くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

飯田丸五階櫓の倒壊防止工事進む

2016年07月22日 | 熊本城・復旧復興

こんにちは。

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角石一本で踏ん張っている飯田丸五階櫓。

この櫓の倒壊防止工事が6月後半から始まり、当ブログでも何度も記事にしてきました。

工事もいよいよ大詰めです。順調にいけばもう少しで飯田丸五階櫓が大きくて力強い緑の鉄骨で支えられます。

 

2016年6月22日の記事
飯田丸五階櫓の倒壊防止工事はじまる

2016年6月27日の記事
市役所展望ロビーから飯田丸五階櫓の倒壊防止工事を確認

2016年7月9日の記事
市役所展望ロビーから飯田丸五階櫓の倒壊防止工事を確認(2)

2016年7月10日の記事
城見櫓6F迎賓庵より飯田丸五階櫓を見る

 

 

 2016年7月21日撮影、熊本市役所14階展望ロビーより

飯田丸に大きな鉄筋がどんと構えています。

この鉄筋が今後飯田丸五階櫓を支えてくれます。

 

 

  

 鉄鋼の組み立ては終わり、今後この鉄骨を移動させ、櫓の下に差し込みます。

それによって飯田丸五階櫓は支えられます。

 

 昨日は鉄骨を南側へ移動。

石垣の先に出ているのがよくわかります。

 

 

 

3ヵ月前まで地震で熊本城がボロボロになるなんて想像したこともありませんでした。

それが4月14、16日の熊本地震で熊本城は甚大な被害をうけました。

この飯田丸五階櫓は地震後3ヵ月以上、角石一本で櫓を支えています。

このままだと、角石は崩れると言われていました。

でも、最新の技術を用いて応急工事が進められています。

あともう少しのところまできました。

どうか、どうか順調に進み、飯田丸五階櫓が崩れませんように。

 

 

今、空の上にいる清正公や細川家の歴代藩主たちはどんな気持ちで見ているだろう。

きっと工事が順調に進んでいることにホッとしているでしょうね。

そして、現代の技術力の高さにびっくりしているかな。

清正公によって築城された熊本城。それをしっかり守りにさらに肥後を発展させた細川家。

そして明治になり陸軍によって守られた熊本城。

先人たちが守ってきた熊本城を、現代を生きる私たちも必ず守りぬきます。

だから、ずっとずっと空の上から私たちのことを見守り続けてくださいね。 

 

 

2016年7月21日撮影、城見櫓さんより

昨日は市役所の上から見て、そしてさらに城見櫓さんにお邪魔して見てきました。

 

 

  

 

城見櫓さんから見るとこの鉄骨の迫力はすごすぎます。

とてつもなく大きくがっしりしています。

この鉄骨は大林組九州支店熊本城工事事務所によると『仮受構台(かりうけこうだい)』というそうです。

鉄骨の全長は約33メートル、高さ14メートル、幅約6メートルあります。

『仮受構台(かりうけこうだい)』のことを熊日では『鉄の腕』『緑の腕』と表現しています。

当ブログでも『緑の腕』と呼ばせてもらおうかな。

 

 

   

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熊本地震で不開門は門も石垣も崩れました(T_T)

2016年07月22日 | 熊本地震後の熊本城

おはようございます。

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熊本地震によって不開門が倒壊し、不開門前の石垣も崩壊しました。

でも中に入れないので直接この目で見る事はできません。

ただ、城外から確認できる部分もあるので写真で地震前と地震後を比べてみました。

 

 2015年4月14日撮影

オレンジの丸印の部分が今回地震で崩れました。

左の建物が現在も必死に踏ん張っている五間櫓です。その左隣が倒壊してしまった北十八間櫓です。

 

 

オレンジの丸印が今回倒壊した不開門です。

左が五間櫓です。

五間櫓と不開門が離れているのは、以前はこの間に六間櫓がありました。 

 

関連記事

五間櫓の踏ん張りを応援したい 

 

 

 もうお判りですよね?

オレンジの丸印が不開門です。 

 

 

この写真は熊本城のFacebookよりお借りしました。 

城内から見た不開門です。

 

 この写真は熊本城のFacebookよりお借りしました。 

 

 この写真は熊本城のFacebookよりお借りしました。 

まさかこんなにくしゃっと崩れるとは・・・。

改めて今回の地震のすごさを再確認しました。

 

 

 2016年7月16日撮影

城内に入れないので、外から確認しました。

石垣が崩れているがわかりますか?

 

地震前と石垣の違いがわかりますよね? 

 

アップにしました。

ここの崩れは内側に石が落ちたようです。

外には石が落ちていないんですよね。すぐ近くの北十八間櫓は外側に崩れていますが、ここは内側です。

 

 

 よーく見ると不開門の屋根?が。

 

  

手前の崩れが不開門の石垣で、奥の崩れが長局櫓の石垣です。

ここらへん一帯はかなりひどいので、応急措置もかなり大変だと思います。

石はどこに置くのかな? 栗石はどこに置くのかな? 

 

今後、変化が判れば、ここもどんどんアップしていきますね。 

 

 

   

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