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幼さな子

2015-12-07 18:50:34 | 日記・エッセイ・コラム

おさな子
 しばらくお休みしていたが、やや暇になったのでひとつ投稿する。先日ある大学のチアリーダー達のイベントを観覧した。
 フィナーレのとき、吹奏楽や太鼓隊が大活躍して会場は大きい音響に包まれていた。その只中で私の後の席で二歳くらいの女の子がスヤスヤ眠っていて、ショウが終了したときに母親に起こされてトロンとした顔つきをしていた。私は手にしていた紙製の即席メガホンを女の子の頭にかぶせてご機嫌をとったところ母親がまだ眠くて仕方がないみたいだと応じた。
 そのときわたしが思ったのは、ズンズンと体に響く低音はその子が母親のおなかの中で聞いていた母親の心臓のパルスと似ていたのだろうかということだった。赤ちゃんが生まれる前七、八ヶ月にわたって母親のおなかの中で聞いていた心地よい響きと低音の楽器の音の響きには類似性があり、それが子供の体に気持ちよく、熟睡をもたらすとはいえ、騒音として子供の心を不安にするものではないということだった。どんなものであろうか。(15.12.07)

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