
厳しい環境を説明する東京和楽器の大瀧勝弘代表www
日本文化の危機、三味線の最大手「東京和楽器」が廃業へ 需要激減にコロナが追い打ち
東京新聞 2020年6月28日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/38357
「断腸の思い。4、5月は注文がゼロ。もともと大変だったが、これをきっかけに廃業を決めました」と話すのは大瀧勝弘代表(80)。135台の機械がそろう作業場では、職人たちが胴となる木材を削るなどの工程を黙々と行っていた。高い技術でプロや愛好家、小売業者から信頼され続けてきた。
全国邦楽器組合連合会の調べでは、三味線の国内製造数は、1970年には1万4千5百丁だったが減り続け、2017年には10分の1以下の1200丁となった。同社でも10年以上前は年間800丁ほど製造してきたが、最近は400~500丁に減少していた。
専門誌「邦楽ジャーナル」の田中隆文編集長(65)は「ものすごく大きな事件。1社の廃業でなく、日本文化の危機。修理に時間がかかるなど、いろいろなところに影響が出ると思う。文化に対する国の予算も先進国では最低。東京和楽器の職人は国の宝と考えるべきだ」と懸念する。
長唄三味線の人間国宝、今藤政太郎さん(84)は「私が使っている三味線にも東京和楽器のものもあると思う」と前置きした上で、「(三味線の需要減は)何年も前から言われていたが、来るべきものが来たし、困ったことになった。私たち演奏家も三味線需要喚起のため努力していきたい」と話した。
おめでとうございます!!w
悪い文化は滅んだほうがいいです。
こんなものに国はこんなものに補助金など出す必要はありません。