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『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』 '11日本

2012年11月16日 22時54分00秒 | ■映画・ドラマ
"聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-"


嫁さんがレンタルしていた『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』を観ました。
私の方が夢中になって観ちゃいましたね。

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アメリカとの戦争に強く反対しながらも連合艦隊長官としてその端緒となる真珠湾攻撃を指揮することになった軍人「山本五十六」の知られざる実像を、作家「半藤一利」の監修の下、映画化した戦争ドラマ。
主演は『十三人の刺客』『最後の忠臣蔵』「役所広司」
監督は『孤高のメス』『八日目の蝉』「成島出」

1939年、夏。
好戦ムードに盛り上がる世論を背景に、陸軍が日独伊三国軍事同盟の締結を強硬に主張する中、海軍次官の「山本五十六」は敢然と異を唱える。
ドイツと結べばアメリカとの戦争は必然であり、両国の国力の差を冷静に見極めていた「五十六」にとっては、それは絶対に避けなければならない戦いだった。
しかし、「五十六」の懸命の訴えで一旦は棚上げにされるも、三国同盟締結の流れを完全に断ち切ることは出来なかった。
そんな中、「五十六」は聯合艦隊司令長官に就任する。
そして、「五十六」が予想したとおり、アメリカとの戦争は日に日に現実味を帯びてくる。
対米戦の回避を願う自らの信念と、聯合艦隊司令長官としての職責の狭間で苦悩を深める「五十六」だったが…。
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「山本五十六」という人物については、聯合艦隊司令長官として子どもの頃から名前は知っていたし、「半藤一利」の著書等で断片的に得た知識で、良識のある軍人だったことは理解していましたが、本作品を観て、その人物像に魅せられてしまいましたね。



日本やアジアだけでなく、世界全体を観る幅広い視点、

終わり方、終わらせ方まで考える先を見据えた長期的な視野、

それらの情報により大局観を備え、物事を冷静に見極める判断力、

部下や同僚、市井の市民のことまで考える暖かい心、

リーダーに必要不可欠な素養を兼ね備えた人物だったように思いますね。


これは現在の社会… 企業や政治にも通用する人物だったろうし、「山本五十六」が、当時の日本のリーダーであったなら、後世の歴史は大きく変わっていただろうなぁ と感じました。

とても魅力を感じました。


140分が早く感じましたねぇ… そして、「山本五十六」のことを、もっと知りたくなりましたね。



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監督: 成島出
監修: 半藤一利
プロデューサー: 小滝祥平
脚本: 長谷川康夫
    飯田健三郎
撮影: 柴主高秀
特撮監督: 佛田洋
美術: 金田克美
編集: 阿部亙英
音楽: 岩代太郎
VFXディレクター: 鹿住朗生
VFXプロデューサー: 浅野秀二
照明: 長田達也
装飾: 大坂和美
録音: 橋本文雄
録音監督: 橋本文雄
出演:
 役所広司 山本五十六
 玉木宏 真藤利一
 柄本明 米内光政
 柳葉敏郎 井上成美
 阿部寛 山口多聞
 吉田栄作 三宅義勇
 椎名桔平 黒島亀人
 益岡徹 草野嗣郎
 袴田吉彦 秋山裕作
 五十嵐隼士 牧野幸一
 河原健二 有馬慶二
 碓井将大 佐伯隆
 坂東三津五郎 堀悌吉
 原田美枝子 山本禮子
 瀬戸朝香 谷口志津
 田中麗奈 神崎芳江
 中原丈雄 南雲忠一
 中村育二 宇垣纏
 伊武雅刀 永野修身
 宮本信子 高橋嘉寿子
 香川照之 宗像景清






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