最高値を更新。さらに22日には17.15度を記録した。南極の大部分で平均気温が高い状態であることが影響しているとみており、今後数日間でさらに更新する可能性があるという。

 同機関の分析に対し、各国の科学者らは24日、声明を発表。英レディング大学国立大気科学センター・気象学部研究員のアクシャイ・デオラス博士は「現在、地球上のすべての大陸で、平年より暖かい気象条件が目撃されている。温室効果ガスの排出を急速に削減し、地球温暖化を抑制しない限り、気象記録は今後も頻繁に更新される」とした。

 世界では、北アフリカのモロッコなどで50度近くになっている。高温の影響でブラジル、米カリフォルニア州、スペインなどで山火事が起きているという。(市野塊)

 

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