TRIVIAL JUNK Blog

ダラダラコスプレイヤー”克晴”の、コスと映画とその他諸々。

デス・プルーフinグラインドハウス

2007-10-13 23:51:54 | 映画
悪気はなかったんです!!
<公式ページ>


タランティーノが趣味丸出しで作った、昔のB級アメリカ映画のレプリカ企画。
映像の独特な荒れ方や文字フォントのバタ臭さには、その時代の映画にさほど詳しくなくても思わずニヤリとするでしょう。
タラってホントに「映画で遊ぶ」という感覚をとことん貫いていて、その姿勢が強烈なファンを生んでるんでしょうなぁ。

内容的には例によって殺人鬼さんがフィーバーするのですが、凶器が「車」ってのが斬新なポイント。
「デス・プルーフ」=「耐死」仕様のドクロカーで真正面からエモノに突撃!ド派手に散り逝くおなごたち!
いやぁこのシーン製作時のタランティーノの興奮っぷりが目に浮かぶようです。

ただ、凶行に及ぶシーンは全体の2割程度で、残りはルックスの微妙な娘どもが延々下世話なダベりをカマすのみ、という眠気との闘いが大変な一本。
会話の端々にスラングらしき単語が聞こえるのですが、字幕では全てを訳しきれていないみたいでちと残念。

しかしラスト15分のバカにバカを重ね続けるカーチェイスと、あまりにもサイコーな「THE END」の出し方はもう本当にサイコーの極み。
劇場内も爆笑の渦。眠気と闘った価値があったというもの!
ホントにタランティーノは大バカじゃー。(褒め言葉)

というわけで、DVDで盛り上がるシーンだけ拾って観るのが一番よろしいかと思います。はい。

…まぁ一番面白かったのは、バーテン役として出演して他の誰よりハシャいでいたタラちゃん自身ですが。


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コメント (5)
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