じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『シャーロック・ホームズの謎を解く』 小林司、東山あかね

2021年03月09日 21時41分00秒 | ■読書
「小林司」「東山あかね」の共著『シャーロック・ホームズの謎を解く』を読みました。


名探偵「シャーロック・ホームズ」関連の作品が続いています。

-----story-------------
「シャーロック・ホームズ」--その素晴らしい推理力で難事件を次々に解決する姿に心ときめかせた日々。
あれ、あの事件ってなんだった?
心配はいりません。
本書で一気に解決です。
ほんの一歩、知識をひろげるとそこは「シャーロッキアン」と呼ばれる人たちが楽しんでいる世界。
「ホームズ物語」の読み方が変わること間違いなしです。
「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」創立者にして会長をつとめる「小林司氏」「東山あかね氏」による決定版、待望の文庫化!
読みやすい謎本形式で読者を「ホームズワールド」にぐいぐい引き込みます!
-----------------------

1994年(平成6年)8月に飛鳥新社より『シャーロッキアンは眠れない』として出版された作品に加筆・訂正して2009年(平成21年)6月に文庫化された作品です。

 ■第一章 ホームズの謎めいた人物像
 ■第二章 ホームズとワトスンとの不思議な関係
 ■第三章 ホームズの奇妙な日常生活
 ■第四章 ホームズの多彩な趣味と教養
 ■第五章 「ホームズ物語」に秘められた謎
 ■第六章 ヴィクトリア朝の光と影
 ■第七章 ホームズ・ファンのひそかな楽しみ
 ■発生順の事件番号一覧
 ■「ホームズ物語」全60作品のワンポイント・チェック・リスト
 ■シャーロック・ホームズ物語の作品訳名対照リスト
 ■小林・東山共作リスト
 ■「文庫版」あとがき


名探偵「シャーロック・ホームズ」シリーズの勉強になりましたねー 趣味的な作品ですが、決してマニア向けになっていなくて読みやすく、『まだらの紐』の新解釈や、『赤毛連盟』の矛盾点、当時の文化や風俗等、愉しみながら読めました、、、

それにしても… 「ホームズ」が使いこなす、日本の格闘技「バリツ」って、何だったんでしょうねー 柔道説が濃厚のようですが、相撲説まであるらしく、興味深いですね。

あと、巻末に付いている『発生順の事件番号一覧』『「ホームズ物語」全60作品のワンポイント・チェック・リスト』『シャーロック・ホームズ物語の作品訳名対照リスト』も参考になりますね… 永久保存版かな、、、

「ホームズ」シリーズの読み方が変わりそうな一冊でした… 次は、「ホームズ」シリーズを読んでみようかな。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ジョン、全裸連盟へ行く──John ... | トップ | 『花の鎖』 2013年日本 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■読書」カテゴリの最新記事