金生遺跡を世界遺産 世界標準時の天文台にしよう会

三本指と見える土器模様は暦の完成

三本の指の模様とは何か

暦で日数の三分割は二十四節気の暦、七十二節気の暦を生み出すので、
大変重要な数字です。
二分割では二至、二至二分、四立・八節の暦を生むまで進むことが出来る。
ここまでは暦の組み立ては難なく進めることが出来る。
更には三分割の考え方が無くては月の暦、太陰暦と太陽暦を関係づけることは困難となる。
この事を知ってから土器模様の三本指が描かれることになったものと考える。

この何とも妙な土偶は山梨県笛吹市御坂の遺跡で出たもので、縄文中期に山梨では二至二分の暦は完成して居たので、更に四立・八節の暦まで進んだものと思う。
この三本指の模様は太陽暦と太陰暦の対応が分かり、暦の完成を示すマジックナンバーなのでは無いだろうか。
縄文人は目にする動物なりものの姿を粘土で作ろうとすれば難なくそ
れを作って見せている。

写真

これを見ればイノシシと分る、その他のものでもこの程度の造形力を持っていた。
「何なのか」とその対象が目にするものと分らないものを作っていると言うことは、想像して創造していると言うことだろう。三本指の蛙を作ろうとすれば難なく出来たはずなのに、そのように見えるようには作らなかった。


土偶と同じに何か想像して創造したものになるのだろう。
三本の指の土器は関東や八ヶ岳山麓にも広がり、何を表そうとしているのか。

              写真はお借りしました


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