イギリスの政治家・作家ジェフリー・アーチャーの長篇ミステリ作品『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班(原題:Over My Dead Body)』を読みました。
ジェフリー・アーチャーの作品は昨年9月に読んだ『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』以来です。
-----story-------------
スコットランドヤード警視総監への道を歩む刑事ウォーウィックが豪華客船の死体と未解決殺人の謎に迫る!
巨匠アーチャーが放つ、英国警察小説。
〈ウィリアム・ウォーウィック〉シリーズ第4話。
「著者インタヴュー」と「ウィリアム・ウォーウィックの極秘ファイル」を特別収録!
ロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは警部昇任後、豪華客船に乗り、束の間の休暇を妻と過ごしていた。
だが一族を引き連れた老大富豪が後継者争いの最中に死亡。
ウィリアムは真相究明に乗り出す。
一方、彼の留守を預かる同僚たちは5件の未解決殺人の再捜査を開始。
まもなくウィリアムも合流し、敵対する犯罪組織の報復殺人事件を追うが??。
巨匠が放つ、至高の英国警察小説!
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2021年(令和3年)に発表された作品……ウィリアム・ウォーウィック・シリーズの第4作です、、、
本シリーズは第1作『レンブラントをとり返せ―ロンドン警視庁美術骨董捜査班―』、第2作『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』と順番に読んでいたのですが、今回は第3作を飛ばして第4作を読んじゃうことになりました。
ロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは警部昇任後、ピルグリム・ラインの豪華客船オールデンでニューヨークに向かい、束の間の休暇を妻ベスと過ごしていた……だがピルグリム・ラインの経営者一族を引き連れた老大富豪フレイザー・ブキャナンが後継者争いの最中に急死、、、
ウィリアムは真相究明に乗り出す……一方、彼の留守を預かる同僚たちは5件の未解決殺人の再捜査を始動。
まもなくウィリアムも合流し、敵対する犯罪組織の報復殺人事件を追うが……巨匠ジェフリー・アーチャーが放つ、至高の英国警察小説!
シリーズの作品毎に昇任しているウィリアムは、本作では捜査警部……未解決殺人事件特別捜査班を率いて、過去の未解決事件を解決しつつ、未読の第3作で死んだことになっていた美術品の大物窃盗詐欺師マイルズ・フォークナーが姿と名前を変えて生きており、その弁護士ブース・ワトソンとの対決が平行して描かれる展開、、、
たまたま乗り合わせた豪華客船オールデンでの殺害事件も描かれ、慌ただしく感じましたね……元囮捜査官のロス・ホーガンの活躍が目覚ましく印象に残りました。
多くの事件が描かれている影響で、全体的には物語に深みを感じなかった印象……ウィリアムの活躍よりも、犯罪側のコンビ、フォークナーとワトソンが悪知恵を絞って謀を駆使して捜査側を騙し、出し抜こうとする姿の方が印象に残る作品でした。
ジェフリー・アーチャーの作品は昨年9月に読んだ『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』以来です。
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スコットランドヤード警視総監への道を歩む刑事ウォーウィックが豪華客船の死体と未解決殺人の謎に迫る!
巨匠アーチャーが放つ、英国警察小説。
〈ウィリアム・ウォーウィック〉シリーズ第4話。
「著者インタヴュー」と「ウィリアム・ウォーウィックの極秘ファイル」を特別収録!
ロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは警部昇任後、豪華客船に乗り、束の間の休暇を妻と過ごしていた。
だが一族を引き連れた老大富豪が後継者争いの最中に死亡。
ウィリアムは真相究明に乗り出す。
一方、彼の留守を預かる同僚たちは5件の未解決殺人の再捜査を開始。
まもなくウィリアムも合流し、敵対する犯罪組織の報復殺人事件を追うが??。
巨匠が放つ、至高の英国警察小説!
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2021年(令和3年)に発表された作品……ウィリアム・ウォーウィック・シリーズの第4作です、、、
本シリーズは第1作『レンブラントをとり返せ―ロンドン警視庁美術骨董捜査班―』、第2作『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』と順番に読んでいたのですが、今回は第3作を飛ばして第4作を読んじゃうことになりました。
ロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは警部昇任後、ピルグリム・ラインの豪華客船オールデンでニューヨークに向かい、束の間の休暇を妻ベスと過ごしていた……だがピルグリム・ラインの経営者一族を引き連れた老大富豪フレイザー・ブキャナンが後継者争いの最中に急死、、、
ウィリアムは真相究明に乗り出す……一方、彼の留守を預かる同僚たちは5件の未解決殺人の再捜査を始動。
まもなくウィリアムも合流し、敵対する犯罪組織の報復殺人事件を追うが……巨匠ジェフリー・アーチャーが放つ、至高の英国警察小説!
シリーズの作品毎に昇任しているウィリアムは、本作では捜査警部……未解決殺人事件特別捜査班を率いて、過去の未解決事件を解決しつつ、未読の第3作で死んだことになっていた美術品の大物窃盗詐欺師マイルズ・フォークナーが姿と名前を変えて生きており、その弁護士ブース・ワトソンとの対決が平行して描かれる展開、、、
たまたま乗り合わせた豪華客船オールデンでの殺害事件も描かれ、慌ただしく感じましたね……元囮捜査官のロス・ホーガンの活躍が目覚ましく印象に残りました。
多くの事件が描かれている影響で、全体的には物語に深みを感じなかった印象……ウィリアムの活躍よりも、犯罪側のコンビ、フォークナーとワトソンが悪知恵を絞って謀を駆使して捜査側を騙し、出し抜こうとする姿の方が印象に残る作品でした。
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