思い出

日常の出来事を書き留める

ふきのとう76 (花植え)

2009-05-16 21:51:09 | ヘルパー
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13日「ふきのとう」も3週間ぶりに元気な皆さんとお会いすることができました。
4/29・5/6と祝日が続いた為「ふきのとう」もお休みでした。
久しぶりに会えた皆さんお休みにあった出来事にお話がつきませんでした。

午後からは植木鉢にお花を植えました。
花は「日日草」と「ガザニア」を植えました。

4年位鉢のお花の植え替えもしなかったのです。
4年も鉢替えしなかった為鉢に根が張っていて整理するのに
大変でした、全部土を出して鉢を綺麗に洗いました。
皆さんに気持ち良く植えてもらうには、ヘルパーさんも下準備が
大変です。お花を見るのは癒されますが・・・

最後に植えたお花の前で記念撮影をしました。


   

               書道展

                 

五日市書道展があり、利用者さんの作品が出て居るというので見に行きました。
足の不自由の方で今年90歳になる人です、普段から一生懸命に練習した賜です。
しっかりした字を書かれて素晴らしい作品を見せていただきました。




姫の沢公園(熱海)

2009-05-16 21:50:16 | 旅行
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5月10日母の見舞いに出かけました。
だいぶ体力も衰えて、返事もなく、手を握っても握り返す力もありません、
やせ衰えて骨と皮だけになってしまいました。
痰が詰まらなければすやすやと気持ちよさそうに寝ています。
見舞いに行って手や足をさすってやること位しかできませんが・・・



  


帰りにつつじが綺麗に咲いていると聞いたので姫の沢公園に寄って来ました。
山の斜面で下方のお花が終わっていましたが上の方は綺麗に咲いていました。
山の斜面には60000本位のつつじが植わっているようです。

「姫の沢公園」はいつ訪れても花木から野草の花を見ることができる
「緑の中の安らぎ植物公園」です。園内には600種類以上の花木や野草がある。

お花を見ながらウォーキングすると結構いい運動になります。
山全体にアスレチックがあり一回りするのに2時間位かかるそうです。
哲君もやりたいと言っていたのですがあまり時間がないので2、3個所だけ
回ってきました。
今回回れなかったのですが「しゃくなげ」も800種、2000本もあります。
これからは「あじさい」の花が500株あり綺麗に咲くようです。

   


知っていますか?「認知症」のことを

2009-05-12 10:47:08 | ヘルパー
                  

秋川農協の女性大学で「認知症」の講演会があり参加してきました。

日本の高齢人口は65歳以上が2007年度2700万人以上(21%)になりました。

認知症は成人の脳の病気により記憶生涯や判断力などの認知機能障害を起こし
その結果日常生活が自立できずに、差し障りが出る状態のことを言う

「普通の物忘れ」と「認知症の物忘れ」の違い
普通の物忘れ
 聞いた物の名前を忘れてしまったり、久しぶりに会った友達の名前が
 思い出せないなど、自分が体験したことを「部分的に」忘れてしまう
 ことをいいます。そのため「忘れたという自覚が」ある。
認知症の物忘れ
 「場所」が分からなくなったり「時間」が分からなくなったり、さらに
 体験したことそれ自体「すぽっ」と忘れてしまうため「忘れたという自覚」が
 なく、日常生活に支障をきたいてしまう。

認知症は進行します
 「認知症」には「進行」するという特徴がある。
 当初は「物忘れ」だけで済んでいたものが、そのうち「見当がつかなくなる
 (失見当識)」という障害へと進行していきます。たとえば、季節や昼と夜の
 区別がつかなくなると言う時間の見当がつかなくなったり、今自分がどこに
 いるかという場所の見当がつかなくなるというものです。
  さらには、大切なことの判断がつかなくなったり、人を疑ったりすることが
 おこってきます。    たとえば、「お金をしまった場所を忘れた」のに
 「誰かが盗んだ(被害的な判断をする)」と思ってしまうことです。
  やがて、家族のことがわからなくなり、周囲の知り合いの顔もまったく
 分からない状態まで進行していくことになります。
  なお、「普通のもの忘れ」では「忘れっぽい」こと以上に進行しません。

認知症と間違えやすい症状
 認知症によく似た症状が現れますが、実は認知症でないこともあります。
 その1つは、高齢者によくみられる意識レベルが軽く低下した状態です。
 これは脱水症状や心筋梗塞、脳卒中の発作などのときにおこる意識が
 ボーッとした状態をいいます。
  こうした症状は突然みられることが多く、1日のうちでも夕方から出現
 するとか、1週間を振り返ると何日はとても調子が悪かったのが、その他の日は
 まったく調子がよかったり、状態が浮動するのが特徴です。
 もう1つは「うつ病」です。
 日常生活で気力が低下し、食欲低下や、不眠さらには自殺を図ったりします。
 口数が減り、外出をしたがらなくなったり、身の周りがちらかったままに
 なります。

認知所の主な原因は
「アルツハイマー型認知症」と「脳血管障害」です。
 「認知症」を引き起こす原因の病気は沢山あるといわれています。
 なかでも、脳内に出血をおこして脳細胞が死んでしまう「脳血管障害」と
 脳細胞が徐々に変性し減少してしまう「アルツハイマー型認知症」が
 主な原因と言われています。
  最近の研究では、アルツハイマー型認知症は高血圧や高コレステロール血症
 動脈硬化など、脳血管障害と同様の原因が関係していることがわかってきた。


知ってください! 認知症のひとの心の中
 認知症になり、さまざまな認知機能が障害されると、周囲の人からは、
 ”ただ呆然としている””おかしなことを喋っている”ようにしか
 見えないかもしれません。 しかし、本人の内面では、強い不安や
 緊張、さらにはパニックをおこしやすい状況に置かれていることが多くある。

 ケース 1 (不安と緊張)
    「ここはどこ? これからどうすればいいの?」
   「いつも通る道を歩いていたはずなのに、ここはどこなのかわからなく
    なってしまった。」 認知症の人は、物忘れと同様に判断力も低下
    していまい、場所や時間などの見当がつかなくなる「見当識」の障害
    がおこります。 そのため、現実の状況を適切に判断できなくなり、
    慣れ親しんでいる場所も、まるで一度も来たことのない不思議な場所
    に迷い込んだように思うことがあります。
    このときの本人は、わからないことへの恐怖感でいっぱいになり、
    どうしていいのかわからず、不安や緊張の連続で、とても疲れやすく
    なっています。 認知症の人は、誰かに助けを求めるという判断も
    できず、ただ途方に暮れているだけなのです。

 ケース 2 (焦り、混乱、心身の動揺)
    「まわりがグラグラして動けない!」
     [まるで電車の窓から見ている世界のように、周りの人たちは動き
     話している。 私はこの速さについていけない」
     認知症の人は見当識や情報を処理する能力に障害を持っているため
、    日常生活のスピードについていけなくなってしまいます。
     周りの人が話す言葉の速さや動きなど、これまでは当たり前だった
     ことがとても速く感じられ、そのため周りとうまく関われなくなって
     しまいます。
     このときの本人は、うまく周りと関われないもどかしさ、イライラ
     などのほかに、周りから独りぽっちに取り残された孤独感も感じて
     いるのでしょう。ぼーっとして自分からは何もできなくなってしまいます

 ケース 3(周囲の刺激による内面の脅威)
    「まぶしい! うるさい! イライラする!」
    私に向かってどんどん近づいてくる音がする! 空から光の攻撃が
    私を狙っている! 周りにいるのはみんな私の敵か?」
    私達の日常生活の中には、雑音・騒音・さまざまな強さ・色の光
    風などたくさんの刺激があります。通常は無意識のうちにこれに
    対応しているのですが、認知症の人はそれらの刺激に対してどのように
    対応してよいか判断する能力も低下しているため、感情的に落ち着かなく
    なり、怒りっぽくなったり、イライラすることが多くなるようです。
    また、まわりのいろいろなものが自分に向かって攻撃してくる威嚇を 
    感じています。そのため、逃れようとしたり、反対に戦おうとしてしまう
    こともあります。さらには、これらの威嚇を避けるため、自分の世界に
    引きこもってしまうこともあります。 

 ケース 4(身体の不快による内面の乱れ)
    「痛い! かゆい! だるい! イライラする!」
    「なんだかあちこちが痛いのよ。それに眠いし、体もだるい。
    ああイライラする!どうにかして!どうしたらいいの?」
    私達の日常生活の中では、怪我や体の不調でどこか痛かったり、   
    かゆかったりします。この場合、手当てをしたり、我慢したり
    掻いたりしてその状況に応じた行動をとります。
    しかし、認知症の人は、このような身体の不快感に対しても自分では
    うまく対処できないのです。 また、痛みなどのほか、トイレに行きたい
    欲求や空腹感、眠気などに対してもうまく対処できず、どうしていいか
    わからなくなってイライラし、落ち着かなくなって、激しい言動を引き起
    こしてしまいます。

ケース 5( 自己の崩壊への恐怖)
   「自分自身が消えて、なくなってしまう!」
    認知所の人はケース1~ケース4 のように、認知症の進行にともない
    さまざまな能力が失われることで、自分自身の中でますます不安感が
    高まり、混乱が生じ、気力も失せて、常に動揺している状態になって
    しまうようです。  おそらく認知症の人は、自分自身が崩れてしまう、
    消えてなくなってしまう、といったような感覚に襲われているのでしょう

ケース 6 (逆行性の体験)
    「あの日あの時が、今まさにここだ!」
    認知症の人は新しい体験の記憶から失われ、比較的認知症が進行しても
    昔の記憶は心の中に残っています。そのために、現在と過去が混乱し、
    昔のできごとが昨日おこったことのように思いこんでしまうのです。 


認知症にならないために
   認知症にならないためには、まずその主な原因である、
   脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症
   防ぐことが大切です。特に脳血管障害を防ぐことは、アルツハイマー型認症
   にも有効であることがわかっていますので、とても大切です。
   また、病気やけがなどで「寝たきり」の状態になったことがきっかけで、
   認知症になってしまうことが多くありますから、これを防ぐことも大切です
   さらに、高齢になっても頭を働かせる習慣を持つことで、脳の神経細胞は
   活性化していき、認知症になることを防ぐことが可能なこともあります。
   また、「閉じこもり」により他人との接触がなくなったりすることなども
   認知症の大きな原因になるといわれていますので、これらに対する注意も
   必要です。