Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

4/25(木) 香港チャンピオンズデーを少々

2024-04-25 | 海外競馬

 

 

(2003年、有馬記念をシンボリクリスエスで連覇したペリエ騎手)
 
 ついにペリエ騎手も引退ですかぁ。時代を感じますねぇ。凱旋門賞3連覇や有馬記念3連覇もすごいことですが、ルメールさんを日本に誘ってくれたのはペリエですから。日本競馬への貢献もはかりしれません。今日25日の騎乗が最後とのことですが、本当にお疲れさま、ありがとうと言いたいです。
 
 さて、今日は日曜の香港チャンピオンズデーのレースを検討してみようと思います。日本で馬券発売があるのは、5RチェアマンズSP、7Rチャンピオンズマイル、8Rクイーンエリザベス2世CのGⅠ3レースで、いずれにも日本馬が参戦しますが、パッと見、香港馬に強敵ぞろいで、おいそれとは勝たせてもらえない感じです。クイーンエリザベス2世Cは、日本馬のプログノーシスを応援を兼ねて狙いたいところですが、ロマンチックウォリアーはかなりの強敵ですし、チャンピオンズマイルにも難攻不落のゴールデンシックスティがいます。唯一「鉄板」が存在しなさそうなのは、チェアマンズSPでしょうか。ここはカリフォルニアスパングルなど強い馬がいますが、距離1200で紛れもありそうですので、このレースだけ狙ってみようかと考えています。
 
 まずは(と言ってもこれくらいしかありませんが)、過去4年の3着以内馬の血統を見てみます。過去3年にしたかったのですが、2022年と2021年の3着以内が同一馬・同着順なもので……。
*ND=ノーザンダンサー系 TT=ターントゥ系 Rロベルト系 MP=ミスタープロスペクター系 
 
<2023年>
1⃣ラッキースワイネス(HK):父Sweynesse(TT)/母父Red Clubs(R)
2⃣クーリエワンダー(HK):父Sacred Falls(ND)/母父Savabeel(TT)
3⃣ウェリントン(HK):父All To Hardダンチヒ系=ND)/母父More Than Ready(ヘイロー系=TT
<2022年・21年>
1⃣ウェリントン(HK):父All To Hardダンチヒ系=ND)/母父More Than Ready(ヘイロー系=TT)
2⃣コンピューターパッチ(HK):父Exceed And Excelダンチヒ系=ND)/母父Hussonet(MP)
3⃣スカイフィールド(HK):父Deep Field(ND)/母父O'Reilly(ND)
<2020年>
1⃣ミスタースタニング(HK):父Exceed And Excelダンチヒ系=ND)/母父Dayjurダンチヒ系=ND)
2⃣ビッグタイムベイビー(HK):父Dandy Manダンチヒ系=ND)/母父Tobougg(サドラーズウェルズ系=ND)
3⃣サンクスフォーエバー(HK):父Duporth(R)/母父Exceed And Excelダンチヒ系=ND)

 ご覧のとおり、ノーザンダンサー系の、中でもダンチヒ系が際だっています。これはこの血脈に乗らないわけにはいきません。今回の出走メンバーで該当するのは、以下の馬たちです。

カリフォルニアスパングル:父Starspangledbannerダンチヒ系=ND)/母父High Chaparral(サドラーズウェルズ系=ND)
サンライズロナウド:父ハービンジャーダンチヒ系=ND)/母父アドマイヤベガ(サンデーサイレンス系)
インビンシブルセージ:父Thronumダンチヒ系=ND)/母父Hinchinbrookダンチヒ系=ND)
ビクターザウィナー:父Toronado(サドラーズウェルズ系=ND)/母父Cape Crossダンチヒ系=ND)
ビリービング:父Mehmas(ND)/母父Kodiac(ダンチヒ系=ND)
 

 日本馬のマッドクールも父系がNDですから可能性なしではないと思いますが、12月の香港スプリントの走りからすると、中心視はできない感じです。「一発」を狙うなら、血統的には、むしろサンライズロナウドの方が怖いかも知れません。

 最後に一応宮田式バイオリズムも確かめておきます。

ハウディープイズユアラブ   5・4・4・6
  ビリービング         4・3・2・6
 リトルブローズ          2・2・1・4
〇カリフォルニアスパングル    13・6・2・4
 ビクターザウィナー        7・2・1・5
 フライングエース          6・3・4・6

 マッドクールに期待したいところですが、ビクターザウィナーでいい気がします。高松宮記念ではマッドクールの3着に敗れましたが、今度は地の利もありますし、ドバイのアルクオーツスプリントをレコード勝ちしたカリフォルニアスパングルを逆転できるのは、この馬かインビンシブルセージのどちらかではないかと思います。インビンシブルは前走GⅡ香港スプリントC2着の4歳馬で勢いを感じますが、血統的にダンチヒの血が濃すぎるところが逆に引っかかるので、一枚評価を下げます。相手は当然、カリフォルニアやラッキーウィズユーらですが、伏兵は、4歳のハウディープイズユアラブでしょうか。日本馬のサンライズロナウドの突っ込みも穴目でそれなりに警戒しています。

 ということで、自信はありませんが、

ビクターザウィナー ○インビンシブルセージ ▲ハウディープイズユアラブ △サンライズロナウド 

でまとめてみます。

 レースの発走時刻は日本時間の日曜15:50なので、天皇賞が終わるとすぐです。天皇賞に続いて、連続して当てられるといいのですが、どうなりますか。

 本日もお読みいただきありがとうございました。明日は土日の重賞出走馬たちの追い切り情報を集めてみます。今日も一日無事に終わりますように。

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4/24(水) ユニコーンSの展望

2024-04-24 | 分析

 競馬のイラスト | フリー、無料で使えるイラストカット.com (illustcut.com)

 ユニコーンSと言えば、6月の東京ダート1600戦のはずが、今回、時期と場所と距離まで換えて、装いも新たに土曜の京都競馬場で施行されることになりました。まったく別様のレースをするのなら、せめて趣のあるレース名になるよう知恵を使ってほしいところですけど、JRAも、まあ相変わらずですね。しかし、レース自体はガラガラポンでおもしろくなりそうです。距離の1900というのがまた微妙ですから。

 今日は、過去データがありませんが、土曜のこのレースを検討してみようと思います。ほとんど当てずっぽうです。

ユニコーンステークス【2024年4月27日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 とりあえず、まず持ち時計の確認から入りますが、ダート1900を走ったことのある馬が2頭しかいませんので、ダート1800良馬場の持ち時計上位馬を並べてみます(〇数字は人気順)。

1)持ち時計

 ・ミッキーファイト   12/10中山 1勝クラス   ①1着 1分52秒5 37.6
 ・マルチャレアル    02/03京都 1勝クラス   ②1着 1分52秒7 37.9
 ・アラレタバシル    11/05京都 もちのき賞   ⑩2着 1分53秒0 38.3 
 ・ゼンダンスカイ    04/20京都 1勝クラス   ⑨2着 1分53秒6 37.1
 
 他では、以下の3頭が目をひきます。
 ・ムルソー       02/18京都 未勝利     ④1着 1分59秒4 37.4 *ダ1900
   〃         04/06阪神 1勝クラス   ①1着 1分51秒8 36.4 *ダ1800
 ・ラオラシオン     02/25中山 1勝クラス   ⑥1着 1分53秒8 36.7 *ダ1800
 ・ラムジェット     02/18東京 ヒヤシンスS  ⑤1着 1分36秒3 36.1 *ダ1600良
 
 土曜の京都は雨予報なので、重馬場での能力比べになるとすれば、エイカイソウルコトホドサヨウニサトノエピック あたりにも出番があるかも知れません。

2)血統

 競馬ラボの京都ダート1900の血統分析によれば、近1年余りのデータ上、ドレフォン産駒が抜けて強く、離された二番手以下がハーツクライとホッコータルマエの産駒です。

京都ダ1900mの血統分析【2024年4月27日京都11R】 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 このあたりの血脈で拾ってみると、該当馬は以下のとおりです。  ※サンデー系=  、ミスプロ系=  、ノーザンダンサー系=  

 ・ハーバーライト  :ドレフォン/母父キングカメハメハ
 ・ミッキーファイト :父ドレフォン/母父スペシャルウィーク 
 ・エイカイソウル  :父ホッコータルマエ/母父ゼンノロブロイ
 ・ピュアキアン   :父ホッコータルマエ/母父Tiznow(マンノウォー系)

3)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。

 ①関西所属騎手に分があり?
 ②厩舎に着目:杉山、中内田、池江厩舎が上位。
 ③ミスプロ系よりもサンデー系やドレフォン系、スクリーンヒーロー系に着目。

 にはクロドラバールだけが該当します。①③に合致するのは、カゼノランナースナークラファエロハーバーライトマルチャレアルの4頭です。レースの過去データがないので、これはあくまで京都ダート1900の過去10年間の傾向のようですので、参考までにです。

4結  論

 時計と血統くらいしか判断材料がないので、予想が難解は難解ですが、ダート戦2戦無敗のミッキーファイトが強いような感じです。前走は2着のブルーサンに5馬身差をつけての楽勝でしたし、そのブルーサンは大井の雲取賞の勝ちを含めてすでに3勝していますから、この世代の実力上位は確かだと思います。かりに勝てなくても3着以内には突っ込んで来るのではないでしょうか。心配なのは関西圏への初輸送くらいです。相手は、地元有利の関西馬よりも、同じく関東馬のアラレタバシルを評価しています。前走伏竜Sで、勝ったテーオーパスワードを追い詰めた末脚には見どころがありました。あまり馬体がないので、こちらも輸送が気がかりですが……。あと関西馬では、川田騎乗のムルソーと坂井騎乗のエイカイソウルあたりが上位でしょうか。芝からダートに替わって未勝利を勝ったばかりのカゼノランナーもちょっと怖い気がします。

 ということで、今日のところは、

 ミッキーファイト 〇アラレタバシル ▲ムルソー △エイカイソウル △カゼノランナー 

 でまとめておきます。どうなりますか。調教もよく確認したいところです。

 本日もお読みいただきありがとうございました。週の折り返しです。今日も無事な一日でありますように。

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4/23(火) 青葉賞の展望

2024-04-23 | 分析

 競馬のイラスト | フリー、無料で使えるイラストカット.com (illustcut.com)

 マイナカードを携帯していない人が去年の11月から12月の調査で約4割という記事を見ました。持ち歩いてる人の方が多いみたいです。そう言えば、先日、(何が何でも)紙の健康保険証を12月で廃止しますと、厚労大臣が曰わってました。驚くのは、この調査、2万人を対象に行ったものらしいのですが、最近公表されたものだとすれば、集計と公表に4ヶ月もかかってるってことです。どんな「複雑」なアンケートかわかりませんが、調査したのは何とデジタル庁ですからねぇ。何か、パパッと数字が出て来そうな感じがしますが、実はそうではなくて、担当者が一人か二人で、毎日毎日必死になって集計していたりして(笑)。何やらすごく「アナログ」な場面を想像してしまいます。しかも、先月の調査というならまだしも、4月下旬の今、去年の年末の状況ですからね、何という「スピード感」(いや「スロー感」)でしょう。先日「廃止」の念を押した厚労大臣に対し一矢報いるにしても、ちょっと間が……。

マイナカード約4割が「持ち歩かない」 デジタル庁のアンケートで | TBS NEWS DIG (1ページ)

 さて、そんなことより、土曜のダービー・トライアル、青葉賞です。なかなかの好メンバーがそろっておもしろいレースになりそうです。

テレビ東京杯青葉賞【2024年4月27日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

テレビ東京杯青葉賞(ダービートライアル)の過去10年データ、好走馬一覧(2024年4月27日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

1)持ち時計

 各馬の距離経験がさまざまで、芝2400未経験馬もいて、一概に比較するのが難しいので、上がり脚が目立つ馬だけ何頭か名前を挙げておきます。(〇数字は人気順)。

 ・ウインマクシマム   02/04東京 ゆりかもめ賞  ②1着 2分26秒9 33.9 
 ・ショウナンラプンタ  03/09阪神 ゆきやなぎ賞  ③1着 2分27秒9 33.4
 
 ・フォスターボンド   11/11東京 未勝利     ①1着 2分00秒3 33.8
 ・アバンデル      02/17東京 フリージア賞  ⑨4着 2分00秒4 33.5
 ・トロヴァトーレ    12/02中山 葉牡丹賞    ①1着 2分00秒4 33.9
 ・ヘデントール     11/18東京 新馬      ③2着 2分02秒3 33.5 
 
 ・パワーホール     02/11東京 共同通信杯   ⑨3着 1分48秒4 33.5 
 ・ディマイザキッド   02/11東京 共同通信杯   ⑧4着 1分48秒7 32.5  
 
 参考までに去年の上位3頭の前走は以下のとおりです。
1⃣スキルヴィング     02/05東京 ゆりかもめ賞  ⑤7着 2分24秒8 34.0
2⃣ハーツコンチェルト   03/18阪神 若葉S     ①4着 2分03秒0 34.2
3⃣ティムール       03/18阪神 若葉S     ⑧3着 2分02秒9 34.0   

2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

大寒桜賞    5頭シュガークン①1着 
〇アザレア賞   4頭(*該当馬なし)
〇弥生賞     2頭シュヴァルツクーゲル⑤5着 トロヴァトーレ①6着 
〇共同通信杯   2頭パワーホール⑨3着 フォスターボンド⑦8着)
〇スプリングS  2頭コスモブッドレア⑦4着 
〇若葉S     2頭(*該当馬なし)
〇ゆりかもめ賞  2頭ウインマクシマム②1着 
〇ゆきやなぎ賞  2頭ショウナンラプンタ③1着 
〇1勝クラス   2頭ヘデントール①1着)
 
 ちなみに、レース間隔は中3・4週から中5・6週当たりが比較的多く、今回の主だったところでは、コスモブッドレア、サトノシュトラーセ、シュガークン、ショウナンラプンタ、ディマイザキッド、ニシノフィアンス、ヘデントール あたりが該当します。

3)血統

 東京の芝らしくトニービンの血脈(グレイソヴリン系)をもつ馬が好走する傾向です。土曜は雨予報でもあるので、さらにこの傾向が強く出るかもしれません。父系にこの血脈がある馬を拾ってみると  ※サンデー系=  、ミスプロ系=  、ノーザンダンサー系=  

 ・サトノシュトラーセ:ジャスタウェイ(父系にトニービン)/母父Champs Elysees
 ・シュガークン   :父ドゥラメンテ(母系にトニービン)/母父サクラバクシンオー 
 ・ジンセイ     :父ジャスタウェイ(父系にトニービン)/母父ストリートセンス
 ・デュアルウィルダー:父Yoshida(父系にトニービン)/母父Kitten’s Joy
 ・パワーホール   :父スワーヴリチャード(父系にトニービン)/母父コマンズ
 ・ヘデントール   :父ルーラーシップ(母系にトニービン)/母父ステイゴールド
 ・ロジルーラー   :ルーラーシップ(母系にトニービン)/母父サンデーサイレンス

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。

 ①大敗直後の馬は不信:前走着順4着以内。
 ②通算出走数6戦以下。
 ③近年(過去5年)は中5週以上の馬が優勢。
 ④内枠有利。

 条件がゆるいので該当馬が多いのですが、むしろ、シュガークンサトノシュトラーセディマイザキッドトロヴァトーレフォスターボンドなどが外れることの方に注意したいです。

5結  論

 キタサンブラックの弟にあたるシュガークンが人気を集めそうですが、前走の大寒桜賞が雨重の馬場だったので、実力を測りかねるところがあります(調教は古馬に先着するなど好時計を出しているようですが)。武も乗るみたいで、個人的にイヤな予感もあるので(笑)、別馬から、新馬戦で皐月賞馬の2着だったヘデントールを主軸に据えてみようと思います。皐月賞のレベルからは一枚落ちるこのメンバーならば、実力的に十分通用しそうです。土曜の天気が雨予報なので、前走重馬場で楽勝してるところも評価できます。相手は、サトノシュトラーセを最も警戒していましたが、JRAのデータどおりだとすれば、ややマイナスなので、パワーホールウインマクシマムの先行力と、ディマイザキッドショウナンラプンタの上がり脚を評価しようと思います。いずれにしても、馬場が悪くなると波乱の目がふくらんで、人気の盲点になっていた馬が突っ込んでくるかもしれません。

 ということで、今日のところは、

 ヘデントール 〇ウインマクシマム ▲シュガークン △サトノシュトラーセ 

 でまとめておきます。

 本日もお読みいただきありがとうございました。どうか無事な一日でありますように。

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4/22(月) 天皇賞・春の展望

2024-04-22 | 分析
 ステイヤーが揃う春の天皇賞は、鞍上のかけひきが見ものですが、最近落馬事故が相次いでいて、この舞台で腕を競えない騎手が何人も出ている状況が残念です。あらためて人馬とも無事が第一と思います。
 では、あいだに2年阪神開催をはさみますが、過去10年の3着以内馬の傾向をデータで追いながら、今年の「主役」を見つけていくことにしましょう。
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇阪神大賞典   12頭 テーオーロイヤル②1着 ワープスピード⑥2着
                  ブローザホーン①3着 プリュムドール⑦4着
                  メイショウブレゲ⑩8着 シルヴァーソニック④11着)
 〇日経賞     9頭 マテンロウレオ⑤4着 ウインエアフォルク⑩9着 
 〇大阪杯*GⅡ含    3頭 タスティエーラ①11着
 〇ダイヤモンドS  2頭 サリエラ①2着
 
 ちなみに、間隔で言えば、中4・5週が多く、日経賞と阪神大賞典が該当します。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 4歳 10頭   〇5歳 9頭   〇6歳 7頭   〇7歳 3頭   〇8歳 1頭
/〇牝馬 1頭    〇騸馬 2頭    
 
 もともと牝馬の出走自体が少ないレースですが、今年はサリエラなど4頭が出走してきます。牝馬で馬券に絡んだのは2021年3着のカレンブーケドールだけですが、今年はどうなるでしょうか。
 
3)血統
 ここ3年、ディープボンド(父キズナ/母父キングヘイロー)が連続して2着に来ていることもあって、父・サンデー系母系ノーザンダンサーのパターンが目につきます。この血脈で該当馬を拾ってみます。
 
 ・サリエラ:ディープインパクト/母父Lomitas
 ・サヴォーナキズナ/母父スニッツェル
 ・シュヴァリエローズ:ディープインパクト/母父Sevres Rose
 ・スカーフェイス:ハーツクライ/母父クロフネ
 ・ディープボンドキズナ/母父キングヘイロー
 ・プリュムドール:ゴールドシップ/母父フレンチデピュティ
 ・メロディーレーン:オルフェーヴル/母父Motivator
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ①キャリア21戦以下:過去10年3着以内馬80%が該当
 ②前走好走馬が優勢:1・2着 or 時計差0.2秒以内
 ③前年以降のGⅠ・GⅡで1着あり
 ④前走四角通過順が7⃣番手以内
 ⑤GⅠ連対実績のない馬は勝っていない
 
 条件に合致するのは菊花賞馬のドゥレッツァで、ついでテーオーロイヤルチャックネイトらが続くといったところです。

5)宮田式バイオリズム

 ・ウインエアフォルク  2・1・2・26
 ・サリエラ       3・2・1・2
 ・タスティエーラ    3・2・0・3
 ・メロディーレーン   4・0・4・27
 
6)結 論  
 ドゥレッツァテーオーロイヤルの対決と見る向きが大勢だと思います。勢いは後者ですが、データ的には前年の菊花賞馬が強いレースですので、前者を中軸とするのが妥当なところと思います。乗り役がルメールさんではない点で、気がかりと言えば気がかりですが。3・4番手は近走充実著しいチャックネイトワープスピードで、この4頭が馬券から外れるようなレースにでもなったら大波乱です。牝馬のサリエラもダイヤモンドSの走りを見ると、けっこうやれそうですが、勝つまではどうかなという印象です。あとは、前走11着ですが、昨年のこのレースで3着に来た8歳のシルヴァーソニック、3年続けて2着のディープボンドと、忘れてはならないタスティエーラでしょう。二強対決ながら3着は混戦と見ます。
 
 ということで、今日は、
 ドゥレッツァ 〇テーオーロイヤル ▲タスティエーラ でまとめておきます
 
 今週は雨続きのようですが、今のうちに降ってくれれば、GWは好天になりますかね。本日もお読みいただきありがとうございました。今週もがんばっていきましょう。
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4/21(日) 本日のねらい

2024-04-21 | 朝予想
 あまり触れたくないのですが、昨日の本ブログで中軸馬として名前を挙げた馬は、福島=落馬、京都=4着、東京=4着という結果となりました。競馬の神様にそっぽを向かれるようなことはしてなかったつもりですが……(笑)。今日は(も)堅実に予想していきます。
 
 京都は朝から雨模様なので、馬場の悪化が避けられそうにありませんが、今日はまず京都のメイン、読売マイラーズCから朝予想をしてみます。今朝の前売オッズより、枠人気とねらいの馬を並べると、以下のとおりです(〇数字は単勝人気順)。
 
 4/21(日) 京都11R 読売マイラーズC GⅡ 芝1600 
 〇1番人気枠=7枠  ソウルラッシュ①   セッション⑧
 〇2番人気枠=2  セリフォス②     リューベック⑬     
 〇3番人気枠=5枠  コレペティトール④  ニホンピロキーフ⑦
 〇4番人気枠=4枠  トランキリテ③    ノースザワールド⑰
 〇5番人気枠=8枠  エエヤン⑨      ボルザコフスキー⑪   フリームファクシ⑫
 〇6番人気枠=1枠  トゥードジボン⑤   スパイダーゴールド⑯     
 〇7番人気枠=6枠  ソーヴァリアント⑥  アリストテレス⑭     
 〇8番人気枠=3枠  エアロロノア⑩      ビーアストニッシド⑮  
 
 雨で馬場がどこまで悪化するかがポイントですが、セリフォス中心でいいのではないかと思います。今まで良馬場以外で走ったことがないので、今回どうなるかわかりませんが、血統的には何とかなるような感じをもちます。実のところソウルラッシュの方が重馬場の実績があるのですが(それで①人気になっている気もします)、外国人騎手が乗らない今回は割り引きが必要かなと思います(今回6・2・1・9と、宮田式バイオリズムが芳しくないのも引っかかります)。相手は、まず、8枠の二頭、エエヤンボルザコフスキーでしょう。258枠が枠人気上位5つ以内のパターンなので、本心を言えば、最も人気のない8枠からねらいを立てたいところですが、出走17頭と多頭数で、大外から先行争いをしてポジションを確保するとなると前半で脚を使わされる気がしたので、狙いをやや下げたというところです。ただ⑨⑪人気と二頭とも人気薄なので、馬券的妙味はあります。あとは、雨馬場で走りそうなトランキリテソーヴァリアントは要注意と思っています。
 
 つづいて、東京のメイン、オークストライアルのフローラSです。
 
 4/21(日) 東京11R サンスポ賞フローラS 3歳牝馬GⅡ 芝2000 
 〇1番人気枠=8枠  クリスマスパレード②  カニキュル⑥   
 〇2番人気枠=5  アドマイヤベル③    コスモディナー⑫
 〇3番人気枠=1枠  バロネッサ①      
 〇4番人気枠=3枠  ラヴェンダ⑤      エルフストラック⑦      
 〇5番人気枠=4枠  トロピカルティー④   メアヴィア⑭  
 〇6番人気枠=7枠  ユキワリザクラ⑨    コンテソレーラ⑬           
 〇7番人気枠=6枠  マルコタージュ⑧    サンセットビュー⑩       
 〇8番人気枠=2枠  ニシノコイゴコロ⑪ 
 
 皐月賞4着のアーバンシックなど、牡馬相手に好走してきた実績を考えるとアドマイヤベルが一番妥当な感じです。相手は、好ステップの前走フラワーC組から、エルフストラックカニキュルマルコタージュあたりがねらい頃と見ます。①人気のバロネッサは好素質馬で調教具合もよくデータ的に有利な内枠に入りましたが、さすがにまだ1勝馬なので、ルメールさんが乗らない今回は割り引きが必要と考えます。あと、2戦2勝のクリスマスパレードも東京替わりで大外がどうかというところでしょう。穴はユキワリザクラの粘り腰でしょうか。
 
 福島開催が最終日で3つめもいきたいところですが、三場予想をすると昨日のようにあまり好結果になる感じもないので、今日はここらで止めておきます。はたしてどうなりますか。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当・高配当を祈ります。
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