高校に合格したら
少しはノンビリできるはず。
成績が落ちてきたら
塾に通わせよう
と思っている保護者の方、
そんな余裕はないことを
エビデンス(証拠)を使って
説明しましょう。
「誤解」について
話しましょう。
一番は
「高校」入試の偏差値と
「大学」入試の偏差値
の違い、
コレを分かってらっしゃらない
保護者の方が多い。
「大学」の偏差値
=「高校」の偏差値マイナス15
ということを知らない。
例えば、
「宇高」は偏差値72。
ってことは、
宇高レベルの大学の偏差値は
72-15=57
偏差値57の大学は
関東の国公立大学だと
宇都宮大(国際)
茨城大(人文)
となる。
大学受験は、そもそも
受験する生徒の学力が高いので
偏差値50は
決して「普通」ではない。
だから「大学受験しよう」
と考えるなら、
高校入試の時にいなかった
中高一貫校の生徒が
戦いの場に出てくる
大学へ進学する気のない生徒が
戦いの舞台から降りる
そのメンバーの中で
平均でいることが
偏差値50のイメージだって
アタマを切り替えねばならない。
私立大学を見てみると
日東駒専は、
河合模試で
45~55であるから
「日東駒専なら
簡単に受かるでしょ」
って誤解している生徒は
多いのだ。
特に
偏差値55~60の高校
例えば
宇都宮中央高(60)
鹿沼高(59)
大田原高(58)
小山高(57)
栃木翔南高(55)
に進んだ生徒は
そのように考える子は
少なくないと思う。
そう、つまり
「偏差値55~60の高校から
普通に過ごしていれば日東駒専」
というのは
生徒が思っているよりも
数倍厳しい道だ。
高校受験すら
中1から準備する子が
たくさんいるというのに、
大学受験するつもりの子が
「高2の冬から頑張ればいい」
というのは
正直、不思議でたまらない。
高校受験も終わったし
ひと息つこうか
と考えてる保護者の皆さん
一度立ち止まってしまうと
また歩き出すのには
かなりの気合が必要です。
新高2となる
ウチの塾生の大部分は
平均評定4.5 以上です。
つまり
高校で、上位10%以内。
やるかやらないか。
それが結果に
思い切り結びつきます。
このペースで進めば、
早々に希望大学の
指定校推薦確保ができる。
ヤル気なんかなくても
できる環境を用意して
やるべきことを
コツコツやる。
それに尽きます。
数学で
最初に落ちこぼれるのは
高1の5月だ。
高校受験までは
数学が得点源だったという人が
大量に振り落とされて
気づいたら
「数学ができないから文系」
に流れてしまうケース、
毎年とっても多い。
数学は
たとえ私立文系の人でも
できたほうがいい。
歴史が好きなら
世界史or日本史が軸となるが
数学は色々と「おいしい」。
それを、
気づかないうちに、
早々に捨ててしまっている子は
相当数いる。
そうならないように、
スタートから
全力で飛ばしていこう。