地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

親は毎日、我が子と戦っている

2021-04-25 05:49:13 | 日記

ウチの塾の子の親たちも

連日、我が子と戦っている。

 

それも親の仕事だから。

 

子は親の鏡というくらいだ。

 

親は自分自身と

格闘してるってことになる。

 

これまでの子育ての蓄積が

目の前にいる我が子の姿だ。

 

つまり、親たちは

過去の自分の蓄積と

向き合ってるということだ。

 

だからこそ

イラつくんでしょ?

 

全く関係ない子が

目の前にいるとしよう。

 

とんでもなく

ひねくれた子だとすれば

 

「一体この子の親は

どうやって育ててきたんだ!」

 

って思うだろう。

 

逆に超素直な子だとすれば

 

「一体この子の親は

どうやって育ててきたんだ!」

 

って思うよね?

 

子どもの向こうには

すぐ透けて見えるような位置に

親がいるってことだ。

 

親が見える

そういうものでしょ。

 

他人の子なら

それが分かるのに

我が子となると、

親って生き物は

自分の姿を想定しないで

イライラする。

 

それは違うよね?

 

目の前にいる我が子は

あなたの子育ての結果だ。

 

そりゃね、親も人間だから

イラつく時はある。

 

でも

「子育てが失敗だった」

って思うのはどうなのかな?

 

それって、辛くないかな?

 

誰かよその子と比較して

ウチの子は失敗?

 

そりゃ、しんどいでしょ。

 

親も子も。

 

明らかな欠点は指摘すべきだし

直すように

繰り返し鍛えていかないと

いけないけど

少しは良い部分も見てあげよう。

 

そうじゃないと

子どももしんどい

そして

親である自分もしんどい

 

その先には

「不幸」しかない気がする。

 


合格の喜び、今はいずこへ・・・

2021-04-24 12:00:53 | 日記

高校合格!

 

その喜びは

格別に大きかっただろう。

 

しかし今、

すでに高校での順位が

見え始めた子たちがいるはずだ。

 

合格の喜びは、

発表後の頑張りしだいで

 

落胆

失望

衝撃

 

に変わったはずだ。

 

正直、

高校の不合格よりも

辛い現実である。

 

ここから

頑張れるかどうかは

自分の中に蓄積された

危機意識によって決まる。

 

ここまで

塾や塾の先生の

手厚いサポートで

頑張ってきた子たちは

そういった危機感を

ゼロから作って

いかなければならない。

 

既に危機感を持っている者には

絶対に勝てないが、

それでも前に

進まなければならないのだ。

 

あの日の喜びは何だったのか…

 

少なくとも

トップ校の半数は

「真ん中より下」

なのだ。

 

この現実をしっかりと

受け止めなければならない。

 


子どもは親の「ひとこと」で賢くなる

2021-04-24 05:51:00 | 日記

親の言葉の威力は絶大である。

 

何も、知的なことを話せ、とか

豊富な語彙を浴びせよ、とか

 

そういうことを言ってるんじゃない。

 

親の言葉が、

しっかりと我が子の脳みそに届き、

どういう返答をするかで、

我が子の脳ミソが動いたかどうか。

 

どういう行動をするかで、

ちゃんと指示を頭で理解したかどうか。

 

そこをちゃんと

親自身が見届けること。

 

そこが大事なんだ。

 

ちゃんと話が聞ける子は賢い

 

ちゃんと話が聞けない子は賢くない

 

ほぼ完璧に

法則化していることである。

 

声をかけて終わりではない。

 

その声、言葉を

我が子が

「目」で受け止めたかどうか。

 

まずはここから始まる。

 

こっちを見ていなければ、

その言葉は

我が子に届く前に

空中で塵になっている。

 

意味のない言葉だったのだ。

 

我が子が思考をしないと

答えられないような問いかけを

今日何回しただろうか?

 

親の問いかけは

「無料」なのに

 

我が子を最も賢くする

無敵の教材である。

 

勉強に関する問いかけとか、

そういうことは何も関係ない。

 

「明日の天気はどうだと思う?」

 

こんな問いかけでもいい。

 

「え?知らない」

 

子供がこう答えたら、最高だ。

 

「どう思うか聞いてるのに、

知らないって返事はダメだな。

やりなおし。

明日の天気はどうだと思う?」

 

親の言葉は

無料で無敵の知育教材である。

 

子は親を選べない。

 

我が子の成長を望むのなら、

まず親が最強の教材になるべく

意識と行動を高めねばなるまい。

 



高校は、中学とは「別次元」よ!

2021-04-23 05:42:00 | 日記

中学から高校に進学するときにさ

 

「受かったんだから、

なんとかやれるってことだよね?」

 

と考えている親は、いないだろうか。

 

とんでもない話だ❗️

 

小学校は水溜り

 

中学校は足首までの小川

 

でも、高校は

海底まで何百mもある

荒れた海!

 

小川にある、少し深いところで

顔つけて泳げました!

 

っていうのが高校入試の合格。

 

そして、高校に入学したら

わずか数日で


岸も見えない!

 

足もつかない!

 

自分の背丈の何倍もある大波!

 

それくらい、

いきなり全てがぶっ飛ぶんだよ?

 

 嘘だと思ってるよね?


誇張してビビらせようとしてると?

 

ウチの塾の高1から送られてくるLINE

 

あれが全て現実なんだよ。

 

ウチの塾での中3の後半

徹底的に鍛え上げられ

膨大な演習量をやらないといけない状態で

頑張った子たち、

 

その子たちですら、

今「これは想像以上だ」と感じてるんだ。

 

「これは手を抜いたら

一瞬でやられる!」

と。

 

それが高校ね。

 

僕らは、ウチの塾の子たちには

そこで頑張れる子達になってもらいたいんだ。

 

だからね

緩いことはやらないよ。

 

優しく指導?

 

個性に合わせた? 

 

それじゃ海に出た瞬間に

溺れちゃうからね

 

僕らには、

そんな指導はできないよ。



トップ高に進学すると、そういうことになるよね

2021-04-22 05:32:00 | 日記

今年、宇高に進学したウチの塾の保護者から

突然、電話がかかってきた。

 

まだ高校生になって10日ほど。

 

授業だって、

その科目は一回目か二回目だろう。

 

でも、早速洗礼を受けたようだ。

 

公立中学の勉強だけをやってきて

高校に進学した。

 

そこから、たった3年弱で

難関国公立大に合格するのだ。

 

登山をイメージすれば、分かりやすい。

 

例えば5時間かけて、

ようやく5合目まで来たとしよう。

 

そこでほっと一息。

 

そこで衝撃の事実が告げられるんだ。

 

「あと2時間で

山頂まで

たどり着いてください」

 

麓から真ん中までは、

なんとなく傾斜も緩い。

 

それを

5時間かけて登ってきたのに

ここから先は

もっと傾斜がキツくなる。

 

でも、それを2時間で!?

 

まさに

公立トップ校に入学するっていうのは

そんな感じだ。

 

一貫校の子たちは、

その時には

すでに7合目あたりまで進んでて

 

でも、そこに追いつかないと

勝負にすらならないんだ。


それを高1から

意識して取り組んでほしい。


その保護者には

そう答えておきました。