Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

11/22(金) 今週の追い切り情報 ジャパンカップ

2024-11-22 | 調教
 
 今日は土日の重賞に出走する各馬の追い切り情報を集約します。web情報を更新されているみなさん、いつも感謝してます。数が多いのでコメントは省きます。まずは発走順で土曜の京都・京都2歳Sからですが、シンフォーエヴァーが回避して8頭になりました。
 
※ 下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬    
 土曜 京都11R ラジオNIKKEI杯京都2歳S GⅢ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                         
       4.8  エリキング  
       4.6  クラウディアイ
 ☆★★★★ 4.5         
       4.2  スリーキングス
  ★★★★ 4.0  サラコスティ   
       3.6  ジョバンニ
  ☆★★★ 3.5  
 
   ★★★ 3.0  ウォータークラーク
 
※下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬/(*  )はサンプル不足の仮評価    
 日曜 東京12R ジャパンカップ 国際GⅠ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                        
       4.6  ドウデュース     スターズオンアース  
 ☆★★★★ 4.5   
       4.3  シンエンペラー    チェルヴィニア
           ソールオリエンス       
       4.2   (*ゴリアット)
  ★★★★ 4.0  ジャスティンパレス  ドゥレッツァ   
 
  ☆★★★ 3.5    
       
   ★★★ 3.0  シュトルーヴェ
 
※下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬/(*  )はサンプル不足の仮評価
 日曜 京都12R 京阪杯 GⅢ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0  ドロップオブライト                       
 
 ☆★★★★ 4.5  モズメイメイ       
 
  ★★★★ 4.0  ウインカーネリアン  (*グランテスト)
           (*グレイトゲイナー)  チェイスザドリーム
           ビッグシーザー   
       3.7  マメコ        レッドヒルシューズ
  ☆★★★ 3.5  エイシンスポッター
 
   ★★★ 3.0  アグリ
 
 
 さて、どうなるか楽しみです。
 本日もお読みいただきありがとうございました。よい週末をお迎えください。
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11/21(木) キャピタルSの展望

2024-11-21 | 分析
 今日は土曜東京メインのキャピタルSを検討してみます。去年は(意外に)堅く収まりましたが、過去10年では①人気が馬券になったレースが4/10、②人気は5/10で、あまりあてにならず、二桁人気もよく連に絡んでいますので、何やら不穏な空気が漂います。外国人騎手も騎乗することですし(たぶん?)、これはJC前日に一稼ぎするチャンスでしょう。過去10年の3着以内馬の傾向を見ながら、主軸馬の目星をつけてみようと思います。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇富士S       8ロジリオン⑨3着 レッドモンレーヴ③9
                  ゴンバデカーブース⑤10着 エアロロノア⑬13着)
 〇ポートアイランドS 5頭アスクコンナモンダ③1着 
 〇スワンS      3頭マテンロウオリオン⑰7着 
 〇紅葉S       2頭ウォーターリヒト①1着)
  ※紅葉Sは今年よりキングカメハメハ杯に名称変更
 
 ちなみに、間隔で言えば、中3・4週(上の富士S組、スワンS組、キンカメ杯組のほかではグレイイングリーンラケマーダ)、中7週(同ポートIS組のほかでは、トロヴァトーレ)が多く、半年以上ぶりの久々の馬もわりと馬券に絡む印象です。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳  6頭  〇4歳 12頭  〇5歳 4頭   
 〇6歳  7頭  〇7歳  1頭        
/〇牝馬   2頭  〇騸馬 0頭    
 
 4歳馬中心です。3歳勢は2018年タワーオブロンドンの②人気2着以来、ここ5年は昨年の4着が最高で、やや劣勢という感じです。今年はロジリオンやゴンバデカーブースなど、3歳の実力馬が参戦しますが、どうなるでしょうか。
 
3)血統
 流行廃りがあってやや難解です。ここ3年は父ディープインパクト系が来ています。あまり強調できる程ではありませんが、数も多くないので、一応この血統で該当馬を拾ってみます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 グラスミヤラビ  :父サトノアラジン(ディープインパクト)/母父ジャングルポケット(トニービン)
 ・グレイイングリーンディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Closing Argument(Man o'War系)
 ・ドナベティ    :リアルスティール(ディープインパクト)/母父Malibu Moon(A.P.Indy)
 ・ドーブネ     ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Footstepsinthasand(Storm Bird系)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 Gレースではないため、分析はありません。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・ゴンバデカーブース  2・0・0・3
 ・スコールユニバンス  4・7・2・22
 ・トロヴァトーレ    4・1・0・2
 ・メイショウチタン   5・4・3・27
 
6)結 論  
 近年劣勢の3歳馬ですが、今回のメンバーならば互角と見て、前走富士S組からゴンバデカーブースを中心視します。同じく3歳のロジリオンには2連敗で、前走も先着を許しましたが、上がり脚では負けていませんでしたし、坂を上がってからの伸びがイマイチだったのは、久々で馬体が16㌔増えていたせいもあるでしょう。叩いた今回は違ってくると思います。相手は、同じ3歳ならロジリオンよりもトロヴァトーレの勢いを評価しようかと思います。その他では、実績馬からレッドモンレーヴアスクコンナモンダサンライズロナウドに、昨年の勝ち馬で今年も57㌔で出られるドーブネも外せません。それから、前走クイーンSで①人気10着だったウンブライルも今回は巻き返しがあって当然です。あと、マテンロウオリオンやグレイイングリーンもいますが、そこまで手が回るか。伏兵ならばメイショウチタンも加えなければならないでしょう。
 ということで、
 
 ゴンバデカーブース 〇トロヴァトーレ ▲レッドモンレーヴ △ウンブライル…… 
でまとめてみます。レッドモンレーヴとウンブライルが人気を落とすようなら好馬券になりそうです。JC前日に軍資金が確保できるとよいのですが。
 
 明日はJCの調教具合を見てみます。本日もお読みいただきありがとうございました。週末まであと一息ですね。
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11/20(水) 京阪杯の展望

2024-11-20 | 分析
 今日はJCデーの京都最終レースに設定されているGⅢ京阪杯を検討してみます。ハンデ戦でもないのに過去10年で三連複万馬券が6回と、メンバー次第とはいえ超万馬券も飛び出す波乱の一戦です。今年もGⅠ出走の実力馬たちが何頭か参戦しますが、人気どおりには収まらない感じがします。阪神開催を含む過去10年の3着以内馬の傾向をデータで追って、波乱の立役者を探してみます。なお、登録数が多いため除外馬が出る見込みです。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇スワンS     6ウインカーネリアン④6着 アグリ③10
 〇スプリンターズS 5頭エイシンスポッター⑮9着 モズメイメイ⑪10着
                  ヴェントヴォーチェ⑫16着 
 〇オパールS    4頭ビッグシーザー⑥1着 グランテスト①4着
                  プルパレイ⑧9着 アネゴハダ⑬12着) 
 〇キーンランドC  2頭(※該当なし)
 〇桂川S      2頭(※該当なし
 〇京洛S      2頭(*該当レースなし)
 
 ちなみに、間隔で言えば、中3週(スワンS)、中7週(スプリンターズS)、中2週(該当馬:サブライムアンセム、ペアポルックス、レッドヒルシューズの順で多く、80%は中8週以内です。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳  4頭  〇4歳 9頭  〇5歳 10頭   
 〇6歳  5頭  〇7歳 2頭        
/〇牝馬   5頭  〇騸馬 0頭    
 
 4・5歳馬中心で、6歳以上の年長馬もそこそこ走っています。7歳のウインカーネリアンやヴェントヴォーチェは好走できるでしょうか。
 
3)血統
 父系のノーザンダンサー系(ND)が長く好走を続けてきましたが、近年は父キングカメハメハ系が目につきますので、父ロードカナロアと父ドゥラメンテら、キンカメの血統で該当馬をピックアップしておきます。ちなみに、父NDならアグリヴェントヴォーチェです。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 グランテスト   :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父シンボリクリスエス(Kris S.)
 ・スコールユニバンスドゥラメンテ(キングカメハメハ)/母父Firebreak(Man o'War系)
 ・セッタレダスト  :トゥザグローリー(キングカメハメハ)/母父ラストタイクーン(Try My Best)
 ・チェイスザドリームロードカナロア(キングカメハメハ)/母父アドマイヤムーン(エンドスウィープ)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 牝馬の評価は下げるべき:牝馬の複勝率10%
 ② 前走右回りが優勢:複勝率は左回り4.3%、直線10%
 ③ 内寄りの枠(1~7)が優勢:複勝率26.5%、8~18は同12.5%
   :外寄り枠で3着以内だった馬の77%は前走4着以内
 ④ 通算出走数18戦以内:複勝率31.4%、19戦以上は同8.2%
   :19戦以上で3着以内だった馬の3/4頭は前走6着以内で4角8⃣番手以内
 
 枠が決まっていないので③以外の条件で合致する馬を挙げると、アグリウインカーネリアンヴェントヴォーチェビッグシーザーペアポルックスの計5頭います。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・エイシンスポッター  6・2・3・12
 ・スコールユニバンス  4・7・2・22
 ・ビッグシーザー    6・2・3・6
 ・ラプタス        10・3・2・16
 
6)結 論  
 前走GⅠスプリンターズS組が格上なのは確かですが、データから浮上するのはビッグシーザーでしょう。去年3歳時は③人気で5着、デビュー以来9戦連続で①人気に支持され連勝を重ねた時期もありましたが、古馬と混ざってからは意外に勝ちきれないレースが多く、ジリっぽい感じで来ました。前走はトップハンデの58㌔で勝ちましたので、そろそろジリっぽさを払拭して強い競馬をしてくれると期待します。血統上も、去年・おととしと連覇したトウシンマカオと同じ父ビッグアーサーですから大丈夫でしょう。相手としては、前走GⅠ組からは一番着順のよかったエイシンスポッター、スワンS組からアグリウインカーネリアン、その他3歳馬のペアポルックスも侮れませんし、牝馬についても、JRAは評価を下げるべきと言っていますが、まったく来ないこともないでしょうから、ドロップオブライトグランテストは要警戒と思います。モズメイメイはピークを過ぎた感じがあるのがどうでしょう。あと、ヴェントヴォーチェとテイエムスパーダもいますが。
 ということで、
 
 ビッグシーザー 〇エイシンスポッター ▲グランテスト △アグリ…… 
でまとめてみます。グランテストが来るといい配当になりそうです。JCを獲っていい気分でレースを迎えられるとよいのですが。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。寒暖差が大きいので体調には気をつけていきましょう。
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11/19(火) 京都2歳Sの展望

2024-11-19 | 分析
 今日は土曜京都メインの京都2歳Sを検討してみます。東スポ杯2歳Sと同様、出走頭数が少ないので大波乱まではと思いますが、去年勝ったシンエンペラーはその後ダービー3着で凱旋門賞にも挑戦し、今度のJCにも出るような実力馬ですし、おととし2着だったトップナイフは暮れのホープフルS2着、クラシックではふるいませんでしたが、夏の札幌記念を制し、先日のアンドロメダSも最後方から3着に突っ込んで来ました。今年も「逸材」が隠れているかどうか。持ち時計や過去10年の3着以内馬の傾向などから、確かめてみようと思います
 
 
1)持ち時計
 過去10年では、2014年だけ稍重で、あとはすべて良馬場で施行されました。良馬場の勝ち時計の平均は、全体で2分01秒5、上がりが34.7秒です。3年間の阪神開催をはさんで、上がり時計35秒台が続いているのは、近年はスローからの直線勝負ではなく、最初から速いペースで流れているためかなと思います。ここ10年で一番時計が速かった去年のレースはその典型で、勝ったシンエンペラーは1分59秒8(上がり35.3)でした。参考までに、その前年のトップナイフは阪神でのものですが、2分00秒5(同35.3)でした。今年も良馬場ならば、2分00秒台、上がり35秒台前半くらいで決着するのではないかと予想しています。今回の出走各馬の持ち時計上位は以下のとおりです。
 
 サラコスティ    08/18中京 未勝利    ①1着 2分00秒4 34.0  
 クラウディアイ   08/25中京 新馬     ②1着 2分02秒6 34.1
 エリキング     09/21中京 野路菊S   ①1着 2分02秒8 33.4
 ジョバンンニ    09/21中京 野路菊S   ②2着 2分02秒9 33.3
 スリーキングス   09/15中京 新馬     ①1着 2分02秒9 36.9 
 
 ウォータークラーク 11/03京都 新馬     ④1着 1分48秒3 34.4 
 
 参考までに去年(2023年)の上位3頭の前走は以下のとおりです。
1⃣シンエンペラー   11/04東京 新馬     ②1着 1分48秒1 33.8
2⃣プレリュードシチー 11/04東京 未勝利    ①1着 2分01秒9 34.3  
3⃣サトノシュトラーセ 10/15京都 未勝利    ①1着 2分02秒7 34.9 
 
 ついでに先日の東スポ杯2歳Sの上位3頭の前走時計も載せておきます
1⃣クロワデュノール  06/09東京 新馬     ③1着 1分46秒7 33.8
2⃣サトノシャイニング 09/22中京 新馬     ②1着 2分04秒3 33.7
3⃣レッドキングリー  10/05東京 新馬     ①1着 2分02秒4 33.4   
 
 2連勝で臨むエリキングが頭一つくらいリードしているにしても、東スポ杯で2着だったサトノシャイニングの前走時計と比較すれば、野路菊Sで同馬に0.1差2着だったジョバンニ、重馬場の新馬戦で同じく0.2差2着だったサラコスティもけっこうやれそうな感じです。これにクラウディアイ以下が迫れるかどうか。特にウォータークラークは稍重の新馬でこの時計ならば、上位とそれほど遜色ない感じがしています。
 
2)前走(ステップ)とレース間隔
※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇新馬      7ウォータークラーク④1着 クラウディアイ②1着
                スリーキングス①1着 テイクイットオール⑥1着
 未勝利     7頭サラコスティ①1着 ルクスレゼルヴァ③1着 
 〇萩S      5頭(※該当なし)
 〇札幌2歳S   2頭(※該当なし
 〇黄菊賞     2頭(※該当なし) 
 
 前走との間隔で、一番多いのは中3・4週で、全体の76%は中6週以内です。今回の主力勢には間隔をあけている馬が多いので、疑念なきにしもあらずです。ウォータークラーク(だけ)が中2週なので、ちょっと気になります。
  
3)血統
 流行廃りがありますが、去年は父系・母系ともにノーザンダンサー系(ND)が上位を占めました。とりわけ母系はNDが比較的安定して走っていますので、ちょっと数が多くなりますが、これで該当馬を拾っておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
ウォータークラーク :父ウォータービルド(ディープインパクト)/母父キングヘイロー(Lyphard系)
エリキング     :父キズナ(ディープインパクト)/母父High Chaparral(Sadler's Wells)
ジョバンニ     :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父Footstepsinthesand(Storm Bird系)
スリーキングス   :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父War Front(Danzig)
テイクイットオール :父キズナ(ディープインパクト)/母父War Front(Danzig)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 前走3着以内:過去10年で前走4着以下の複勝率0%
 ② 前走芝1800以上:1600以下やダート戦は不振
 ③ 乗り替わりはややマイナス
  :複勝率は前走と同じ34.4%、乗り替わりは20%
 ④ 軸馬は単勝オッズ1桁の馬から:10.0倍以上の複勝率15.6%
 
 ④だけ不明ですが、ウォータークラーク、エリキング、クラウディアイ、ジョバンニ、スリーキングスは条件をクリアしています。
 
5)結 論  
 おそらくエリキングが人気になるでしょう。逆らわない方が無難な気もしますが、私的には上のデータに反して、あえてサラコスティを上位にとりたいと思っています。新馬戦では重馬場でエリキングを交わせませんでしたが、良馬場なら借りを返せると思います。その他では、もちろんジョバンニクラウディアイに、初戦で根性を見せたスリーキングスあたりでしょうか。あと、ウォータークラークに一角崩しがあるかどうか。頭数も少ないので、このあたりでの勝負と見込んでいます。もし、エリキングが①人気になるなら、別馬から入るのが妙味ありです。今日のところは、
 
 サラコスティ 〇エリキング ▲ジョバンニ △スリーキング……
でまとめておきます。スリーキングが頑張って馬券圏内に来ればいい配当になりそうですが。
 
 明日はJC後の荒れる?短距離戦、京阪杯を検討してみます。本日もお読みいただきありがとうございました。寒くなってきましたので、暖かくしてお過ごしください。
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11/18(月) ジャパンカップの展望

2024-11-18 | 分析
 昨日は東京・京都のメインがいずれも三連がいい配当になりましたが、馬券の方は両方とも3着馬を外してしまい、残念な結果に終わりました。
 マイルCSはソウルラッシュの完勝でした。GⅠを7戦目にして勝つというのも珍しいので、一応メモ書きしておきますが、団野くん、見事な騎乗でした(〇数字は単勝人気、馬名は勝馬)。この勢いなら、続けて12月の香港マイルも奪取できるかもしれません。
 〇2022年 安田記念  ⑥13着 (ソングライン)
        マイルCS  ⑤4着 (セリフォス)
 〇2023年 安田記念  ⑥9着 (ソングライン)
        マイルCS  ③2着 (ナミュール)
        香港マイル   4着 (ゴールデンシックスティ)
 〇2024年 安田記念  ②3着 (ロマンチックウォリアー)
        マイルCS  ④1着 
  
 さて、小春日和が続いているうちに秋競馬もフィナーレを迎えつつあります。今度の日曜はいよいよジャパンカップ(JC)で、オーギュストロダンほか、外国馬が3頭やって来ます。久しく外国馬の大物が出走しない名ばかりの国際GⅠ競走でしたが、他の2頭はともかく、オーギュストはディープ産駒だけに日本の芝は合いそうです。いったいどんな走りを披露するのか、注目の一戦です。過去10年の3着以内馬の傾向を調べてみます。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇天皇賞・秋       14ドウデュース②1着 ジャスティンパレス⑥4着 
                      ソールオリエンス⑦7着 ダノンベルーガ⑤14着
 〇秋華賞        4頭チェルヴィニア①1 
 〇京都大賞典      4頭プラダリア③7着 ブローザホーン①11着 
 〇神戸新聞杯      2頭(※該当なし)
 〇アルゼンチン共和国杯 2頭(※該当なし
 
 ちなみに、間隔で言えば、中8週以内の馬が大多数で、久々で馬券になったのは去年のスターズオンアース(中7ヶ月)くらいしかいません。今回同馬は前回以上の8ヶ月ぶりの出走となります。去年の例があるので大丈夫かも知れませんが、好ましい傾向でないのは確かです
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳  7頭  〇4歳 12頭  〇5歳 11頭   〇6歳以上なし
/〇牝馬   7頭  〇騸馬 なし    
 
 6歳以上の馬は出番なしです。また、斤量が軽い分、3歳牝馬が好走する傾向もあります。チェルヴィニアにはよいデータです。
 
3)血統
 全体的に父はサンデー系が主流で、キンカメ系がポツリポツリ、母系はミスプロ系が強い感じがしますが、父サンデー系=母父ミスプロ系のパターンの馬は今回見当たりませんので、次善で、父サンデー系=母父ノーザンダンサー系(ND)のパターンの馬を拾っておきます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 オーギュストロダン:父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Galileo(Sadler's Wells)
 ・ジャスティンパレスディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Royal Anthem(Nureyev系)
 ・ソールオリエンス :キタサンブラック(ブラックタイド)/母父Motivator(Sadler's Wells系)
 ・プラダリア    :父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父クロフネ(Vice Regent系)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① JRA所属馬中心:2005年のアルカセット後、外国馬は勝っていない
 ② 6歳以上の馬は来ていない
 ③ 内枠優勢:特に1枠の複勝率58.8%
 ④ 前走天皇賞(秋)組が好走:6年連続で連対
 ⑤ 外国人騎手か三冠ジョッキー騎乗馬
 ⑥ GⅠを既に勝っている馬が断然:過去10年で8/10頭
 
 条件に合致するのはジャスティンパレスドウデュースで、ダノンベルーガがこれに続きます。ソールオリエンスはどうでしょうか。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・オーギュストロダン    8・3・0・4
 ・ソールオリエンス     3・3・1・4
 ・ドゥレッツァ       5・1・1・2
 ・ドウデュース       7・1・1・6
 ・ファンタスティックムーン 7・3・1・3
 
6)結 論  
 大方の見方(期待)はドウデュースオーギュストロダンの対決で、地の利でドウデュースにやや分があるというところかなあと思います。あとは天皇賞組のジャスティンパレスソールオリエンスの巻き返しや、3歳牝馬で斤量的に有利なチェルヴィニア、去年3着のスターズオンアース、英国帰りのドゥレッツァあたりが有力でしょう。馬場が渋ればブローザホーンも侮れませんが、新馬戦以来の東京コースがどうでしょうか。いずれにしても上位人気に支持された馬から勝ち馬が出そうです。
 乾いた馬場なら人気でもドウデュースかなあと見ています。もし、雨で渋れば、オーギュストの逆転もあり得ますが、日曜の予報は今のところ晴なので、普通に走ってくれれば大丈夫でしょう。相手はジャスティンパレスを上にとり、オーギュストは3番手です。穴はソールオリエンスでしょうか。二桁人気の馬まで出番は回ってこないと思いますので、
 
 ドウデュース 〇ジャスティンパレス ▲オーギュストロダン △ソールオリエンス…… 
でまとめておきます。ポイントは、中位人気の馬が勝つまではともかく、上位に来られるかどうかでしょう。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。今週は冬の前触れの寒波が来るらしいので、最近の陽気に慣れた身体にはちょっとこたえそうです。どうか暖かくしてお過ごしください。
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