「香港人喜ばすにゃカネだよカネカネ」

というわけで今日出た林和立の連載「Eye on China」は必読：
　
China assures Hong Kong economic push
（CNN Asia　2002.06.25　12:53HKT）
http://asia.cnn.com/2002/WORLD/asiapcf/east/06/24/willy.column/index.html
　
「一国二制度」成功キャンペーンのためココロにもないヨイショを乱発する今日この頃の中共メディア。しかし実のところ聞き分けのいいイエスマンより反抗的なノーウーマン（今日の造語）台湾の方がカワイイんだろうよ中南海、イエスマンどころかすっかり「コウトウ（叩頭）マン」と化したフガイない二男にカツを入れに来るのか。
　
香港返還５周年式典出席のため来港する沢民おじさまは、ナニがあったのか、今日のOrisun.com（東方日報、太陽報の速報版）によると、６月３０日に香港入りする予定だったのが、７月１日早朝に変更となりサッサと日帰りする模様。もっとも、ソウルのタマ蹴り大会開会式等と同じくアジアの田舎の式典なんてものにはハナから興味なさそうな西洋かぶれのおじさま、ここんとこスッカリ外遊づいているその姿は、結婚退職を目前に海外旅行で有給使い切るＯＬのようでございます。どうして書いてるソバからどんどん話がそれていくのかいいからそれは。
　
んで、理由は不明ながら香港滞在は僅か十数時間程度になるようでございますが、マ本当の所は、誰も聞いちゃいねえスピーチなんかの為にはるばるお出で下さるのではなく、未だに不況と高い失業率にアエぐゼニ命人民のために「手土産」をお持ちになるとは、かねてからの噂。ウィリー林によると

• 国有企業を含め大陸企業の香港への投資（現地法人設立含む）を合法的に認める
• カネてからお願いしている大陸籍の投資家の香港株取引を合法的に認める

などが予想されるミヤゲのようでございます。詳しくは自分で記事を読むように。中共高官人事ウォッチングに人生を捧げる男ウィリー林にしては珍しい経済ネタではあるものの、さすがは第一線のチャイナウォッチャー、他にも、的を得た経済展望＆香港生き残りのヒント満載。