近くの五日市小学校の公開講座で
盲導犬について、全生徒、父兄対象に行われました。
私もPCボランティアをしている関係で先生が盲導犬などなかなか見られないので
是非どうぞとお誘いを受けました。
こんな機会でもなければお話も聞けないと参加させていただきました。
実際に盲導犬(コナン)と2年間生活をしていらっしゃいます、
秋川の望月さんご夫妻と盲導犬協会の方が来てお話して下さいました。
子供達にはクイズ形式でわかりやすく説明されました。
この盲導犬はラブラドール(オス)で頭がよく、無口、素直でご夫婦にとって
口のきけない長男で家族の一員だそうです。
また、ご夫婦の話では「秋川はゴミだらけ」とおっしゃいまして、
コナンと散歩に出るとくいしんぽうでふわふわしたものや、
テッシュを口に入れてしまい、散歩に出るときは
ゴミ袋を持って行くそうで大変だとも言ってました。
もし、視覚障害者が盲導犬を連れて交差点などで
わからないようでしたら犬にさわったり、犬に声をかけず
本人に直接、声をかけてあげたり、本人の左側から介助してあげます。
犬にさわったり、声をかけると犬の本来の仕事(誘導)する事を
忘れて本人にも怪我をさせてしまうからだそうです。
盲導犬について
盲導犬とは視覚障害者を安全に快適に誘導する犬のことです。
盲導犬が日本に紹介されたのは、1938年に盲導犬を連れて
旅行中のアメリカ青年が立ち寄ったのが最初だそうです。
日本での盲導犬は現アイメイト協会理事長塩屋賢一氏が
育てた「チャンピィ」が1957年に国産として初めての
盲導犬となったようです。
日本全国で盲導犬は948頭しかいません。
盲導犬になる犬は血統書つきのラブラドールリーバーで
生まれた子犬の2割位しか盲導犬として活躍出来ないそうです。
生後45日~1歳までパピーウォーカ(飼育奉仕者)に育てられ
1歳から1年間訓練センターで訓練し2歳~10歳位まで
視覚障害者の手足になりその後引退します。
1頭、訓練するのに300万円位かかるようです。
国の援助は5%で95%は寄付、募金でまかなわれているそうです。