幼稚園のお別れ遠足の時の話です。
行ったのは横浜方面で、普通の遠足とは違って何か所かを回り
その中の一つに動物園があった。
他のクラスの担任であった金子先生が象にリンゴをあげた。
動物にエサをあげることに当時はゆるかったのか許可を取っていたのかは定かではない。
そういえば私も小1か小2の時に猿にアポロチョコレートをあげたことがある。
リンゴをいくつか持ってきて1つずつ象のいる檻に投げ入れた。
1つあげると象は催促する。
投げたリンゴのうちの1つはウンコの近くに転がって象は見つけられなかった。
「これはダメね」と言って金子先生は次のリンゴを投げた。
最後の2番目に「今度はお芋さんよ」と言って1つだけあったサツマイモを投げ入れた。
最後のリンゴの後「これでお終いよ」といって幼稚園の一行は象の場所から立ち去った。
象はまだ催促していたがやがて諦めた。
その後ウンコの近くに転がったリンゴを見つけて食べていた。