明日、初の米国黒人大統領の就任式です。。。

アメリカ大統領就任式が1月20日に行われますが、その前に行われる祝賀コンサートにジェイミー・フォックスやデンゼル・ワシントンら、
多くの著名人も出席するそうです。

第44代アメリカ合衆国大統領には、史上初の黒人大統領としてバラク・オバマ氏が就任しますが、就任式にに先立ち、
18日には記念コンサートとしてU2やビヨンセ、ブルース・スプリングスティーン、スティーヴィー・ワンダーやシェリル・クロウら、
名だたるアーティストが歌声を披露したそうです。
是非、観てみたかったです。。。
価値あるコンサートだったことでしょうね。

しかしオバマさんも前途多難でしょう。。。
オバマ次期大統領は「黒人のアメリカも白人のアメリカもない。アメリカ合衆国があるだけだ」とスピーチし、人種の壁を取り払うという夢を持っているそうです。
公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キングＪＲ牧師の有名なスピーチ「いつの日か黒人と白人が隣り合って」が実現できる第一歩の勝利と思われがちですが、
国民が示した選択の本質は、オバマ氏の勝利というより現状の拒否（共和党）であることの結果、現在の経済状況に救いを求める中間層とそれ以下の国民の支持が多かったようです。

「米国が黒人差別を克服したのかと問えば、人種を問わず返ってくる答えの多くはノー」といった、人種融合には否定的な意見が多いみたいですから。
もし、大統領選挙が９月、10月の金融危機前だったらマケイン氏（共和党）が勝利したと見る向きもあったそうです。

人種問題は日本人にとっては理解できない位に根深いのでしょう。。。
残念なことですが・・・

歴史的な米国初の黒人大統領誕生です。
是非、就任式を見届けたいと思います。。。