TRIVIAL JUNK Blog

ダラダラコスプレイヤー”克晴”の、コスと映画とその他諸々。

ドゥームズデイ ★★★☆☆

2009-10-09 00:04:00 | 映画
テーレッテー
<公式サイト>

謎のウイルスにより死の街と化し、政府によって封鎖されたグラスゴー。
ところが数十年後、閉じ込めたはずのウイルスが街の外で再発生。時を同じくして閉鎖空間内に生存者が確認される。「もしやワクチンが!」と期待した政府は、エデン(ローラ・ミトナ)をはじめとした精鋭を街の中へ送り込む。

完全武装の彼らが暗い病院内で出くわしたもの、それはウイルスによって突然変異を遂げたゾンビ達
…ではなく、なぜかモヒカン帝国の皆さまでした。

そんなわけで、出だしのシリアスな雰囲気はどこへやら、以後はマッドマックスもしくは北斗の拳でお馴染みパンクな方々が「汚物は消毒だーー!」とヒャッハーする超展開映画。
21世紀の新時代に、ここまで正統派なヒャッハー映画が観られるとは思いませんでした。
捕らえた軍人を焼いて食ったり、カーチェイスで内臓的なものをブチ撒けて死んだりと悪乗り具合は最高です。
ローラ・ミトナも文句なくカッコイイ!

ただ、中盤の中だるみが酷すぎ。ヒャッハーなノリで突き抜けてくれればいいものを、中途半端に重厚なシーンが入ったせいでテンションが一気に低下。
まぁここも馬に乗った「処刑人」が現れるトコとかは超面白かったんですが、その後がねぇ…
終盤でまたヒャッハー世界に戻ってくれますが、個人的には時既に遅しでした。

部分部分では滅茶苦茶盛り上がったものの、全体的にはなんかまとまりが悪い一本。
まぁここまで大金使ったヒャッハー映画はなかなかお目にかかれないので、その手のノリがお好きなかたはチェックして損はないと思います。


あ、吹き替え版ではモヒカン全員千葉繁で是非。



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コメント
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