昨年と同じく男1人でしっとり鑑賞。何か問題でも?
<公式ページ>
※若干ネタバレ要素を含みます
さて、新スタッフ陣による劇場版も今回で2作目。
前作「のび太の恐竜2006」が旧作に忠実に作られていたのに対し、今回は「新」と冠するだけあって、オリジナルの展開がかなり多めに入ってます。
追加された要素は主に美夜子さん絡みの設定。
あるキャラとの因縁、しずかちゃんとの友情、髪に対する想いなど、女性監督ならではの視点が活かされてます。
最後の方ではちょっとホロリと来るエピソードもあり、原作にはない魅力が引き出されたと言えるでしょう。
一方、大幅に削られてしまったのが「活劇」としての要素。
魔界に到着するまでにかなり時間を割いてるので、人魚の誘惑・人食いクジラ・帰らずの原と言った魔界の恐怖シーンは全面カット。個人的にコレは大きなマイナスでした。
別のネタにアレンジするならいいけど、丸ごと無くなるってのはやっぱり物足りないデスヨ…
しかもこれの影響で、後半が妙に駆け足になってしまった感じがします。勿体無いなぁ。
あ、ニセの「おしまい」はちゃんとあります。これが無くちゃあ「魔界」じゃない。
メジューサが怖くないのは旧作と比較してしまうとマイナスですが、この変更にはちゃんと意味があるので、一つの作品としては「コレもアリ」って感じですね。
声について。
美夜子さん役の相武紗季は、なかなか健闘した部類かと。
少なくとも、どっかのロリヒゲジジィが作る超棒読み映画の8億倍は良かったと思います。
満月牧師役の河本(次長課長)もまぁ合格点。ただちょっと声質が若すぎるのが気になりました。
ちなみに設定が博士から牧師に変わった理由は結局よく分かりません。
メジューサ役のマチャミはさすがの演技力!実はこの配役が個人的に一番不安だったんですが、何の問題もなかったです。やっぱりベテラン役者はすごい。
ただ、もう一人のキャラを演じた時に思いっきり「マチャミ」だったのはもう少しどうにかならなかったのかと。
本編と全く関係ないですが、のび太の部屋にオシシ仮面のボトルキャップがあった時は一人爆笑してしまいました。
それから、絵柄の関係で美夜子さんやしずかちゃんが妙にエロくて、美夜子さんのスカートのすそやしずかちゃんの丸見えぱんつが非常にヤバ(ry
美夜子さん、もしかしてはいてな(ry
まとめ。
オリジナル要素は確かに高いクオリティではあったのですが、その影響でアクションとしての面白みが薄れたこと、追加設定がなくても美夜子さんというキャラは充分魅力的だということを考えると、今回のアレンジは功罪相半ばという感じです。
まぁ、色々物足りない部分はあるものの、単独の作品として観た場合は充分楽しめるデキだと思うので、ドラファンは是非ともチェックのほどを。
ちなみにエンドロールのあとに2シーンほどあり、その一つは来年の予告。
そこでは、原作ファンなら容易に「あるキャラ」を連想出来るとあるイメージが表示されます。
来年はついにリメイクを脱却、という噂もありますし、このキャラを中心にした完全新作が見られるのかも知れません。
オリジナルのものを作る力があるのは今回で立証されましたし、期待が高まりますなぁ~。
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さて、新スタッフ陣による劇場版も今回で2作目。
前作「のび太の恐竜2006」が旧作に忠実に作られていたのに対し、今回は「新」と冠するだけあって、オリジナルの展開がかなり多めに入ってます。
追加された要素は主に美夜子さん絡みの設定。
あるキャラとの因縁、しずかちゃんとの友情、髪に対する想いなど、女性監督ならではの視点が活かされてます。
最後の方ではちょっとホロリと来るエピソードもあり、原作にはない魅力が引き出されたと言えるでしょう。
一方、大幅に削られてしまったのが「活劇」としての要素。
魔界に到着するまでにかなり時間を割いてるので、人魚の誘惑・人食いクジラ・帰らずの原と言った魔界の恐怖シーンは全面カット。個人的にコレは大きなマイナスでした。
別のネタにアレンジするならいいけど、丸ごと無くなるってのはやっぱり物足りないデスヨ…
しかもこれの影響で、後半が妙に駆け足になってしまった感じがします。勿体無いなぁ。
あ、ニセの「おしまい」はちゃんとあります。これが無くちゃあ「魔界」じゃない。
メジューサが怖くないのは旧作と比較してしまうとマイナスですが、この変更にはちゃんと意味があるので、一つの作品としては「コレもアリ」って感じですね。
声について。
美夜子さん役の相武紗季は、なかなか健闘した部類かと。
少なくとも、どっかのロリヒゲジジィが作る超棒読み映画の8億倍は良かったと思います。
満月牧師役の河本(次長課長)もまぁ合格点。ただちょっと声質が若すぎるのが気になりました。
ちなみに設定が博士から牧師に変わった理由は結局よく分かりません。
メジューサ役のマチャミはさすがの演技力!実はこの配役が個人的に一番不安だったんですが、何の問題もなかったです。やっぱりベテラン役者はすごい。
ただ、もう一人のキャラを演じた時に思いっきり「マチャミ」だったのはもう少しどうにかならなかったのかと。
本編と全く関係ないですが、のび太の部屋にオシシ仮面のボトルキャップがあった時は一人爆笑してしまいました。
それから、絵柄の関係で美夜子さんやしずかちゃんが妙にエロくて、美夜子さんのスカートのすそやしずかちゃんの丸見えぱんつが非常にヤバ(ry
美夜子さん、もしかしてはいてな(ry
まとめ。
オリジナル要素は確かに高いクオリティではあったのですが、その影響でアクションとしての面白みが薄れたこと、追加設定がなくても美夜子さんというキャラは充分魅力的だということを考えると、今回のアレンジは功罪相半ばという感じです。
まぁ、色々物足りない部分はあるものの、単独の作品として観た場合は充分楽しめるデキだと思うので、ドラファンは是非ともチェックのほどを。
ちなみにエンドロールのあとに2シーンほどあり、その一つは来年の予告。
そこでは、原作ファンなら容易に「あるキャラ」を連想出来るとあるイメージが表示されます。
来年はついにリメイクを脱却、という噂もありますし、このキャラを中心にした完全新作が見られるのかも知れません。
オリジナルのものを作る力があるのは今回で立証されましたし、期待が高まりますなぁ~。
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