A■➡1. 私のサポートを受けることで受講以前と受講後では、何か意識や変化はありましたか?
違った観点から建築への指摘をいただいた。安藤忠雄展の紹介や芸術作品を見せていただいたことで、
美術館に訪れたり、建築や彫刻といった立体芸術への興味がさらに湧いた。自分で作るのにも挑戦している。
2. 自己PR制作で何か得た事はありますか?
自分の世界観の表現とそれを相手に伝える工夫、方法を考えた。その過程で新しい建築の在り方を学び、
創造することの魅力を再認識することができた。
3. 総合芸術家としての建築家を早稲田建築科が望む”建築工学”と”建築芸術”について、
受講前と受講後の意識は変わりましたか?また、それはどのように変わりましたか?
総合芸術家としての建築家にどのような人がいるのか、どのようなことをしているのかを知り、生き方のヒントを得た。
芸術と建築につながりを見出し様々な作品を作り上げた先人のように、建築と他分野の間で何かつながりを見つけたい。
4. 受講前の悩みと問題と受講後の問題解決があなたの中でどのように変化しましたか?
私は持病と闘いながらAO入試を受けた。進学校に通っているのにも関わらず大学に行きたくないほど悩んでいたが、自分のやりたいことを見つけたような気がした。Skypeでは担当の方が最後にいつも、最近どう?と聞いてくださったのを覚えている。そのおかげで自分を知り客観的に見ることができるようになり、興味のある分野への追究もできるようになった。
藤川玲子
B■ ➡ いろいろと反省事項が多かったのですが、結果的に合格できてホットしました。
幸せな時間でした。こんなに建築のことを考えたのは初めてでした。
「水源」や「オスカーニーマイヤー展」など先生に教えて頂いて、
それらのホンモノに触れた時間はAO試験もそうですが、その先を
見据えてのありがたい指導だったなと振り返り感じます。
不甲斐なかった私ですが、
高橋先生との授業は毎回楽しかったです。
I・Mさん
C.■➡受験前の悩みや問題 ■サポート受講後の(悩み)と(問題)の変化
1. 一次選考のドローイングと文書について ➡ ・絵、物体のとらえ方、鉛筆の使い方を学ぶこと
ができた。 また、先輩方の作品や高橋先生からのご指導、
・何を描けば良いか分からない。 既存の建築物を見せてもらったことによって自
そもそもデッサンとは何かが 分に足りない絵の技量であったり美的センス、
分からない。 発想の困窮差を思い知り、AOに受かるためにも
・早稲田AOで求められる力量のレベルが (更には、一人の建築家として生きて行くために
分からない。 も)必要とされている力量を,明確化された目標の
もと伸ばすことができた。
2. 二次選考のポートフォリオ提出について ➡ 最初何を提出すれば良いかが全く分からなかった。
・ 何を提出すれば良いかかが分からない。 それを自分とはどのような人間で、将来どのよう
な人間になりたいか、そのためになぜ早稲田で
・立体や模型を創るにも、なんで、どうやって 勉強しなければならないのかという、自分の人生
どのようなものを創れば良いかが分からない。 のアウトラインと目標を明確につないでくれたの
がこの個人授業であった。私が知りもしなかった
建築家、建築物から、これから必要とされるであ
ろう建築家としてのあり方を考えることができた。
なりたい自分を明確化したことによって、自分が
創りたい建築という物を考えることができた。
それが模型づくりにも関与してきたと思う。
3. 建築家への心構えと、受験生の意識
自分=建築家ではなく、ただ建築が好きで、 ➡ このような意識で建築と向きあっていたら絶対
将来、建築に関われる仕事に就きたいだけ 世界的建築家にはなれないことを思い知り、決
だった。 意を固めることができた。
自分が建築家として生きたい理由を見つけること
ができた。
4.総合的芸術家としての建築家と、工学のみ ➡ 先生の指導の中でまずZahaの建築を知ることに
としての建築の違いに大差はなかった。 より、私の中で直線でなければいけない建築物の
自分の中で建築物は立方体でなければいけ 概念を壊すことができた。建築物はアートであり
ない、直線的でなくてはという深層心理で より自由なものであり、私が望むものへと姿を変
あるべき理由を理解していなかった気がする。 えられことを知った。
それからミース、コルビジェ、ライトの美学、建
築を知ることにより、自分が”総合的芸術家”として
持たなければいけない意識を知った。この時、以
前読んでいた「水源」のロークの精神の貴さを
本当の意味で理解した。
今の自分は建築は工学的な意味から人を守ること
であることはもちろん、人の生活の中心にあるも
のだからこそ、多面的な意味を持ち、建築と向き
あわなければいけないと思っている。
また、何十年、何百年も後に続くものだからこそ
その建築家の持つ美学が、とても重要で人の心理
に働くことができることを知った。
5. 何を提出したら良いかが分からない。 ➡ “自然物からヒントをとる”などさまざまな建築
を学える上でヒントをくださり、自分なりに
自分の建築を考えることができた。AOと向かい
合う上での道しるべをくださり、合格までの道を
歩むことができた。
6. また、自分の建築家としての道を見失いそうになった時、ヒントや新たな道をくださったのも先生でした。最初、建築物は私にとって人の生活をつつむものでしかありませんでしたが、先生の個人授業を通して、そこに歴史、勘定、美学がつまっていることを知りました。また先生の概念から花からラインを
とるアイデアをくださったのも先生でした。
先生がくださるヒントや方法論は、建築のゲの字も知らなかった私には、難し過ぎることもありましたが、
答えの片鱗だけを見せてくださることで、その答えを自分なりに解釈でき、最終的には自分なりに考えた考えた建築模型、2次のポートフォリオができたと思います。
私は先生の高みを見せ、本当の建築とは何かということを生徒に考えさせることができていることが強みだと思います。私はこのAOという舞台を通して先生と出合い、今までの人生で一番、建築と向き合うこ時間が持てました。私AOで考えた、”総合芸術家”とは何か、自分なりの建築物は何かというというものはまだ改善の余地がある不完全なものであると思います。
だから早稲田でその本当の答えを探し続けたいと思います。そのようなこれからこれから建築家として考えなければいけない疑題、建築家としての意識を得られたのが先生の授業だと思います。
私は早稲田で来年から、建築家としてのキソを創りあげるていくわけですが、先生との授業でそのキソをもうける上で大事なことを教えていただき、キソの基礎を築けたことをうれしく思います。
これからも考えることをやめないで建築とは何かという答えを探し続けたいと思います。
貴重な時間をありがとうございます。
Yuzu.
7.■ ➡ この1ヶ月間、本当にありがとうございました。
私は1次を通過したとき、正直ここまで大変で、いろいろなことにチャレンジすべきだとは思っていませんでした。洋々に初めて来たこ頃、過去の書類を読ませて頂いて、その資料が想像以上に内容が濃いものでしたので、とても絶望的に気持ちになったのを覚えています。
高橋先生からのサポートがあるまで私には今ほど”建築”というものへの強い気持ちがありませんでした。
しかし、サポートの中で高橋先生から多くのアドバイスを頂いたり、模型の材料や作り方を教えていただいたり……その中でどんどん「”建築”という物を知りたい」「やはり建築の仕事がしたい」と思うようになりました。
高橋先生からのお薦めしていただいた”水源”は本当に私の心に響きました。建築家としての在り方、それ以上に自分の気持ちにまっすぐに生きることの素晴らしさも学べたと思います。
ですから、私も大学に入学したら、自分のめざす道に向かって走って生きたいです!
高橋先生とお会いできて、AOのことはもちろん、それだけでなく建築、芸術の素晴らしさを知ることができました。自分の意志や興味のある事についても、前よりもずっと明確に考えられるようになりました。
本当にありがとうございました。
夢に向かって頑張っていきます。
Eri