図 古代文明の年表
縄文土器の時代は超古代文明 草創期から前期まで土器に主として縄目が付けられていた時
縄文土器の時代は文明の黎明 文明の基礎が出来た 「万物の黎明」に先行する文明の黎明である
その歴史は土器に記録が遺されていたと考えるので 最早先史時代ではない
なぞとき 土器模様・文様
今はまだ読み解かれていない
1.新石器と旧石器はどう違うのか
先ず草創期の末までの話
食料対象とするものの変化 大型動物から小型動物へ
植物 原種マメ類の選択 無文土器による採集
マメ類は他の文明にある麦やアワ、キビなどの芒の有るものとは異なり
莢が爆ぜて細かい種を飛び散らせてしまう、この性質は現在の栽培種でも変わっていない程強固である
豆粒文土器 栽培開始を他の集団に知らせる書類である
動物 小型動物 槍から投げ槍 有茎尖頭器に進化させた
イヌの家畜化 イヌと共同して狩りを始めた
土器開発 メデイアとしての利用 丸底土器
日本語の形成開始 土器は文書、情報を伝えるもの
シュメール文明でのトークン、粘土板 文字 文書に対応 先行するもの。
これを契機に土器を介して飛躍的に言語が形成された
原種マメ類の栽培開始 豆粒文土器 マメ類の文様
弓矢の開発 隆起線文 弓の弦の文様 爪形文土器 石鏃の文様 などの記録
弦の開発 弦を更に細く強く 微隆起線文土器、多縄文土器などの文様
魚釣りの開始 釣針、錘、テグス 撚糸文土器 糸巻きの模様
魚網の開発 網用の糸の大量生産、農耕、蚕の始まり 羽状縄文土器
2.土器造形、文様の変化
生業開発の期間 歴史を記録して列島内に伝えていた
突起土器の変化 こよみの開発の歴史経緯を記録していた
貝塚の形成 海産物の利用 貝殻文、条痕文土器 太陰暦の利用
サケの遡上回帰漁 火焔土器 太陽暦の利用
農耕開始 利用する量より質の違い 栽培種の成立、農耕技術を取得していた
前期半からの土器文様の変化 縄文から集団表象への変化
諸磯式、土器の形の多様化
3.縄文時代 土器に縄文を主として施した縄文土器の時代
冒頭の図 古代文明と縄文時代の年表
超古代文明 縄文土器の時代 土器の歴史記録が存在することから
先史時代ではない、歴史時代である
今回の間氷期 寒冷化の防止ができた 農耕開始により文明の存続・発展に寄与して現代文明となる
原種マメ類の利用 台地の貧栄養の土地でも窒素固定能力の利用で 原始マメ類との混栽農耕
現代の化学合成窒素肥料過剰の問題を回避できる可能性がある農耕である