昨日は暑かったですね。当地は最高気温が35℃まで上がりました。生け垣を刈っていたら、近所の人に心配されて声をかけられてしまいました。いつもはお子さんを乳母車に乗せて散歩に通る若奥さんも、さすがに昨日は姿を見なかった気がします。関東はもう梅雨は明けたんじゃないでしょうか。
こんな暑い中でも、ちょっと場所が変われば豪雨ですが(九州や山陰地方は被害が出ていて心配です)、北海道はどうなんでしょうか。今度の日曜には「名物レース」の函館記念があります。これまたハンデ戦で、例年二桁人気馬が平気で連絡みする、穴党にはたまらないレースです。昨日各馬のハンデ(斤量)が発表になりましたので、今日はこのレースを展望(予習)しようと思います。
函館記念【2023年7月16日函館11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
農林水産省賞典 函館記念の過去10年データ、好走馬一覧(2023年7月16日函館11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
福島の七夕賞と同じく過去10年で3着以内に入った馬の斤量を調べてみましょう。先週と同じく、げんをかついで、今回も過去20年まで遡った数字を載せてみます。
2013~2022年 2003~2012年 過去20年合計
・58㌔ 1頭 1頭 2頭
・57.5㌔ 3頭 3頭
・57㌔ 2頭 7頭 9頭
・56.5㌔ 1頭 1頭
・56㌔ 7頭 6頭 13頭
・55㌔ 8頭 8頭 16頭
・54㌔ 5頭 4頭 9頭
・53㌔ 2頭 2頭 4頭
・52㌔ 1頭 2頭 3頭
先日の七夕賞は、勝ったセイウンハーデスが斤量57㌔であったように、ハンデ57㌔の実力馬に人気薄の軽ハンデ馬が絡むパターンでしたが、函館記念は57㌔以上の斤量を背負わされた実績馬たちはデータ上は明らかに不利で、狙いは55・56㌔の馬たちでしょう。今回のメンバーで言えば、
〇55㌔:アルナシーム、テーオーシリウス、プライドランド、ブローザホーン、ルビーカサブランカ、レインフロムヘヴン、ロングランの7頭
〇56㌔:キングオブドラゴン、スタッドリー、ヤマニンサルバム、レッドジェニアル、ローシャムパークの5頭
です。
過去10年の3着以内馬の性齢も見ておきましょう。
〇3歳:1頭 〇4歳:6頭 〇5歳:8頭 〇6歳:10頭 〇7歳:5頭
で、6・7歳が半分を占めます。5・6歳中心ですが、七夕賞よりも年長馬が走るレースです。それから牝馬は出走数自体が少なめですが、10年間のべ8頭走って、2018年のエテルナミノルの3着がありますが、これを「高率」とは言えないでしょう。
洋芝適性は走った経験がある馬の範囲内でしか判別がつきませんので、血統ともども省略します。最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を確認しておきます。
・アルナシーム 4・1・0・6 (※今回1着で5+1+0=6 で等式成立、以下略)
・スカーフェイス 5・3・1・20
・スタッドリー 4・4・4・7
・ドーブネ 4・2・1・4
・ルビーカサブランカ 5・5・5・14
実績的にはルビーカサブランカを狙いたいところですが、洋芝(函館・札幌)の成績が悪くはないものの、いつもあと一歩足りないところがどうかという感じです(斤量がもう1㌔少なかったらよかったのですが、さすがハンデキャッパーです)。ステップ的には前走巴賞で、このルビーに先着したテーオーシリウスやプライドランドですが、今日の段階では、先月3勝クラスを突破し、op入りしたばかりの4歳アルナシームに注目しておきます。出世が遅れていましたが、振り返れば2歳時のGⅠ朝日杯FSでは、ドウデュースなど世代の実力馬たちを相手に⑧番人気4着にがんばりました(このときの5着はのちの皐月賞馬ジオグリフです)。函館は芝1800のデビュー戦で上がり35.4の脚で勝っているので、去年のようなタフな馬場にならなければ、たぶん大丈夫だと思います(距離2000は初めてですが)。
ということで、今の時点では同馬に目印をつけて、今週の追い切り情報などを待ちたいと思います。さて、どうなるでしょうか。
本日もお読みいただきありがとうございました。今日も暑くなりそうです。どうかご自愛ください。