金生遺跡を世界遺産 世界標準時の天文台にしよう会

両面加工尖頭器、両面加工技術の進展

両面加工石器技術の進展については

図 1.石材のロスが大きいので原産地で作ることが必要だったのでは無いか、大きな原石から利用するのは石材の中心部のみ

2.両面加工尖頭器製作には粗く形を作ってから細かく削るような作業が続き、手が掛かり、時間が掛かる製作だったので、製作には専業者がいたものでは無いか。

 

3.それまでの旧石器時代の石刃法に比べて、槍先がバランスが取れているので、耐久性が大幅に向上したものと考える。

4.石刃技法の槍と比べて、両面加工尖頭器は、狩猟においては機能的には大差なかった。サケ漁では繰り返し使用するので、耐久性の高い両面加工尖頭器は効果大だったと考える。

 

5.両面加工石器技術の進展で、各種の道具の分化に効果的だったものと考える。細石器から石鏃への進化、各種の道具の分化に機能していた。石匙と呼ばれるものでは、用途に応じて各種の形が作られたものと思うので、それに紐を付けて持ち歩けるようにつまみを作るなどの機能向上に寄与している。

 

               図 新石器 製作技術の進展


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