jykell7引越し先

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妻、倒れる。 ③

2013-03-17 01:57:00 | ノンジャンル
医師の説明-2-

Q 珍しい症状か?

A たこつぼ心筋症は高齢の女性に多い。
奥様の場合は高齢というほどできないが、特に珍しいわけではない。それと、コレステロール値が比較的高い。

Q 普段の健診で、コレステ値の異常は指摘されなかったが?

A 健診での数値範囲と我々心臓外科医の見る範囲は違う。
我々の所見で言えば、やや高い部類に入る。
しかし、際立って高い部類ではない。やや高いだけだ。

Q ズバリ、原因は?

A 奥様の体型を見る限り(妻はガリガリの痩せ型)、元々の遺伝体質と、ストレスが半々、だと想定する。
(出たなw 伝家の宝刀、ストレス)

Q 千葉や茨城などで(敢えて福島を出さず聴く)この1、2年心疾患が激増していると聞くが、こちらでその兆候はあるか? 数値がなくても感覚として増えている感があるか?

A (この時、少しだけオヤ?という表情をする)
うーーん・・我々の周囲には常に心疾患の患者さんが溢れており、特に増えたという感覚はない。しかしそれはそういった患者さんに囲まれて仕事をしているから、全体の兆候はどうだと聞かれれば、正確ではないかもしれない。ERのような救急救命の部門であれば、増減の推移は我々よりも把握しているかもしれない。
少なくとも私の職場で特に増えた、減ったという感覚はない。

Q 今後の処置は?

A まず1週間ほど、心電図をモニタリングする。異常波形が見られないようであれば、ここ(大学病院)では通うのも大変だろうから、かかりつけの病院にて通院してもらって、投薬しながら様子を見たい。
(LDLコレステロール値を下げる薬と他に2種類、投薬。)

要約するとこんな感じ。雑談を交えつつ、30分ほど説明を受けた。
下の記事で、心臓周りの太い血管にまったく異常は見られない、と書いたが、細い血管にも血栓や血液の滞留は見られなかった。

(自分の素人判断だが、そうであるならば問題点は心筋である。
セシウムは心筋に蓄積し、その機能を阻害する。)
http://cahotjapan.blog103.fc2.com/blog-entry-1240.html

妻、倒れる。 ②

2013-03-17 01:20:00 | ノンジャンル
医師の説明

【たこつぼ型心筋症】でほぼ、断定。 
やけにコミカルなネーミングじゃねーか、と思いつつ説明を聞く。

医師はMac-G3を操作して心臓カテーテルの動画(動画かよ、おい)を見せる。
この動画がまたすごい。
モノクロではあるが、かみさんの心臓が3Dで脈動する様子が手に取るようにわかる。
血液の流れまで鮮明に見える。これは造影剤をいれたから。
造影剤を注入された瞬間は身体全体がカァッと熱くなり、本人は驚いたそうだ。

心臓に繋がる太い血管は全くといっていいほどノーマル(異常なし)だそうで。
しかし、血液を送る出す心室の動きに少し異常が見られる。
通常なら心室全体が収縮して血液を送り出すのだが、かみさんのは心室の上部が
たこつぼの入口のように、収縮するだけで全体が均等に伸縮してない。

結果、心電図にもK波、P波(この辺、うろ覚え)の波形の異常が見られるので、
一週間くらいは様子見で入院しましょう、と言われた。
万一、発作が起こると、その瞬間に意識を失う事があるので、自宅にいると対応が
遅れてしまうかもしれない、と。

じゃあ先生、発生の瞬間に意識がなくなるんじゃ、ナースコールも出来ませんよね?
と聞くと、モバイル型の心電図モニターを胸につけ、ワイヤレスで飛ばして波形をモニタリングするのだという。

とりあえず、ここまで。

※たこつぼ型心筋症は日本人が発見して命名したのでこの名前になったそうだ。
http://ameblo.jp/ptstudy/entry-11362517772.html



妻、倒れる。

2013-03-17 01:18:00 | ノンジャンル
ひとつ下に「罪は甘んじて受けよう」なんて書いたら、妻が倒れた。
胸が痛く、呼吸も苦しいのでかかりつけの病院で検査したらトリポニン?の数値が高く、心筋梗塞や狭心症の疑いもあり、命に関わる事なので、近くの大学病院へ救急搬送。心カテ実施。

ここまで3/14、夕方の話し。遂に来たか、と言う感じ。

心臓カテーテルを待つ間、暇なので、その辺にいた医師や看護師を捕まえては「最近、心疾患の患者が増えてないか」質問する。2人とも特にそんな事は感じない、と答えた。

本人はだいぶ落ち着いてきた。
2~3時間かかるかも、と言われた心カテも1時間ちょいで終わった。肝心の医師の説明は、直後に別の急患が入り、明朝行われる事になった。