Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

20250207(金) 今週の追い切り情報

2025-02-07 | 調教
 
 今日は金曜ですので、今週の重賞出走馬の追い切り評価をまとめておきます。他人頼みの平均値ですが、先週の結果も載せておきましょう(数字は上位5着まで)。
 
 日曜 京都11R シルクロードS   
 ★★★★★ 5.0
       4.6  ペアポルックス
 ☆★★★★ 4.5 
       4.4 ウインカーネリアン
  ★★★★ 4.0  クファシル   
       3.8  セントメモリーズ               
       3.6 カピリナ        ピューロマジック
  ☆★★★ 3.5  
       3.2  レッドアヴァンティ
   ★★★ 3.0  スリーアイランド    ソンシ
            マイヨポア      メイショウソラフネ 
          (*エイシンフェンサー)
 
 日曜 東京11R 根岸S   
 ★★★★★ 5.0                    
 
 ☆★★★★ 4.5 
       4.3  アームズレイン    ロードフォンス 
       4.1 アルファマム
  ★★★★ 4.0  ショウナンライシン                 
       3.8 サンライズフレイム
  ☆★★★ 3.5  フリームファクシ  
       3.3 クロジシジョー     ドンフランキー
       3.1 コスタノヴァ
   ★★★ 3.0  サトノルフィアン
 
 では、今週の2重賞の平均値を上から並べてみます。Webに情報を上げている皆様、いつもながらコンテンツを拝見させていただいて感謝申し上げます。
 
※下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬/(*  )はサンプル不足の仮評価    
 日曜 京都11R きさらぎ賞 GⅢ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                       
       4.8  ショウヘイ
 ☆★★★★ 4.5 
 
  ★★★★ 4.0  ミニトランザット    (*ヒルノハンブルク)   
       3.8  エリカアンディーヴ  サトノシャイニング               
       3.6  ランスオブカオス   リンクスティップ
  ☆★★★ 3.5  
       3.2  スリーキングス
   ★★★ 3.0  ウォーターガーベラ  ジェットマグナム
 
 一番手はショウヘイです。期待のサートゥルナーリアの初年度産駒で、川田くんが騎乗することもあり、人気にもなりそうです。二番手は前走京成杯3着のミニトランザットで、個人的には今のところのです。もう一頭、参考値ながらヒルノハンブルクもいます。ダートから転戦して芝は初めてですが、追い切りの時計が良かったので、おととしのホープフルSで穴をあけたサンライズジパングのような存在に見えなくもありません。①人気が予想されるサトノシャイニングは、エリカアンディーヴとともにその次くらいで、まずまずといったところでしょう。少頭数ながら10頭全てが3.0以上で、どの馬もそれなりに調子は良さそうです。まだクラシックの本番は先ですが、ここで候補に名乗りを上げる馬が出て来るかどうか楽しみです。
 
 つづいて日曜東京の東京新聞杯です。
 
※下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬    
 日曜 東京11R 東京新聞杯 GⅢ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                     
       4.6  ウォーターリヒト
 ☆★★★★ 4.5 
       4.3  ブレイディヴェーグ 
  ★★★★ 4.0  セオ                 
       3.8  サクラトゥジュール   ジュンブロッサム
            ボンドガール
  ☆★★★ 3.5    
       3.3  コラソンビート     ゴートゥファースト
            マテンロウスカイ
       3.1  オフトレイル
   ★★★ 3.0  
 
 一番手はウォーターリヒトです。前走京都金杯では④2着、前々走でトロヴァトーレに差し切り勝ちしてから株を上げた感じです。ここでも好調維持で、私的なでもありますし、念願の重賞に手が届くかどうか、期待の一頭です。二番手は①人気が予想されるブレイディヴェーグで、以下セオサクラトゥジュールジュンブロッサムボンドガールなどが僅差で続きます。穴っぽいのはコラソンビートでしょうか。桜花賞で大敗(16着)してから精彩を欠いていますが、東京コースは過去2・0・1・0と得意としているので、舞台が替わってアッと言わせるかもしれません。あと、op昇級初戦の馬が意外に好走するという過去データからは、ゴートゥファーストも不気味な感じです。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。なかなか寒波が抜けてくれなくて、各地で大雪ですが、どうかよい週末をお迎えください。無事を祈ります。
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20250205(水) 土曜のねらいレース

2025-02-05 | 展望
 土曜日は重賞レースがありませんが、京都で3歳のリステッド戦が組まれています。桜花賞はまだ先ですが、2020年のデアリングタクトはもちろん、ここ2年、桜花賞の上位馬を輩出しているレースで、さながら最初のトライアル戦の趣がありますので、よく見ておかないといけない重要レースでしょう。今日はこのレースを簡単に検討してみます。
 
 土曜京都10R エルフィンS 3歳opL 芝1600 
 
1)前走(ステップ)
 好ステップは11月の白菊賞①、1月の紅梅S②に、あまり時期に関係なく新馬未勝利勝ち③で臨む馬たちです。今回①は該当なし、②はフェルシナ、③が8頭いますが、中では6月に新馬勝ちして8ヶ月ぶりとなるダノンフェアレディの走りに注目です。
2)血統
 全体的には父サンデー系に母系ノーザンダンサー系が優勢に映りますが、今回は該当する馬が見当たらないので、母系ミスプロで拾ってみると、父キズナ×母父ミスプロのパターンで、グローリーリンクダノンフェアレディが該当します。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
3)持ち時計
 同距離のマイルでは、ダノンフェアレディカムニャック、1400ではチューワランサヴーレヴーフェルシナが上位です。
4)結 論 
 おそらく①人気は好素材のダノンフェアレディで、あまり人気をかぶるとどうかとは思いますが、桜花賞を射程に入れている好素質馬と考えれば、相応の貫禄ありと思えます。カムニャックは前走のアルテミスSで①人気6着でしたから、今回は次位人気に下がると思われますが、時計は悪くないので、当然上位争いの一頭でしょう。私としては、この2頭よりも、前走雨中のファンタジーSで届かずの4着だったヴーレヴーを評価してこちらに◎を打ちます。初のマイル戦ですが、前走の1400戦は道悪でなければ差しが決まっていた可能性がありますし、京都は秋に勝っているのもプラスです。あとは、1400の持ち時計があるチューワランサフェルシナが届くかどうか。距離を縮めてきたピリカサンライズも未知の魅力がありそうです。もう一頭、初戦で経験馬相手に楽勝だったグローリーリンクも加えておきましょう。まだ実力の程がわからない馬が多いですが、
 
 ヴーレヴー 〇ダノンフェアレディ ▲カムニャック △チューワランサ…… 
でまとめてみます。
 
 もうひとつ、京都メインのアルデバランSもざっと見ておきます
 
 土曜京都11R アルデバランS op ダート1900 
 
1)前走(ステップ)
 ステップは多様ですが、前走が12月下旬から1月あたりで、あまり間隔をあけずに臨む馬がわりと好走している感じもします。今回で言えば、ベテルギウスSポルックスS組でしょうか。
2)血統
 流行廃りがあってこれも難解です。京都1900ダートの全体傾向としてはドレフォン産駒が抜群ですが、条件戦まで含むデータですので、opクラスに限定すると、やや趣が違ってくると思います。個人的な印象では、ミスプロ系キングカメハメハエンパイアメーカーの血脈が好走している感じがします。これだと、ダノンブレットバハルダールブライアンセンスあたりが該当しますが。
3)宮田式バイオリズム
 今回バイオリズムが適合的なのは以下のとおりです。
  グリューヴルム   4・3・1・7
  ゼットリアン    4・4・1・8
  バハルダール    5・5・2・13
  ピースオブザライフ 4・1・3・9
  メイショウユズルハ 4・3・6・14
4)結 論 
 レースをやるたびに順番が違ってきそうな実力伯仲のメンバーですが、前走で大負けしていない馬を軸に据えるとすれば、ジューンアヲニヨシタイセイドレフォンブライアンセンスブレイクフォースメイショウユズルハヤマニンウルスあたりが候補になるでしょう。この中から思い切って狙うならメイショウユズルハ、手堅く行くならブライアンセンスですが、ちょっと足りない感じもします。個人的には、前走でダート適性を見せたジューンアヲニヨシがいいと思います。相手は上の馬たちに加えて、バハルダール、昇級組のモンブランミノルリアレストも侮れないと思います。穴っぽいのは、デリカダヴィブラフォンでしょうか。
 ということで、
 
 ジューンアヲニヨシ 〇バハルダール ▲メイショウユズルハ △デリカダ…… 
これは着順はおろか、オッズの人気順もわからない、馬券的にはハイグレードな一戦で、宮田式馬券術の出番かなと思います。どうなりますか。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。寒波襲来で大雪のところも多いようです。どうか無事でありますように
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20250204(火) きさらぎ賞の展望

2025-02-04 | 展望
 今日は日曜京都の3歳重賞・きさらぎ賞を見てみます。3歳戦は年明け後も波乱続きなので、例年どおりの少頭数とはいえ、意外に荒れるかもしれません。穴馬がいるかどうか確かめてみようと思います
 
 
1)持ち時計上位
 去年1800の距離に戻って4年ぶりに京都で行われ、ビザンチンドリームが1分46秒8(上がり33.7)の好時計で勝ちました。京都開催は2週目なので、普通に流れれば今年もこのレベルの時計が出そうです。今回の出走(予定)馬の前走は距離がまちまちなので、マイル、1800、2000の順で持ち時計上位の馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。
 
<1600>
 ウォーターガーベラ 09/14中京 未勝利    ⑤1着 1分34秒3 34.9
 ランスオブカオス  12/15京都 朝日杯FS  ⑨3着 1分34秒9 34.0 
 
<1800>
 サトノシャイニング 11/16東京 東スポ2歳S ③2着 1分46秒9 33.5
 ショウヘイ     12/15京都 未勝利    ①1着 1分48秒9 34.6
 
<2000>
 ミニトランザット  01/19中山 京成杯    ⑨3着 2分00秒0 34.9
 リンクスティップ  12/21京都 未勝利    ②1着 2分00秒8 34.8
 スリーキングス   11/23京都 京都2歳S  ⑥5着 2分01秒4 34.6 
 ジェットマグナム  12/28中山 ホープフルS ⑩7着 2分01秒5 36.0   
 
 参考までに去年(2024年)の上位3頭の前走は以下のとおりです。
1⃣ビザンチンドリーム 12/02阪神 新馬     ②1着 2分01秒4 33.9 
2⃣ウォーターリヒト  01/08京都 シンザン記念 ⑰3着 1分34秒7 35.2 
3⃣シヴァース     11/19京都 新馬     ①1着 1分38秒0 33.8 稍
 
 サトノシャイニングが文句なしの一番手評価でしょう。続くのは、去年2着のウォーターリヒトの時計をふまえれば、ウォーターガーベラランスオブカオスで、2頭とも好戦可能と見ます。あとは京成杯で3着に突っ込んだミニトランザットでしょうか。
 
2)前走(ステップ)とレース間隔
※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇新馬     4エリカアンディーヴ④1着 ムーンライトラガー④1着
 〇朝日杯FS  3頭ランスオブカオス⑨3着 
 〇ホープフルS 3頭ジェットマグナム⑩7着)
 〇シクラメン賞* 3頭(*2018年以降該当レースなし
 〇東スポ2歳S 2頭サトノシャイニング③2着
 〇こうやまき賞 3頭サウンドバッハ⑦6着)
 〇1勝クラス  2頭スリーキングス②6着 ヒルノハンブルク④15着) 
 〇未勝利    2頭ショウヘイ①1着 リンクスティップ②1着)  
 
 前走との間隔で比較的多いのは中3週(シンザン記念)中5週(ホープフルS、新馬=ムーンライトラガー中8週(新馬=エリカアンディーヴで、あまり間隔を開けていない馬の方が優勢です。
  
3)血統
 ディープインパクト産駒全盛の時代が過ぎて混沌としています。父サンデー系が若干優勢とは思いますが、去年京都に戻って1・3着が父ロベルト系でしたので、あえて同じ血脈で拾ってみようと思います。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
スリーキングス   :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父War Front(Danzig系)
ヒルノハンブルク  :父ナダル(Krs S.系)/母父ステイゴールド(サンデーサイレンス)
ミニトランザット  :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ①・②人気馬が好成績:複勝率ともに70%
 ② 前走未勝利戦の馬は苦戦:連対なしで複勝率16.7% 
 ③ 前走で同じ距離=1800だった馬の優勝例過去10年なし
   :前走2000か1600で、後者が若干優勢
 ④ デビュー戦②人気以内で勝ち上がった馬が優勢
   :過去10年の勝ち馬の7/10頭は新馬勝ち
 
 サトノシャイニングは前走が今回と同じ1800なので、上のデータ(ジンクス)上勝てないとすれば、替わって浮上するのはランスオブカオスで、リンクスティップスリーキングスがこれに続くといったところです。
 
5)結 論  
 サトノシャイニングが①人気確実で、連軸候補としては最適だと思いますが、流れが速くなると差し勢に交わされる場面があるかもしれません。ここは前走京成杯では最後方から3着に突っ込んできた末脚を評価して、あえてミニトランザットを上にとりたいと思います。京都は新馬戦で勝っているので、得意コースの部類かも知れません。相手はサトノに加えて、朝日杯3着のランスオブカオスとホープフルS7着のジェットマグナムの両GⅠ組に、穴っぽいところで京都2歳S5着のスリーキングス、未勝利勝ちからリンクスティップ、大穴でダートから芝に替わるヒルノハンブルクまで考えています。JRAの分析どおり、サトノシャイニングが圏外に消えないまでも、3着に敗れて好配当となることを期待します。
 まとめると、
 
 ミニトランザット 〇ランスオブカオス ▲サトノシャイニング △スリーキングス……
の三連勝負で好配当になるかどうか。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。週末にかけて寒くなりそうです。どうか暖かくしてお過ごしください
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20250203(月) 東京新聞杯の展望

2025-02-03 | 展望
 まず昨日のねらいのレースの結果からですが、先週に続いての1勝1敗でした。シルクロードSは追い込みの競馬になってしまって惨敗でした。根岸Sは、直前の10Rで147枠の「枠人気下位作戦」がはまったのを見て、続けてもう一丁と思い、7枠ロードフォンスを中軸に据えることにしました。3着に差し込んできたアルファマムを拾えるかどうかがこのレースのポイントだったかもしれませんが、切らずに何とか拾えて三連的中となりました(キング女史の騎乗には感心しますね)。①人気のフリームファクシが圏外に消えたので配当はまずまずでしたね。ホッとして、あとで枠人気を確認したところ、「下位人気」だったはずの7枠が「中位人気」に上がっておりまして、メインまで途中何度もオッズを確かめてきましたが、タイミングがずれていたら、ハズレ馬券を買うところで、「命拾い」をしました。こういうのはこの馬券作戦ではよくあることですが、まあ結果オーライで、今回は「馬券の神様」に感謝することにします(〇数字は単勝人気順、数字は枠人気順= はウラ人気、◎〇▲△の左は朝予想、右は週中予想、数字は追い切り評価の平均値、  はメンバー中最上位の評価)。
 
 京都11R シルクロードS GⅢ 
1着 エイシンフェンサー ⑨8⃣  ー ー  (*3.0) 
2着 グランテスト    ⑩2⃣  ー ▲  2.6
3着 ウインカーネリアン ④5⃣  ー ー  4.4
*朝予想・ライヴ予想◎ペアポルックスは14着
 
 東京11R 根岸S GⅢ 
1着 コスタノヴァ    ②2⃣  △ ー   3.1
2着 ロードフォンス   ③3⃣  ◎ △   4.3
3着 アルファマム    ⑦6⃣  △ △   4.1
*朝予想なし/ライヴ予想◎ロードフォンス2着(三連的中) 
 
 さて、今日は日曜東京の東京新聞杯を検討してみます。去年も短期免許で騎乗していたキング女史が乗るサクラトゥジュールが勝ったレースです。昨日はアルファマムを3着に持ってきましたし、なかなかの腕っ節です。今年も続けてサクラに騎乗するようですが、出走メンバーはけっこう粒ぞろいで、どうなりますか。過去10年のデータをもとに、狙い馬を絞り込んでみます。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇京都金杯     5頭サクラトゥジュール⑥1着 ウォーターリヒト④2着
                 ロジリオン②3着 セオ⑧4着
                 メイショウチタン⑮10着)
 〇エリザベス女王杯 4頭(※該当なし
 〇マイルCS    3頭ブレイディヴェーグ①4着 ジュンブロッサム⑤10着
                 マテンロウスカイ⑨14着)
 〇阪神C      2頭オフトレイル⑨3着 シャンパンカラー⑰12着 
 〇中山金杯     2頭ラーグルフ⑫10着
 〇ニューイヤーS  2頭ゾンニッヒ⑩6着 
 〇キャピタルS   2頭(※該当なし
 〇元町S      2頭(※該当なし
  
 間隔で突出して多いのは中3週(金杯=今年は中4週、ニューイヤーSなど)と中11週(マイルCS)で、正月の金杯組と秋のGⅠ組が好相性です。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 4歳   14頭  〇5歳   8頭  〇6歳  5頭 
 〇7歳     3頭        
/〇牝馬    8  〇騸馬   0    
 
 4歳が強いレースです。一頭も馬券にならなかった年が3回もあるので過信はできませんが、一応この世代の強い馬と他世代との比較をしてみるのが手順のように思います。あとは牝馬に注目で、去年はともかく、それまで6年続けて馬券圏内に入っていました。4歳牝馬のボンドガールはここでは格下で、斤量55㌔はハンデ戦並みに有利ですが、どうなるでしょうか。
 
3)血統
 やや難解ですが、過去10年では父系はミスプロ系よりはサンデー系ロベルト系、母系はノーザンダンサー系が優勢に映ります。このパターンで血脈を拾うと、以下の4頭です。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・オールナット    :サトノダイヤモンド(ディープインパクト)/母父フレンチデピュティ(Vice Regnt系)
 ・ジュンブロッサム  :父ワールドエース(ディープインパクト)/母父クロフネ(Vice Regent系)
 ・セオ        :スピルバーグ(ディープインパクト)/母父Oasis Dream(Danzig系)
 ・ラーグルフ     :父モーリス(スクリーンヒーロー)/母父ファルブラヴ(Fairy King)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ①人気馬がややあてにしづらい
   :過去10年で1勝・複勝率40%
    むしろ③~⑤人気の馬に着目すべき
 ② op昇級初戦の馬が侮れない:複勝率41.7%
 ③ 距離短縮組が狙い目:複勝率31.4%
   :2000m以上5着以下でも巻き返す
 ④ 関東馬が5連勝中:継続騎乗では4連勝中
 
 浮上するのは、ボンドガールオールナットです。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・ゾンニッヒ      6・4・3・14
 
6)結 論  
 4歳勢に上がり目を感じるメンバーですが、実績を考えるとやはりブレイディヴェーグが①人気でしょうか。ただJRAのデータにしたがえば、勝つのは別の馬という感じです。となると、昨年はともかく、例年牝馬が強いデータもあるので、ボンドガールを主軸にしたいところですが、私は武と馬券の相性がよろしくないので困惑します(笑)。キング女史のサクラトゥジュールも続けて好走できないところがあるので、少し狙いを下げたい感じです。中心はウォーターリヒトにします。秋に東京マイルで連勝してコース相性は実証済みだし、前走の京都金杯は2着でしたが最後に一番いい脚を使っていました。このメンバーでも斤量57㌔ならば通用する末脚だと思います。相手は、上の馬たちのほかに、同世代のロジリオンオフトレイルに、斤量59㌔がやや不安ながら実績的にジオグリフジュンブロッサムあたりも軽視はできないでしょう。あともう一頭、オールナットも穴っぽいので一応マークしておきます。
 ということで、
 
 ウォーターリヒト 〇ボンドガール ▲ブレイディヴェーグ △オフトレイル…… 
でまとめておきます
 
 今日は立春ですが、春の到来とはいかず、逆に今週はどうも寒そうな気配です。今月も半ばくらいになれば少しは春めくのでしょうか。引き続き暖かくしてお過ごしください。
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20250202(日) 本日のねらい

2025-02-02 | 朝予想
 まずは昨日の反省からですが、空振り三振で冴えない結果でした。ライヴで予想をしていないので、枠連法則をはじめとする宮田式馬券術が使えなかったのですが、ちょっと不甲斐なかったです。今日は頑張って当てないといけません。一応結果だけ残しておきます(〇数字は単勝人気順、数字は枠人気順= はウラ人気、◎〇▲△の左は当日の朝予想、右は週中の予想です)。
 
 小倉11R 巌流島S op 
1着 フィオライア    ②1⃣  △   
1着 シュヴェルトライテ ⑯6⃣  ー  
3着 ウォータールグラン ⑦6⃣  △  
*朝予想◎トウホウディアスは6着
 
 東京11R 白富士S opL 
1着 シュトラウス    ②2⃣  △ ー
2着 マイネルモーント  ④3⃣  〇 ▲ 
3着 ルージュリナージュ ⑦6⃣  △ 〇
*朝予想◎トーセンリョウは8着 
 
 今日は重賞二つですが、府中は午前中は雪の予報があるため、馬券の前売りが止まっています。レース自体はたぶんできると思いますが、枠人気を仮想して予想してもあまり意味がないので、こちらは今日の東京の流れを見ながらのライヴ予想に委ねようと思い、朝予想は割愛しますのでご了承ください(週頭の予習ではアームズレインです)。
 
 では京都のシルクロードSの検討です。今朝の前売りオッズより枠人気とねらいの馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順、馬名の前数字はハンデ=斤量です)。
 
 2/ 2(日) 京都11R シルクロードS GⅢ 芝1200 ハンデ 
 〇1番人気枠=1枠 56.5ピューロマジック① 57ペアポルックス②
 〇2番人気枠=8枠 57.5ソンシ②      55レッドアヴァンティ⑫ 57プルパレイ⑯
 〇3番人気枠=7枠 54カピリナ②      53グランテスト⑪
 〇4番人気枠=2枠 57メイショウソラフネ⑥ 52スリーアイランド⑨
 〇5番人気枠=4枠 55クファシル⑤     53シロン⑬
 〇6番人気枠=5枠 59ウインカーネリアン⑦   57ジャングロ⑭
 〇7番人気枠=3枠 53セントメモリーズ⑧  56ダノンタッチダウン⑮
 〇8番人気枠=6枠 55エンシンフェンサー⑩   54マイヨポア⑰
 
 147枠の「枠人気下位作戦」のパターンで4枠クファシル狙いがおもしろそうですが、ハンデ55㌔は有利だとしても、op昇級初戦の重賞で歴戦の馬たちを抑えきるという感じもしません。やはり1枠に入った有力馬2頭が主力かと思います。①人気が意外に苦戦を強いられる過去のデータをふまえ、同枠ウラ人気のペアポルックスを中心視します。葵Sではピューロマジックの後塵を拝しましたが、今度は斤量差0.5㌔ですので逆転可能と見ます。ハンデ戦ですのでヒモ荒れを警戒して、相手の一番手には、人気上位馬よりも、人気薄から軽ハンデで最後に届きそうなレッドアヴァンティを上にとります。そのほか、メイショウソラフネの巻き返しにも要注意と思います。実績馬のウインカーネリアンは今回トップハンデの59㌔を背負いますので、ゴール前で飲み込まれると見て、消しにします。
 ということで、
 
 ペアポルックス 〇レッドアヴァンティ ▲メイショウソラフネ △クファシル……
でまとめておきます。どうなりますか。
 
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。レースの無事とみなさんの好配当・高配当を祈ります。
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