春分の日、なぜ変わる? 国立天文台が計算して決めている
春分の日、なぜ変わる
c 毎日新聞 提供
きょう3月20日は春分の日です。春分の日と秋分の日だけは、普通の祝日とは違う、ある「特徴」があるといいます。どんな特徴で、それはなぜなのでしょうか。Q&Aで解説します。
――今年の春分の日は、昨年とは違うんだって?
◆今年と来年の春分の日は3月20日ですが、昨年までの2年間は21日でした。春分の日と秋分の日は、普通の祝日とは違い、日にちが法律で決まっているわけではありません。
――どうやって決めるの?
◆地球と太陽の関係をもとに、国立天文台(こくりつてんもんだい)が計算して決めています。地球は太陽の周りを1年かけて公転(こうてん)しています。一方、地球は公転軸から23・4度傾(かたむ)いて自転(じてん)しています。このため、地球から見ると、太陽が天で動く軌道「黄道(こうどう)」は、地球の赤道を天に延ばした「天の赤道」から23・4度傾いています。黄道と天の赤道が交わる2点をそれぞれ春分点、秋分点と呼び、そこを太陽が通過する日を春分、秋分の日としているのです。
――なぜその日が変わるの?
◆地球の公転がぴったり365日にならないためです。実際は6時間ほど長いので、春分と秋分は毎年約6時間ずつ遅くなっていきます。4年に1度、うるう年で1日を挿入(そうにゅう)して遅れを修正していますが、それでも完全に元には戻らず、日にちにずれが生じるのです。
――どのくらいずれるのかな。
A 国立天文台によると、今年からの春分の日は、うるう年を含む3年間が3月20日、残る1年が21日、という4年周期がしばらく続くといいます。一方、1980年から32年間、9月23日の秋分の日が続いたケースもありました。
――日にちがバラバラだと困るね。
◆2月1日付の官報(かんぽう)に掲載される「暦要項(れきようこう)」で、翌年の春分の日、秋分の日が決まります。国立天文台は2050年までの日にちを予測していますが、地球の動きは変化しており、必ずしもこの通りになるとは限らないとしています。【回答・酒造唯] 出典
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%98%A5%E5%88%86%E3%81%AE%E6%97%A5-%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%A4%A9%E6%96%87%E5%8F%B0%E3%81%8C%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%81%97%E3%81%A6%E6%B1%BA%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B/ar-BB1kbZzD
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ということだそうです。
縄文時代からの金生遺跡で観測すると、日の出位置は4500年前と変わっていません、立春も立秋も日の出位置は変化していません、ということは、日付は変わらないはずです。現代の天文学が可笑しいという結論になります。
残念なことは、今年の日の出は見られなかったことです。
現代のカレンダーは直接太陽を観測せずに造られている。
これまでの古代文明は、何処も直接の太陽観測による365日も知らずに、太陽暦を造ったことが原因なのではないか。
現代のカレンダーが何故様々な問題点を抱えているのかと言えば、歴史経過の中で、勝手なカレンダーを造ってそれで良いとしてきた。それは現代でもそのまま遺している>
現代文明の人間中心観は、ここに起因するのではないか。太陽と月の運動を正確にモデルとすることなく、それを無視して造られているカレンダーの使用に起因する。
現代問題となっている気候変動からして、自然を無視した人間中心主義はこれが原因ではないのか。