Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

12/27(金) 今週の追い切り情報

2024-12-27 | 調教
 
 今年のJRAもいよいよオーラスです。今日は土曜中山の2歳GⅠホープフルSに出走する各馬の調教評価を集約してランキングしてみます。他力本願のこの企画、web上に追い切り情報を上げてくれたみなさん頼みでしたが、一年間の感謝を申し上げます。
 
※下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬/(*  )はサンプル不足の仮評価    
 土曜 中山11R ホープフルS GⅠ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                       
       4.6  クロワデュノール   ピコチャンブラック  
 ☆★★★★ 4.5 
      
  ★★★★ 4.0  ジョバンニ      ヤマニンブークリエ
           ジュンアサヒソラ   
       3.8  ジュタ                 
  ☆★★★ 3.5   
       3.4  ジェットマグナム   クラウディアイ
       3.2  マスカレードボール
   ★★★ 3.0  アマキヒ
 
 重賞勝ちの実績のある馬が2頭いますが、クロワデュノールは平均値4.6と、久々でも好調教を見せている一方、マジックサンズ2.8で、数値上は今一歩です。クロワに並ぶ好調馬はピコチャンブラックで、これは川田騎乗でもあり、要注意です。あとは、世代屈指の実力馬エリキングと好戦してきたジョバンニ、武騎乗のヤマニンブークリエ、2000持ち時計トップのジュンアサヒソラの3頭に、新馬勝ちのジュタが続きます。上の一覧に名前があがった中では、ルメール騎乗のアマキヒが惑星です。前走新馬戦で負かした2・3着の馬がいずれも次走の未勝利戦を勝ち上がっていて、良血馬だけに、このメンバーに入っても遜色ないかも知れません。週の初めに個人的に穴候補で狙っていたのがアスクシュタイデルアヴァー△ですが、それぞれ2.82.4で、これはやや物足りない印象です。おそらく明日はクロワデュノールが人気になると思いますが、今年最後のGⅠタイトルの獲得となるかどうか。
 
 今年の「追い切り情報」はたぶんこれで最後です。一年間の「ご愛読」に感謝申し上げます。よい週末をお迎えください。
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12/25(水) ベテルギウスSの展望

2024-12-25 | 分析
 今日は重賞ではありませんが、土曜京都のメインに組まれたopリステッドのベテルギウスSを取り上げます。12月としては例年にない大雪の報道が続きますが、こと関東については、冬の夜空の大三角のひとつベテルギウスが毎夜よく見えるのではないかと思います。中山のGⅠ前に一稼ぎとなるかどうか。現在の距離に変更された2017年以降の過去7年の3着以内馬の傾向から中心馬を探ってみることにします。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇福島民友C    5頭サンライズアリオン⑤2着 ダンツキャッスル⑬12着) 
 〇師走S      3頭サンデーファンデー⑦2着 エクセスリターン⑭12着 
 〇カノープスS   2頭ホウオウルーレット④1着 バハルダール⑥2着
                  サーマルソアリング③5着 マリオロード⑪8着 
                  ホールシバン⑭15着 
 〇錦秋S      2頭(※該当なし)
 〇御陵S      2頭(※該当なし)
 
 ちなみに、間隔としては、中4・5(福島民友C・カノープスS)がベストで、3ヶ月以上のブランクのある馬は劣勢です。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳  1頭  〇4歳  8頭  〇5歳   10頭   
 〇6歳  1頭  〇7歳  0頭  〇8歳  1頭 
/〇牝馬  1頭  〇騸馬  3頭    
 
 4・5歳馬が優勢で、ほぼこの世代の争いです。あとは、騸馬に要注意ということならば、6歳のホールシバンがいます。
 
3)血統
 流行廃りがあるというよりも、筋が見えづらく、かなり難解です。去年の1~3着に注目すれば、3頭ともキングカメハメハの血脈があり、特に2・3着は母父がキンカメでした。今年のメンバーで母父キンカメに該当する馬は2頭です。あまり当てになりませんが、一応この2頭を挙げておきます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 アルムブラーヴ  :父ブラックタイド(サンデーサイレンス)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
 ハピ       :父キズナ(ディープインパクト)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 重賞ではないので、今回JRAのデータ分析はありません
 
5)宮田式バイオリズム
 ・サンデーファンデー    4・2・2・9
 ・ゼットリアン       4・4・1・8
 ・ダンツキャッスル     5・4・5・25
 ・ダンテバローズ      4・2・2・7
 ・デリカダ         4・1・0・4
 ・フォーチュンテラー    4・4・5・14
 ・フリームファクシ     4・2・2・7
 
6)結 論  
 前走GⅠチャンピオンズC7着から臨むメイクアリープが力的に一枚上と見るのが妥当でしょう。それから、去年2着のハピが二番手で、あとはホウオウルーレットバハルダールサンライズアリオンに、フリームファクシは距離がどうか……という大まかな構図を描いていますが、狙ってみたいのはサーマルソアリングです。芝からダートに転戦し、3連勝してop入り後もわりと堅実に走っていますし、前走の5着も、3ヶ月ぶりながら先行して崩れなかった印象です。走り慣れた距離に戻る今回はもう一段粘り腰を見せてくれるものと期待します。相手は、上に名前が挙がった馬たちに前走GⅢみやこSのダンテバローズデリカダも加えないと間に合わないかも知れませんし、サンデーファンデーもちょっと怖い感じです。
 まとめると、
 
 サーマルソアリング 〇メイクアリープ ▲ダンテバローズ △デリカダ…… 
で、斤量差1㌔が意外に勝負を分けるかも知れません。さて、どうなるでしょうか。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。寒空が続きますが、どうか暖かくしてお過ごしください。
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12/24(火) ホープフルSの展望

2024-12-24 | 分析
 今年のJRAも残すところ土曜の開催のみとなりました。今日は本年最後のGⅠレース、2歳戦のホープフルSを検討してみます。2017年にGⅠに昇格して今年で8回目。レース自体は前からありましたが、GⅠとしてはまだ馴染みの薄いレースです。ここでは持ち時計や過去7年の3着以内馬の傾向を見ながら、中心馬を探してみたいと思います
 
 
1)持ち時計
 朝日杯を未勝利勝ちから制したアドマイヤズームのことを考えても、距離経験と時計の裏付けがないとこのクラスを勝つのは難しいと思います。ホープフルSの過去7年の勝ち時計の平均は、すべて良馬場ですが、全体で2分01秒3、上がりが35.5秒です。去年勝って一昨日の有馬記念を制したレガレイラの去年の勝ち時計は2分00秒2(上がり35.0)、2着のシンエンペラーはコンマ1秒差(同35.7)で、これは別格としても、2分01秒台、上がり35.0台くらいの決着になると見ています。2歳秋の時点でこれに近い時計を出していれば、一応の有力候補と考えてよいのでは、と思います。ここでは芝2000と1800の持ち時計を並べてみますが、時計的にはなかなか粒ぞろいです(〇数字は単勝人気順)。
 
 ジュンアサヒソラ  11/16東京 未勝利    ②1着 1分59秒9 33.8 
 リアライズオーラム 10/13京都 未勝利    ②2着 2分00秒3 35.2
 ヤマニンブークリエ 11/10京都 黄菊賞    ②2着 2分00秒5 34.6
 ジョバンニ     11/23京都 京都2歳S  ③2着 2分01秒1 34.3
 クラウディアイ   11/23京都 京都2歳S  ④3着 2分01秒2 34.3 
 ジェットマグナム  07/07福島 新馬     ③1着 2分01秒2 34.7  
 ニシノエージェント 11/03東京 未勝利    ②4着 2分01秒4 34.9 
 アマキヒ      10/27東京 新馬     ①1着 2分01秒7 34.0 
 ファウストラーゼン 11/03京都 未勝利    ⑥1着 2分01秒7 36.0
 
 マスカレードボール 10/19東京 アイビーS  ③1着 1分45秒8 33.4
 ピコチャンブラック 10/19東京 アイビーS  ①2着 1分46秒0 33.9
 クロワデュノール  11/16東京 東スポ2歳S ①1着 1分46秒8 33.3
 デルアヴァー    11/16東京 東スポ2歳S ⑤5着 1分47秒3 33.3 
 
 参考までに去年(2023年)の上位3頭の前走は以下のとおりです。
1⃣レガレイラ     10/21東京 アイビーS  ①3着 1分48秒4 32.7 
2⃣シンエンペラー   11/25京都 京都2歳S  ①1着 1分59秒8 35.3  
3⃣サンライズジパング 11/25東京 カトレアS  ④15着 1分39秒0 38.0 ダート良
 
 札幌2歳S勝ちのマジックサンズは上に名前がありませんが、時計の裏付けがなくとも、GⅢ勝ちの馬なのでマークは必要です。2000で持ち時計トップのジュンアサヒソラの時計は東スポ杯2歳Sと同日のもので、同レースを勝ち上がったクロワデュノールの時計を考えると、決して看過できない感じです。総じて今回のメンバーの時計は優秀ですが、マスカレードボールなど1800から距離を延ばしてくる組が、中山の2000に舞台が替わってどんな走りを見せるかがポイントかなと思います。
 
2)前走(ステップ)とレース間隔
※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇東スポ2歳S 4クロワデュノール①1着 デルアヴァー⑤5着
 京都2歳S  3頭ジョバンニ③2着 クラウディアイ④3 
 〇アイビーS  3頭マスカレードボール③1着 ピコチャンブラック①2着
 〇萩S     3頭(※該当なし
 〇紫菊賞    2頭(※該当なし) 
 
 前走との間隔では、一番多いのは中4・5週(東スポ杯2歳S、京都2歳S)で、中8・9週(アイビーS)が続くといったところです。上の馬以外で該当するのは、中4・5週では、ジュタ(新馬勝ち)とジュンアサヒソラ(未勝利勝ち)、中8・9週では、アマキヒ(新馬勝ち)とリアライズオーラム(未勝利勝ち)などです
  
3)血統
 去年勝ったレガレイラは典型的ですが、父サンデー系、母父ノーザンダンサー系が好配合です。これに該当するのはクロワデュノール1頭ですが、間口を広げて父がロベルト系ジョバンニも拾っておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
クロワデュノール :父キタサンブラック(ブラックタイド)/母父Cape Cross(Danzig系)
ジョバンニ    :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父Foot steps in the sand(Storm Bird系)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 近年は波乱傾向も
  :①人気が5勝/7年も、ここ2年は二桁人気馬が好走
 ② 前走op組が好走:複勝率33.3% 
 ③ 2勝以上馬が好走:複勝率36.4%
 ④ 6月デビュー組が好走:複勝率38.9%
   かつ距離1800だった馬の成績は3・1・2・3
 ⑤ 過去7年の優勝馬はすべて前走1800以上のop。
   1着か負けても0.2秒差以内
 
 クロワデュノールが断然です。続くのは、ジェットマグナムマジックサンズマスカレードボールレーヴドロペラあたりでしょうか。
 
5)結 論  
 今年最後の重賞なので穴狙いで大きな馬券を獲りたいところですが、データ的にはクロワデュノールを中心視するのが妥当です。人気にもなりそうなので、大きな波乱を見込むのはどうかなというところですが、相手には、まずはジョバンニと、少しひねって、前走の札幌2歳Sで②人気7着だったアスクシュタイン、前走でクロワデュノールに離されたデルアヴァーの再起に期待したいと思います。アスクシュタインの前走の負けの主因は重馬場と考えます。もし、今回内枠を引いて気分良く逃がしてもらえれば、母系がノーザンダンサー系だけに、意外に粘り込む可能性があると思います。デルアヴァーも前走ではクロワに完敗を喫しましたが、久々で馬体を増やしていましたし、そんなに悲観するほどの走りでもなかったと思うので、馬券圏内に残るくらいは可能と見ます。あとは、アイビーS勝ちのマスカレードボールに、札幌2歳S勝ちに敬意を表してマジックサンズでしょうか。同レースで2着のアルマヴェローチェが阪神JFを勝ったので、やや人気になってしまいそうなのが「難点」ですが。2000の持ち時計トップのジュンアサヒソラの一発も一応警戒しておきます。
 ということで、
 
 クロワデュノール 〇ジョバンニ ▲アスクシュタイン △デルアヴァー……
でまとめておきます。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。どうか今日も暖かくしてお過ごしください。
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12/23(月) 昨日の有馬記念の振り返り

2024-12-23 | 馬券作戦
 昨日の有馬記念はレガレイラが制して、3歳牝馬としては1960年のスターロッチ以来64年ぶりの快挙達成となりました。ドウデュースの出走取消で荒れるとは思っていましたが、後述するように、昨日の枠連の動きを追っていくと、当初中軸に据えたローシャムパークの3枠はかなり怪しい感じがしてきたので、思い切って8枠に軸馬を変更して、2着に入ったシャフリヤールを軸に据えていただけに、獲れていてもよかったはずのレースでしたが、レガレイラは最初から切ってかかったので、馬券的には残念な結果となりました。
 獲れていないので、詳細に振り返ってもため息が出るばかりですが(笑)、宮田式馬券術の有効性を見るにはよい例ですので、今日は次の重賞レースの検討を休んで、昨日の有馬記念までの中山競馬を振り返ってみようと思います。
 
 我が師(と勝手に呼んでいる)宮田比呂志さんが提唱する馬券術のひとつに「枠連法則」があります。それによると、一日のレースには特徴的な流れがあって、1Rから枠番の出目を追っていくと、三種類の「筋目(グループ)」が見えてくるということです(詳細は以下をご覧ください)。
 
 昨日の有馬記念までの中山競馬を見てみると、この三種類の「筋目」のうちでは明らかに258の枠番が最も強く出現していましたので、この筋目に従って狙い馬を特定できれば、当たり馬券に近づけるというわけです。実際のところ昨日はどう動いていたのか、上位3着までの枠番の出目を辿ったのが以下の一覧です。
 ※Rはレース。左の数字は上位3着までの枠番で、左から右へ1→2→3着で、小さな数字は枠の人気順。〇数字は対応する馬の単勝人気。下線  は同枠の人気のない方の馬で私的に「ウラ人気」と呼んでいる馬が入着した場合を示す。
 
 見慣れないと意味不明かも知れませんが、たとえば、1Rは1~3着が順に8枠・2枠・3枠の馬で決まり(枠の人気は順に1・3・2人気で)、馬の単勝人気は①番人気・③番人気・②番人気で決まったことを示しています。
 
・ 1R  13・32   ①・③・②  
・ 2R  621・78   ②・①・  三連複24,830円
・ 3R  21・34   ②・④・⑥ 
・ 4R  1・38・74   ①・・③  三連複66,640円
・ 5R  12・35   ①・④・⑪  三連複14,610円
・ 6R  31・15・23   ①・⑥・③ 
・ 7R  42・65・54   ②・⑤・④ 
・ 8R  23・83   ⑦・・③  三連複155,710円
・ 9R  1・32・24   ①・③・④ 
・10R  716・53   ①・⑦・④  
 
 1・2着に258枠の筋目が出ているものを赤字にしましたが、6・7Rで途切れそうになりながら3着に踏みとどまって、10Rまでずっと連が続いていることがわかります(実際こういうわかりやすい日ばかりではないので、昨日は「典型的」な一日でした)。これで11Rにどの枠が来るのか、先読みするというわけです。
 私は当初3枠のローシャムパークを軸馬に考えていましたが、これはやや無理があると思い、258枠に入った馬から中軸を選び直すことにしました。無難に選べば2枠のアーバンシックでしょう。ルメール騎乗の①人気の馬です。しかし、今日は最初から荒れると思っていたので、5・8枠の較量をすることにしました。5枠のプログノーシスもひょっとしたらと考えないでもなかったのですが、人気がなくとも8枠シャフリヤールはおもしろいと思いました。鞍上はC.デムーロですし、統計上不利と言われる大外に入ったがための人気薄で、たぶん他の枠だったら中位人気にはなりそうな馬です。しかも、8枠は枠人気としては最低の8番人気枠でしたが、今日は午前中にこの枠人気の8番人気枠青数字)の馬が2R、4Rと馬券に絡んで三連複万馬券を輩出し、以降「休眠」に入ったので、メインレースでまた「噴火」するような予感もしました。そこで、思い切ってシャフリヤール中軸に変更したという次第です。
 しかし、結果はすでに述べたとおりで、単勝⑤人気に推されたレガレイラを不当に侮ってしまったために、当たり馬券がすり抜けてしまったという次第です(がっくり↓)。上の一覧にしたがって、一応以下に並べてみると、
 
・11R  448・13   ⑤・・②  三連複20,850円  三連単196,520円    
 
 何か競馬の神様に罰せられた感じですが、宮田さんの馬券術に関心がある方の参考(笑い話)にはなると思ってまとめてみました。
 
 昨日の有馬記念に象徴されるように、今年は全体的に冴えない一年でしたが、28日に最後の開催があるので、何とか「終わりよし」となって新年を迎えられるよう、がんばることにします。本日もお読みいただきありがとうございました。寒い毎日ですが、今週もがんばっていきましょう。
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12/22(日) 本日のねらい 有馬記念

2024-12-22 | 朝予想
 昨日狙っていた阪神Cは、7枠から入ったのはよかったのですが、軸馬が違ってしまってダメでした。ただ、幸いにも中山の10・11Rは獲れたので、収支はプラスとなりました。今年のJRAは28日がオーラスですが、やはり有馬記念は一年の節目です。大本命馬のドウデュースが出走取消となりましたが、何とか当てて、一年間の「邪気」をきれいに濯ぎたいものです。今朝のオッズから枠人気とねらいの馬を並べてみます。
 
 
 12/22(日) 中山11R 有馬記念 GⅠ 芝2500 
 〇1番人気枠=2枠 アーバンシック①    ブローザホーン⑪
 〇2番人気枠=3枠 ベラジオオペラ③      ローシャムパーク⑧
 〇3番人気枠=1枠 ダノンデサイル②    ドウデュース(取消)
 〇4番人気枠=4枠 レガレイラ④       スターズオンアース⑥
 〇5番人気枠=6枠 ジャスティンパレス⑤  シュトルーヴェ⑭
 〇6番人気枠=5枠 プログノーシス⑦    ディープボンド⑫
 〇7番人気枠=7枠 スタニングローズ⑨   ダノンベルーガ⑮
 〇8番人気枠=8枠 シャフリヤール⑩    ハヤヤッコ⑬
 
 3歳の菊花賞馬とダービー馬が人気になっていますが、先日のブログで世代差について述べたとおり、今年の3歳世代は現4歳世代よりは若干上ですが、現5・6歳世代の方が強いと思っているので、この単勝オッズ順にはちょっと懐疑的です。そこで、中心馬には、人気がありませんが、5歳のローシャムパークを据えようと思います。米国帰りですが、BCターフで見せた末脚はこの馬の新境地を見た感じがします。鞍上マーカンドの腕前にも期待したいところです。相手は、一応人気順に敬意を表しますが、JC最先着馬のジャスティンパレスと次位のスターズオンアースの方を3歳世代よりも上にとりたいと思います。あとは、人気薄からスタニングローズシャフリヤールに、超大穴でシュトルーヴェを加えておきます。いずれにしても、とても人気どおりには決まらず、久しぶりに波乱の有馬記念になるかも知れません。まとめると、
 
 ローシャムパーク 〇ジャスティンパレス ▲スターズオンアース △シュトルーヴェ……
で、狙ってみようと思います。
 
 京都もありますが、今日はここまでとして、みなさんの好配当・高配当を祈ります。本日もお読みいただきありがとうございました。
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