金生遺跡を世界遺産 世界標準時の天文台にしよう会

360度 24時間 の起源は縄文時代

追加して現在の最先端のAI技術で、24時間と360度の起源を調べてみました。追加しています。2023.03.19

                   初稿 2023.02.16

360度 24時間 の起源は何処にあるのだろうか。

 


“世の中変えるターニングポイント” 対話型AI「チャットGPT」
 クリエイティブな仕事も可能
とこのようなものが利用できれば、簡単に回答が出てくるようですが、今此処では無理なので、人力でやってみました。

シュメール文明としているのが多いようだ
エジプトとするものも有るようです。
年表


しかしこれらの文明国を超えて、1000-2000年も古いのは縄文時代のように思う。

縄文時代前期には、太陽観測により365日を知り、また一年を24分割して、という数字の起源を再現できる記録を残しているのは、縄文時代である。

土器にこのような波状突起口縁の土器を造っているのは、文明の中では縄文時代のみである。土器は第三の道具であり、メディアとして利用されていた。シュメール文明では粘土板に文字を刻んで紙の代わりとして利用していたが、それ以前に粘土のこの性質を情報伝達の手段として、造形的に利用していたのは縄文時代である。土器面に付けられた模様にも意味があるはずで、土器発生以降その性質を最初から利用していたのも縄文時代である。新石器時代の生業開発の歴史が、この記録から解明できるものと考える。

 

 

図はお借りしました

2023.03.19 追加しました

The new Bing preview will be available directly from the Windows taskbar

External Link icon
Learn More

今流行のAIが出ましたので早速試してみました。

1日を24時間とすることの起源は と質問してみました。

回答
‘1日を24時間とすることの起源’ を検索しています

回答を生成しています…

こんにちは、こちらはBingです。??

1日を24時間とすることの起源は、古代エジプトにさかのぼると考えられています1。古代エジプト人は、日時計を使って昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとしました12。その後、紀元前2世紀にギリシャの天文学者ヒッパルコスが、1日の昼と夜を平等に24分割するという考えを提唱しました34。

なぜ12進法が使われたかは、12という数字が分割しやすいからだと言われています5。例えば、12は1, 2, 3, 4, 6で割り切れますが、10は1, 2, 5でしか割り切れません。

こんな回答で、全く役に立ちませんでした。

受信したメッセージ. こんにちは、こちらはBingです。?? 1日を24時間とすることの起源は、古代エジプトにさかのぼると考えられています。古代エジプト人は、日時計を使って昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとしました 。その後、紀元前2世紀にギリシャの天文学者ヒッパルコスが、1日の昼と夜を平等に24分割するという考えを提唱しました 。 なぜ12進法が使われたかは、12という数字が分割しやすいからだと言われています。例えば、12は1, 2, 3, 4, 6で割り切れますが、10は1, 2, 5でしか割り切れません。
詳細情報:
1. web.quizknock.com
2. zatsugaku-company.com
3. nlab.itmedia.co.jp
4. bing.com
5. kids.gakken.co.jp
6. ja.wikipedia.org
+3 その他


‘古代エジプト人は昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとした理由’ を検索しています

‘古代エジプト人は昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとした理由’ を検索しています

回答を生成しています…

回答を生成しています…

古代エジプト人は昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとした理由は、日時計と星座を使って時間を測ろうとしたからだと言われています12。日時計は昼間に太陽の影の位置で時間を示しますが、夜間には使えません。そこで、古代エジプト人は夜空の星座の動きで時間を知るようになりました1。彼らは、一晩に見える星座が12個あることに気づき、それぞれの星座が地平線上に現れる時刻を1時間としました12。このようにして、昼も夜も12時間ずつに分けられるようになりました。

受信したメッセージ. 古代エジプト人は昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとした理由は、日時計と星座を使って時間を測ろうとしたからだと言われています 。日時計は昼間に太陽の影の位置で時間を示しますが、夜間には使えません。そこで、古代エジプト人は夜空の星座の動きで時間を知るようになりました。彼らは、一晩に見える星座が12個あることに気づき、それぞれの星座が地平線上に現れる時刻を1時間としました 。このようにして、昼も夜も12時間ずつに分けられるようになりました。
詳細情報:
1. nlab.itmedia.co.jp
2. web.quizknock.com
3. kotobank.jp

また

‘古代エジプト人は昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとした理由’ は と質問してみました。

‘古代エジプト人は昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとした理由’ を検索しています

回答を生成しています…

回答を生成しています…

古代エジプト人は昼と夜をそれぞれ12時間に分けようとした理由は、日時計と星座を使って時間を測ろうとしたからだと言われています12。日時計は昼間に太陽の影の位置で時間を示しますが、夜間には使えません。そこで、古代エジプト人は夜空の星座の動きで時間を知るようになりました1。彼らは、一晩に見える星座が12個あることに気づき、それぞれの星座が地平線上に現れる時刻を1時間としました12。このようにして、昼も夜も12時間ずつに分けられるようになりました。

現在の古代文明での12時間と24時間の起源はこの程度の説明しか無いようで、縄文時代の太陽暦から見たら低レベルで話になりません という結論です。

その次に360度の起源を問いました。

角度360度の起源は

‘角度360度の起源’ を検索しています

‘角度360度の起源’ を検索しています

回答を生成しています…

回答を生成しています…

角度360度の起源は、古代バビロニアやエジプトの天文学にさかのぼります123。彼らは、太陽が1年間に天球を1周することを知っていて、その間に移動する角度を360等分しました24。360という数は、1年の日数に近いことや、12進法で分割しやすいことから選ばれたと考えられています15。このようにして、円周を360度とすることが定義されました。

受信したメッセージ. 角度360度の起源は、古代バビロニアやエジプトの天文学にさかのぼります 。彼らは、太陽が1年間に天球を1周することを知っていて、その間に移動する角度を360等分しました 。360という数は、1年の日数に近いことや、12進法で分割しやすいことから選ばれたと考えられています 。このようにして、円周を360度とすることが定義されました。
詳細情報:
1. ja.wikipedia.org
2. ma.ccnw.ne.jp
3. nlab.itmedia.co.jp
4. why-we-study.com
5. hokusei-ghs-jh.ed.jp
+2 その他
3
/
15

12進法って何?


古代バビロニアやエジプトの天文学による太陽暦が、古代ローマ時代などで、その後季節が狂ってしまったのは何故ですか

‘古代ローマの暦 季節ずれ’ を検索しています

‘古代ローマの暦 季節ずれ’ を検索しています

回答を生成しています…

回答を生成しています…

古代ローマ時代に、季節が狂ってしまったのは、ローマ暦の不備が原因です12。最初のローマ暦は、10か月で304日しかなく、太陽年と大きくずれていました1。その後、ユリウス・カエサルがエジプト暦を参考にして、4年に一度閏日を入れるユリウス暦を作りましたが、それでも平均365.25日と太陽年の365.2422日との差が積み重なっていきました2。このため、約128年で1日ずれることになり、季節と日付の関係がだんだんずれていきました。

受信したメッセージ. 古代ローマ時代に、季節が狂ってしまったのは、ローマ暦の不備が原因です 。最初のローマ暦は、10か月で304日しかなく、太陽年と大きくずれていました。その後、ユリウス・カエサルがエジプト暦を参考にして、4年に一度閏日を入れるユリウス暦を作りましたが、それでも平均365.25日と太陽年の365.2422日との差が積み重なっていきました。このため、約128年で1日ずれることになり、季節と日付の関係がだんだんずれていきました。
詳細情報:
1. ja.wikipedia.org
2. eco.mtk.nao.ac.jp
3. museum.seiko.co.jp
4
/
15

ユリウス暦はどうやって改良されたの?


古代ローマで暦が季節からずれたとき、何故太陽を直接観測しなかったのですか

‘古代ローマ 太陽観測’ を検索しています

‘古代ローマ 太陽観測’ を検索しています

‘古代ローマ 暦 ずれ 太陽観測’ を検索しています

‘古代ローマ 暦 ずれ 太陽観測’ を検索しています

回答を生成しています…

回答を生成しています…

古代ローマで暦が季節からずれたとき、太陽を直接観測しなかったのは、いくつかの理由が考えられます。一つは、太陽の動きを正確に測定するための技術や器具が不十分だったことです1。もう一つは、暦のずれが生活上の不便をあまり感じなかったことです23。実際、古代ローマでは、夏至や冬至などの重要な日は別途天体観測によって決めていました3。また、暦は政治的な権力にも関係しており、改暦には抵抗や混乱が伴うこともありました45。

受信したメッセージ. 古代ローマで暦が季節からずれたとき、太陽を直接観測しなかったのは、いくつかの理由が考えられます。一つは、太陽の動きを正確に測定するための技術や器具が不十分だったことです。もう一つは、暦のずれが生活上の不便をあまり感じなかったことです 。実際、古代ローマでは、夏至や冬至などの重要な日は別途天体観測によって決めていました。また、暦は政治的な権力にも関係しており、改暦には抵抗や混乱が伴うこともありました 。
詳細情報:
1. ja.wikipedia.org
2. ja.wikipedia.org
3. aska-r.repo.nii.ac.jp
4. tripeditor.com
5. nao.ac.jp
6. ja.wikipedia.org
+3 その他

 


引用しますーーーーーーーーーーーーーー

ヒッパルコス「昼と夜をまとめて分割しよう」
 昼と夜を別々に12分割すると、季節によってそれぞれの時間単位の長さが変わります。

 普段使う時間単位がバラバラなまま数世紀の時が流れました。そうして最初に書いたように、紀元前2世紀にギリシアの天文学者であったヒッパルコスが「1日の昼と夜を平等に24分割する」と唱えます。これが現在の「1日は24時間」のもととなっています。

 なお、この考えは日の出・日の入りとともに生活リズムを作っていた人々には長らく受け入れられず、ヨーロッパで機械時計ができる14世紀くらいまで、一般的には季節で変化する時間単位が使い続けられました。
ーーーーーーーーーーーーーー

 そもそも、「1日は24時間」とは、誰が決めたのでしょうか。

ヒッパルコス「1日の昼と夜を24分割しよう」
 紀元前2世紀にギリシアの天文学者であったヒッパルコスが「1日の昼と夜を平等に24分割する」ということを唱えます。

 昼と夜がほぼ同じ長さになる春分・秋分の時間をベースに「1日を24時間に分ける」という現在とほとんど同じ発想は、紀元前2世紀というはるか昔に生まれています。

 では、なぜ「24」になったのでしょうか? 時間の歴史を少しずつひもといていきましょう。

古代エジプト人「時間わけよう」
 古代エジプト人は、「昼と夜をそれぞれ12時間」に分けようとしました。

昼を「日時計」でわける
 まず、昼を12分割するのに使われたのが日時計です。
ーーーーーーーーーーーーーー

1日はなぜ24時間で、時計は1周12時間なのか?
誰かに話したくなる『時計の科学』4
織田 一朗時の研究家
プロフィール

人類はどのように「時間」を発見し、そして「時計」を作ってきたのか? 時の研究家・織田一朗さんに人類と時計の歴史を5回の連載で解説していただきます。

ここまでの3回の連載では、はじめて人類がつくったとされる「日時計」から、機械式時計まで、さまざまな種類の時計を紹介していただきました。今回は、すこし視点を変えて時間そのものにまつわる疑問を考えてみます。

(本稿は『時計の科学』の内容を再編集したものです)

1日はなぜ24時間なのか
学校教育で十進法をたたき込まれる現代人にとって、時間の十二進法、六十進法は若干の違和感を覚えます。他にはあまりない単位だからです。なぜ、このような計量単位が生まれたのでしょうか。

歴史を調べると、古代の人々は身体の部位を基準にして計量の単位を築いています。指を折って数を数えただけでなく、身体の部位をモノサシに使っているのです。例えば、親指の幅(インチ)、こぶしの幅(パルム)、親指と小指を張った長さ(スパン)、ひじの長さ(キュービット)、足の爪足からかかとまでの長さ(フィート)などです。

モノサシなどがなかった時代には、ものの長さを測る場合に、まずは親指を当ててみて、より長ければこぶしに代えて測るとか、こぶし何個分といった測り方が一般的だったようです。しかし、時間の体系では身体の部位の寸法を当てはめて計るわけにはいきませんでした。

「分」「時」「日」の時間や角度の測り方は、紀元前15世紀頃にチグリス・ユーフラテス川流域で生活を営んでいたバビロニア人によって体系化されたと伝えられています。角度の1度を円周の360分の1とする考えは、太陽が天空を1周するのに要する時間(1年=365日)を基礎にしているようです。

人類は月の満ち欠けが約30日のサイクルで繰り返され、それが12回で再び同じ季節が巡ってくることを知っていましたし、バビロニア人は太陽が地平線に顔を出し始めてから、完全な姿を現すまでの時間(約2分)を一つの基本単位とすると、720(12×60)個分で一昼夜が経過することにも気がついていました。したがって、天文の分野では12や60が重要な数字として認識されていたのです。

Photo by iStock
また、当時のバビロニアで使われていたシュメール数学では、数の多い単位の区切りとして十二進法や六十進法が多用され、1より小さなものを表すのに60分割することも行われていました。シュメール数学とは、バビロニアの前にこの地で文明を開花させたシュメール人が編み出したものです。

シュメール人自体はもともと移民としてバビロニアに移住したもので、祖先はよく分からないのですが、温和な民族で根気強く、湿地帯を乾かし農耕の習慣をつくり、貿易を発展させました。都市には壁を築き、車輪のある乗り物まで使っていました。さらに、くさび形文字、ろくろ、数式、最初の法律、踏み車、ブランコ、ハンモック、ボール・ゲームなども発明しています。

シュメール人が十二進法や六十進法に固執した理由はまだ完全に解明されていませんが、親指を除く手の指の関節が12本あることを利用して数を数えていたという説があります。一方の手の指を折りながら十の単位を数え、もう一方の手の関節で一の単位を数えると、両手で60までカウントできます。しかも、12は、1、2、3、4、6の倍数、60は1、2、3、4、5、6、10、12などの倍数です。角度に使われる360も約数が多く、さまざまな場面に利用できるので便利だったためではないか、というわけです。
ーーーーーーーーーーーーーー

世界4大文明に掲げられるメソポタミア・エジプト・インダス・黄河文明は、それぞれ豊かな水源が肥沃な大地を生み、農業が発展したことで文明の隆盛を迎えた。その農業の発展に欠かせなかったのが、季節の概念を確立させ、その周期性を把握することだった。時計も暦も存在しなかった時代、古の先人たちは、太陽や月、星といった天文学を駆使して、季節を把握し、時間の概念を作り上げていったのだ。

地球が太陽の周りを回る周期を元に、1年365日という暦の概念を生み出したエジプトでは、この暦を活用してナイル川の氾濫時期を把握することで農作物の栽培をコントロールしていたという。紀元前約3500年頃、エジプト人は方位碑となるオベリスクを建て、碑が太陽に照らされてできる影の位置を基にして午前と午後に分割。これにより、歴史上初めて、1日が分割され、時間の概念が誕生したとされる。

さらに、紀元前1500年頃にエジプトで使用されていたとみられる世界最古の日時計が発掘された。このT字型の日時計は、日の出から日没まで、影ができる範囲を12個に分割した。太陽が沈んだ後は、星を観測することで、夜の時間も日照中と同様に12の単位に分割。エジプトでは12進法が採用されていたことから、この分割数に落ち着いたとみられる。


1日を24の単位に分割したエジプト人だが、太陽が照らす影と星の動きに頼ったこの方法では、季節によって日照時間と日没後の時間に差があるのが問題点だった。それにより、24個で構成する1つ1つの単位は、現在のように均等な1時間の長さには揃わなかった。分割された24を構成する1つ1つが、均等に同じ1時間という長さを持つようになるのには、14世紀の機械時計の誕生を待たなければならなかった。
ーーーーーーーーーーーーーー

 皆さんはいままで色々と角度を求めて来たんじゃないかなと思います。当たり前のように 30° 0-60°-90°直角三角形定規を使ったりもしますよね。

 けれど、なぜ「360°なの?」という質問に答えられる人は、なかなか少ないと思います。そこで、今回はこの質問に2つのアプローチ方法で答えていきましょう!

目次
まずは「角度」の定義を確認
① 逆に考える ~ もし100度だったら ~
360 という数字は「約数」が多い
360 という数字は「7」以外の一桁なら割り切れる
② 起源を考える ~ 360という数字はどこからきたか ~
太陽暦で太陽が戻るのは 365日
太陰暦で月がもとに戻るのは 355日
太陽暦 + 太陰暦 / 2 = 360
【まとめ】360は数値として利用しやすく、太陽暦を起源にしていた
ーーーーーーーーーーーーーー

1日は24時間で表すことができ、1時間は60分、1分は60秒で表すことができます。日々の生活に完全に溶け込んでいるこれらの数字の起源は一体どこから来たものなのでしょうか?Scientific Americanが計測学者やアメリカ国立標準技術研究所などから論拠をとりながら、これらの起源についてまとめています。

Why is a minute divided into 60 seconds, an hour into 60 minutes, yet there are only 24 hours in a day?: Scientific American


http://www.scientificamerican.com/article.cfm?id=experts-time-division-days-hours-minutes

 

現在世界で最も使用されているであろう記数法は十進法で、これは人間の指で数をかぞえるには「10」という数字が最適だったため出来上がったものだろう、と考えられています。

By Kevin Harber

古代エジプト人が日時計を使用していたことは文書で残されているので、ほとんどの歴史家は彼らが1日を「いくつかの時間ごとに分割」した歴史上で初めての文明であるとしています。最初の日時計は、地面に挿しさった棒の影が示す方向や長さで時間を示すというものだったそうですが、紀元前1500年頃にはさらに高度な日時計が発明されます。その日時計はT字型の棒を地面に挿し、日の出から日没までにできる影が動く範囲を、12個に分割する時計でした。この「12」という数字はエジプトで使われていた十二進法からきたものではないかと考えられています。

By Jim Mead

ちなみに、十二進法の起源は「太陰周期での1年が12か月であること」もしくは「親指以外の指の関節の数が12個であること」のいずれかであると考えられているようです。

By Markus Grossalber

そんな日時計により、現在我々が「1時間、2時間」などと呼ぶ、1日をいくつかの時間に分割する考え方が誕生したわけです。12に分けられた日中の時間はほとんど同じような長さに感じられますが、1年を通してみると、夏は日が長く、冬は反対に短いのでその時間には時期ごとに大きく差が出ています。つまり「12に分割された『時間』の長さが、季節や月ごとに異なる」ものだったわけです。

その頃から既に「日中」と日没後の「夜」という相反する印象を持った時間は1つのセットとして考えられており、これらをまとめて「1日」という概念ができたようですが、当時の人々にとって日時計の助けなしで「夜」を細かい時間に区切ることは非常に難しいことだったので、1日が最初から24時間に分割されていた、というわけではない模様。

By Eifion

しかし最初に日時計が使われた時代に、エジプトの天文学者は天空に円を描くように等間隔で並ぶ36個の星を観測し、「『夜』はこれらの星の内18個を見て細かい時間に分割できるのでは?」と考え、それらの内3つの星を地上から見えにくい星2つと同じものとし、「夜」を12分割したとのことです。そしてこの時間の分割方法は、エジプト新王国時代になり、24個の星の内12個が夜の間に通過する、といった風により単純化され、さらに古代では最も正確に時間を計測できたであろう水時計などを使用することでより正確に「夜」の時間を分割できるようになっていきます。カルナックのアモン寺院で見つかった水時計の標本は紀元前1400年くらいのものであり、これは水圧を減らすために内部表面が傾斜しているのですが、その内側には「夜」を12分割するための目盛りがふってあったとのこと。さらにこの水時計は各月ごとに異なる位置に目盛りがふられていたようで、日中の時間が各月ごとに微妙に異なることを考慮したものが遙か昔から存在していたことが分かっています。

こうして「日中」と「夜」がそれぞれ12の時間に分割されるようになったことで、1日が24の時間に分けられるようになったわけです。

By Joseph Dsilva

1日が24の時間に分割されるようになってから何世紀もの間、1時間の長さは季節や日中と夜の時間によってバラバラのままでした。しかし、1時間の長さが同じように1日を均等に24分割する方法が、ヘレニズムの時代に生まれます。紀元前147年から127年にかけて活躍したギリシャの天文学者であるヒッパルコスは、1日を「昼夜平等に24分割する」という考えを提唱。この考えは昼と夜の長さがほぼ等しくなる時期(春分の日や秋分の日)の昼間の時間がベースになっています。しかし、1時間ごとの長さがほぼ同じになるよう1日を分割したにも関わらず、その後数世紀に渡り、一般人の間ではそれまで通り季節ごとに1時間の長さが異なる方法で1日を分割していたとのこと。なお、1日を均等に分割する方法が普通に使用されるようになったのは、機械時計が出てくる14世紀ごろのようです。

ヒッパルコスやその他のギリシャ人天文学者は、バビロニア人がシュメール人から継承した六十進法を天文学に応用して時間の区分をより細かいものにしていきます。この六十進法がなぜ「60」という数字をとるのかは不明のままですが、「60」は10・12・15・20・30といった数字で割り切れる最も小さな数字なので、分数では非常に便利な数字。現在一般的な計算で使われることはまれな六十進法ですが、いまだに角度・地理座標・時間を計測する際に使用されているのも事実です。

By Ruddington Photos

紀元前276年から194年頃のギリシャ人天文学者エラトステネスは、地理学における緯度を開発するために円を60分割しました。その1世紀後に、ヒッパルコスが地球の形状に沿って平行に緯度を引くことでこれを標準化し、さらにそこに経度という概念を加えることで地球全体を経線と緯線で包み、360分割するという方法を考案します。これにより、地球は経線により24のセグメントに区切られ、1セグメントが1時間を表すといった具合になります。その後西暦150年頃になり、アルマゲストの著者であるクラウディオス・プトレマイオスがヒッパルコスの地球を小さく分割する方法を応用し、360に分割されたセグメントをさらに60分割することで、「分」として知られている時間の単位が誕生。さらにこれを60分割して「秒」も生み出します。しかし、「分」や「秒」といった時間の単位がまともに使われるようになるのはそこから10何世紀もあとの話だったようです。なぜならこの1時間を60分で表す、という考え方は一般大衆にとって全く実用的なものではなかったようで、「分」まで表示する初めの機械時計が誕生する16世紀の終わり頃までは、あまり理解されない時間単位だったとScientific Americanは記述しています。これは、現在の時計でさえ「分」を表す目盛りまでしか持っていないものも多いのに、細かい時間の分割単位を示されても古代の人々にはそれを知る術がなかったためのようです。
ーーーーーーーーーーーーーー

1日は24時間で表され、1時間は60分、1分は60秒で表すことができますよね。この概念はどこから生まれたのでしょうか。
歴史上で初めて”1日を時間に分割した”文明は、古代エジプト人が使用していた日時計であると言われています。当時の日時計は、地面にさした棒の影が示す方向や長さで時間を知る、というものでした。
その後、紀元前1500年頃には、T字型の棒を地面にさし、日の出から日没までにできる影が動く範囲を12個に分割する、という日時計が発明されました。
また、日没後は空に観測される星を数えて夜の時間を計る方法が生まれ、夜を12に分割していたそうです。この「12」という数字は、エジプトで使われていた「十二進法」からきたものではないかと考えられています。
こうして日中と夜がそれぞれ12の時間に分割されるようになったことで、1日が24の時間に分けられるようになったわけです。
ただ、夏は日が長く冬は短いため、この方法が生まれた頃は、24に分割された1時間の長さが、季節や日中、夜の時間によってバラバラだったそうです。1日を均等に分割する方法が普通に使用されるようになったのは、機械時計が出てくる14世紀頃だったとか。

1分が60秒で1時間が60分なのはなぜ?
では、1分が60秒で1時間が60分、という概念はどこから生まれたのでしょうか。
時間の細かい区分には、ギリシャ人天文学者たちによる「六十進法」が採用されています。
紀元前276年から194年頃、ギリシャ人天文学者エラトステネスは、地理学における「緯度」の開発のために円を60分割しました。
その1世紀後、同じくギリシャ人天文学者ヒッパルコスが地球の形状に沿って平行に緯度を引き、さらにそこに経度という概念を加えて、地球全体を360分割するという方法を考案します。
この方法によって地球は経線で24のセグメントに区切られ、そのうちの1セグメントで1時間を表すことができるようになりました。
ーーーーーーーーーーーーーー

HOME > 校長・教員ブログ > 「なぜ円は360度」   数学の話   アスキュースティーブン
校長・教員ブログ
2021.06.28 校長・教員ブログ

「なぜ円は360度」   数学の話   アスキュースティーブン
三角形の任意の角度を求める方法を知っていますか?きっとそうでしょう。三角形の角度はすべて足すと180度になります。では、四角形の場合はどうでしょう?簡単です。円には360度の角度があるので、正方形の角度はすべて足すと360度になります。小学校の時に習いましたよね。2次元の物体で360度以上の角度を持つものはありません。しかし、なぜ360度なのかと考えたことはありますか?なぜ100ではないのか?それとも1000?私たちが使っている他のシステムはほとんどが10進法ですが、なぜ360度なのでしょうか?

それは、バビロニア人に由来します。バビロニアは、今から4000年ほど前に存在した古代メソポタミアの国家で、現在のイラクと同じくらいの地域です。聞いたことがないかもしれませんが、彼らのおかげで、1円は360度、1分は60秒、1時間は60分、1日は24時間です。

さて、私たちは10進法で数えています。つまり、すべてを10の単位で表します。1メートルは100cm。100cmは1m、1000mは1kmといった具合です。私たちにとって、このシステムは理にかなっています。しかし、バビロニアの人々は60進法で数えていました。彼らは60の倍数で数えていたのです。60は非常に多くの数字で割り切れるので、彼らにとって60進法は理にかなっていたのです。

では、なぜ円は360度なのでしょうか?理由は2つあります。まず、バビロニアの天文学者は、太陽の1年が365日であることを知っていました。太陽が空の同じ場所に戻ってくるのに365日かかるからです。また、太陰暦の1年が355日であることも知っていました。月が空の同じ場所に戻ってくるのに355日かかるのだ。彼らは世界が球体であることを知っていたので、太陽と月は毎日地球の周りを1度ずつ移動すると決めていました。360は、365日の太陽年と355日の太陰年のちょうど中間に位置するので、それを選んだのです。

第二に、360は高度に合成された数字です。もしバビロニア人が円の度数として100を使っていたとしたら、9つの数字で割らないと整数にならないので、計算が非常に難しくなります。(1, 2, 4, 5, 10, 20, 25, 50, 100). 360は24個の数字で割ることができます (1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, 12, 15, 18, 20, 24, 30, 36, 40, 45, 60, 72, 90, 120, 180, 360). これにより、一般的な計算が非常にやりやすくなりました。

では、なぜ円には100度ではなく360度あるのでしょうか?それは、バビロニア人が考え出したもので、それ以降のすべての文明は、それが最良のシステムであることを知っていたからです。
ーーーーーーーーーーーーーー

一回転ってなんで360度なの?その意外な理由
 2021.07.23 2013.11.07
半回転は180°、一回転は360°ですよね。
でもこれってなんで360°なのでしょう?
100とか1,000の方が切りがいいですよね?
何か深い意味があるんでしょうか。
今回はなぜ一回転が360°なのか?その意外な意味について見ていきたいと思います。
360度の時計の画像
360°の理由は一年が365日だから!?
結論から言ってしまうと、一回転が360°なのは一年が365日だからです。
「えっ!」
って思いますよね。
もっと数学的な理由かと思いきや、意外とそうではないんです。
はっきりとしたことは分かっていませんが、メソポタミアの人達が勝手に決めたそうです。
当時の計測方法では1年が360日くらい、ということが分かっていて、ちょうど色んな数字で割りやすい数字として、360を一周にすると決められたと言います。
つまり、そのときメソポタミアの誰かが、
「やっぱ362°にしようぜ。」
と言ってたら、一回転は362°になっていたのかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーー

          エジプトの暦(シリウス暦)
エジプトの暦(シリウス暦)セティI世の墳墓壁画より。紀元前1200年頃のもの。真ん中にシリウスが見える。

出典:科学からのメッセージ クオーツ時計 東京連合印刷(株)

時間の分割で12あるいは60が使われる理由
古代バビロニア人が数学・天文学で使用していた「12進法、60進法、円周360度」から時間の単位は作られたと言われています。獲物を分ける、農作物を分ける等、分割しやすい数というのが、便利な単位であったということも背景にあったようです。

円を分割するのに6等分をベースにした分割方法は使いやすかったのだと思われます。6等分は1辺が半径の長さになる正三角形となるので、半径の長さで円周上を切っていくと簡単に6等分することができます。更にそれぞれ半分に分けると12等分が完成します。

12等分されたものは、半分にも、4等分にも分けられるし、3等分、6等分、そして12等分にも分けられる、分割するのに便利な数字なのです。

更にそれぞれを5等分したものが60分割になります。60分割にすると5等分や10等分も可能になりより使い勝手がよかったのでしょう。(60は100までの数字で最も約数の多い数字)


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事