早稲田大学建築科が教育目標とする、「建築工学」と「建築芸術」については、
たいがいの一般的の理系工学部は、”建築工学主体”で入試もまた理系学科のみであるが、
早稲田建築AO・一般(ドローイング+自己PR資料+面接)、横浜国大AO(立体構成+面接)、
京都工芸繊維大AO(ドローイング)、東京理科大AO(ドローイング)、東京芸大建築、
多摩美環境デザイン、武蔵野美大建築、日大建築(実技課題)などの入試にドローイング・
デッサン、立体構成などが課される大学もある。
そこで、この”工学と芸術”という両方の能力を考えると、”構造的な美である建築工学分野
の論理構築力の左脳”と”詩的創造力の美である感覚領域の右脳”の両方の能力を必要とされ
ている、高度な専門分野だといえる。
簡単に言うと構造だけでなく詩的創造力の美学が求められている世界と云える。
歴史的に見ると、ギリシャ神殿、アンコールワット、タージマハール、ガウデイのサクラダ
ファミリア、我が国では伊勢神宮や出雲大社、法隆寺などの木造建築が知られている。
▶ 芸術家でその両方を兼ね備えた天才は、やはりレオナルド・ダ・ビンチである。
常人よりも遙か遠くを見通し、他を導く存在といえるが、彼の言葉で、芸術について書いた
ことは、自然の中に存在するとすぐに失われるします「美」を、より普遍的な質の高いものに
翻訳変換できる高い技といえる。
■ 私が前にミラノにOGなどと海外写生旅行を企画して、尋ねた時の写真などもここにシエア
します。ここでは小さな三歳児前後の幼児もワークショップがあり、さまざまな実験を体感させて
いました。種まきは早いうちからフランスやイタリア、あるいは経済格差があるアメリカでも
ずいぶん前から行われています。全体主義的な価値観を植え付ける日本の教育システムとは真逆であり
人と異なる価値観を前提に、異なる価値観を持つ人を認め受け入れるという自由な価値観の民主主義
が見られました。
「彼女(芸術)は、その基本的な原理、つまり意匠によって建物をいかに眼に心地よくするかを
建築家に教える」。
数々の言語の表現に使われるもには、彼女(芸術)が発見したものである。数学に使う数字も、
幾何学の図形の描き方も、彼女(芸術)が発見した。遠近法も天文学も彼女(芸術)が教えてくれた。
機械工も技師も彼女(芸術)の教育を受けている。
芸術家は自然界と完璧に調和して生き無くては。自然界に起きることをつぶさに観察してその
内奥に隠れた何かを見つけ出すのだ。我々の魂が調和から成り立っていること、その調和は
全体の構成要素が全て同時に見えた時、聞こえた時にのみ作られてと言うことを、知って
いるか?
▶科学:
両腕を横いっぱい伸ばすと、端から端までの長さは身長と同じになる。
誰でも、三歳の時の身長は、その人の最終的な身長の半分になる。
大切なのは歩き廻り頻繁に、人の観察をする。興味を持った人自身だけでなく、
その周囲で見ている人の行動も観察する。………簡単でいいのでメモをとる。そのために小さな
メモ帳をいつも持ち歩く。
▶ ” 絵画には、文学のようにいくつもの言語に翻訳する必要はない” 。
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