タフレック、サイクルキャリアの加工

チーム員の鉄工所にて、タフレック、サイクルキャリアの構造欠陥を解決すべく、部品を加工。

元々のフォークダウン取付金具が、旧来のスポーツ車、ママチャリ程度しか想定されておらず、致命的な構造欠陥が発見された。
クイックレバーで締めた後、カバーを被せる際、エンドが想定幅内に納まっておらず、カバーが閉まらないという現象。
今時のスポーツ車、ロードバイクはエンド幅が厚い為、カバー自体を大きく成型し直すか、エンドクイック幅が広がっても納まる機構を考えないと駄目。
今回の解決策は、片側寸法が決まっている為、反対側にオフセットするという手段。
具体的には、クイック側の固定金具を6mm切削して、反対側に6mm付け足すというもの。
6mm付足側については、当初1mmワッシャを6枚重ねて対応しようと考えていましたが、チーム員が機転を利かせてくれSUSにて6mmスペーサーを製作して頂きました。
今週末には取付実験を行う予定。

不具合部品届いた当日に加工していただき、自宅まで届けていただきました。
ありがとうございました。