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『マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6』 今野敏

2021年06月16日 21時43分00秒 | ■読書
「今野敏」の長篇ミステリ小説『マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6』を読みました。


ここのところ国内ミステリ作品が続いています。

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殺人、自殺、性犯罪……。
ゴールデンウィーク最後の夜に起こった七件の事件を繋ぐ意外な糸とは? 
「藤森紗英」も再登場! 
大人気シリーズ第6弾。
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2015年(平成27年)に刊行された警視庁捜査一課「碓氷弘一」シリーズの第6作… 「ユースケ・サンタマリア」主演でテレビドラマ化されているようですね。


ゴールデンウィーク明けのある朝、出勤した警視庁捜査一課「碓氷警部補」の元に都内で起こった2件の自殺と2件の殺人の報が入る… 発生時刻はすべて同じ日の午後11時だった、、、

関連性を疑う第五係は「田端捜査一課長」の特命を受けて捜査を開始する… その後、さらに同日同時刻に都内で盗撮・強姦未遂等あわせて3件の事件が起こっていたことが判明。

第五係と、再度捜査協力に訪れた心理調査官「藤森紗英」は、意外な共通点に気づく… 一見関連性がないように見える7つ事件は、実は意外な共通点で繋がっていた……。


警視庁捜査一課「碓氷弘一」と心理調査官「藤森紗英」が、地道に捜査を進め、お互いの知識や経験・スキルを活かしながら協力して真相を突き止めていく警察小説… 後催眠により潜在意識に閉じ込められた強い願望が解放されたとしても、殺人事件や自殺、強姦未遂、盗撮等までには至らないだろうなー とは思いましたが、捜査の過程や警察官のプライベートな部分も丹念に描いてあり愉しく読めました、、、

400ページ強のボリュームでしたが、とても読みやすい文体だったので、思ったよりも早く読み終えました… 本シリーズ、機会があれば、別の作品も読んでみたいですね。




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