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同期たちの困ること

2023-11-23 09:49:49 | 日記

そして、私たちに別荘の入口のところで教官が待っていることを告げたのです。上司に見つかるわけはないだろうとたかをくくっていた私たちは腰を抜かしてしまいました。同期の1人が私を見て、「唯一酒を飲まなかったバク君の指示に従うことにしよう」と言い出しました。私は同期たちに芝生で伏せて待っているように指示し、教官の待っている入口まで向かいました。私は教育係を務めていたので教官とは仲良しでしだ。一部始終を知った教官はため息をつきました。このような不祥事を起こした訓練生たちをこのあと無事に部隊に戻せるのかを心配している様子でした。私が「責任を持って同期たちに付き添い、酔いがさめたら洗顔をさせて、点呼の前に必ず戻るようにします」と言うと、教官は「ちゃんとできるのか?」と言いました。私は「はい」と返事をして同期のもとへと戻りました。


規則を破る

2023-11-22 19:00:03 | 日記

そう言って私たちが歌い始めると、観光客は楽しんで手拍子を打ち、最後は皆で合唱しました。雰囲気が盛り上がり、勧められるままにお酒も飲んでしまいました。禁酒の規則があるにもかかわらず、ふとした気の緩みからそれを破ってしまったのです。そこへ無線の返答がないことに疑念を抱いた上司が直に様子を確認しに来ました。上司は愕然とした面持ちで私たちを見据えました。


大統領の別荘

2023-11-21 10:54:28 | 日記

入隊してから5ケ月ぶりの外出に私たち全員が心を躍らせていました。私たち同期は40名でしたが、3つのチームに分かれて目的地に向かいました。1つのチームは教官について行き、私たちのチームは教官には付かず、同期だけで向かうことになりました。「目的地はどこにしようか?」とみんなで相談をした結果、ウォンジュという場所にある故イ.スンマン大統領の別荘に行くことになりました。別荘に着き、いざ無線交信を始めようしたときでした。思いもよらぬ光景が目に飛び込んできました。別荘の敷地内に居合わせたソウルからの観光客10名が牛肉のスープを作って食べようとしていたのです。釜にはご飯もたけていました。そこで同期のひとりがその人たちのところに近付き「こんにちは、私たちは訓練生です」と挨拶をしました。すると観光客の1人が「おつかれさま」と言ってスープとご飯を私たちにごちそうしてくれました。私たちは心から感謝をし、ありがたくいただきました。「本当にありがとうございました。この感謝の気持ちは生涯忘れられないと思います。お礼と言っては何ですが、歌を1曲歌わせていただきます」


自分の考えに従った結果

2023-11-20 08:39:23 | 日記

私は子供の時から失敗を操り返しました。私が19歳のとき今までのすべてが間違いであったことに気付きました。自分の考えに従った結果が失敗であるという事実をはっきりと悟った後からは、自分の考えがいくら正しく見えても『本当にこの考えが正しいのか』と考え直してみることにしました。とくに優秀でもない私ですが、何事もじっくり考えながら物事を進めるようになってからは悪霊に引きずられることもなく、暗闇に溺れることもなく、明るい心で真面目な道を歩むことができました。私がもどかしさを感じるのは、ほとんどの人たちが自分を過信しており、思慮が足りないにもかかわらず軽率に判断を下した結果、後々苦労をすることが多くあるという点です。ご存知かと思いますが、韓国では男女に2年間の兵役の義務があります。私はそこで通信兵として勤めました。訓練所で基本教育を終えた後、通信教育部隊で特殊教育を受けました。最近ではあまり使われていませんが、当時は無線を送るときにモールス信号をよく使いました。16週間に渡る研究ではモールス符号を覚え、その打ち方を学びます。研修終了まで残り1週間を切ったときのことでした。無線機を持って40~80キロ離れた場所から無線の交信をする訓練がありました。


自分を過信しないこと

2023-11-18 09:41:08 | 日記

悪霊が介入していることを知っていたならば、絶対にそのような反応はしなかったでしょう。そして事実を冷静に捉えたことでしょう。悪霊は初めは納得できるような話をして人の心をそそのかします。ところがだんだんと常識から外れるような変な考えの中に引きずっていきます。先の北京大学の学生の場合、あごの筋肉が震えたときに「公安が電磁波を利用してそのようにしている」という常識ではあり得ない考え方に引きずり込まれました。賢い人だからといって悪霊が吹き込む考えに陥らないということはありません。誰もがそのような考えに引きずられる可能性があるのです。だからこそ自分を過信しないことはとても重要なのです。