さいたま市浦和区  小泉漢方堂鍼灸療院

~全ての人々に健康と幸せを~  

東北関東大震災について

2011-03-22 23:43:47 | 日記・エッセイ・コラム

私は学生時代、被災地の中心あたり

海まで徒歩でいける高台のアパートに住んでいました


震災が起こった翌日

TVを見たときに

見覚えのある街並みが、瓦礫まみれになっていました

友人たちが住んでいた街が・・・

お世話になった人たちが住んでいる街が跡形もなく

懐かしいはずのあの街が・・・




被災地では、医薬品が不足し

風邪が猛威を振るっていると聞きました

薬を必要としない我々鍼灸師は、1本の鍼さえあれば

いくらでも風邪の引いた方々の治療に当たれる

外科的な手術を必要としている外傷でない限り、鍼灸で苦痛を緩和し治癒に導ける

精神的な傷を負い、疲労困憊し眠れないような方々にも、精神安定に貢献できる

様々な症状で苦しんでいる方々の苦痛を和らげることができる

悔しいではないか

微力ながら、その場にいれば・・・




患者様にも、被災地に家族がおられる方々がいらっしゃいました

中には、ご家族やご親戚、ご友人が未だに行方不明であったり、亡くされていたり・・・

その心配で、ご自身も体調を崩されている




しかし、自分が被災地に出向いて動くことに意味はあるだろうか

一人で動くことは、被災地の足手まといにしかならないのではないか




今出来ること


募金はしましたが

一番の貢献は

何なのか・・・


色々と考え方はあるかと思いますが

私なりの結論が出ました


今出来ることに集中すること


目の前にいる方に元気になっていただくこと


そうすれば

元気になった人たちが

一生懸命に仕事をし

経済を潤し

身近な人を助け

愛する人を支え

傍を楽にさせて行く


巡り巡って

被災地に届くはず



今、自分にできることはそうゆう事かと



この度の地震により被害を受けられました皆さまに

心からお見舞い申し上げます