手話できるゴリラ死ぬ=46歳の「ココ」-米
時事通信 2018/06/22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018062200593&g=int
> 【ロサンゼルス時事】手話で人間と意思疎通できるとして、「ココ」のニックネームで親しまれた雌のニシローランドゴリラが19日に死んだと、飼育していた米カリフォルニア州の「ゴリラ財団」が発表した。46歳だった。
財団は声明で「ココは異なる生物種間の意思疎通と共感の『偶像』として多くの人々に影響を与えた」とコメントした。
> ココは1971年にサンフランシスコ動物園で生まれ、日本語の花火にちなんで「ハナビコ(花火子)」と名付けられた。
研究者に教えられた手話を1000語以上操り、英語の話し言葉を2000語程度理解したとされる。
> 米メディアによると、ココはカリフォルニア州の保護施設で死んだ。寝ている間に息を引き取ったという。
人間とのやりとりや子猫をかわいがる様子が人々を魅了し、多くのドキュメンタリーに登場。
自然科学誌「ナショナルジオグラフィック」の表紙も飾った。(2018/06/22-11:17)
猫の死とココ
Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B3%E3%82%B3_(%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%A9)&oldid=68974612
>飼育係のパターソンがココに絵本を読み聞かせていた所、ココは絵本に出てきた猫を気に入り、誕生日プレゼントに猫をおねだりした。 そこでおもちゃの猫を与えたが、ココが気に入ることはなかった。
>そこで、ゴリラが別の動物をペットとして飼育することができるのかの実験も兼ね、本物の生きた子猫を与えることとなった。 3匹の子猫が候補となり、ココはその中の自分と同じようにしっぽのない1匹を選び、ボールと名付け、2匹の生活が始まった。 当初飼育員達は、ココがボールを殺してしまう事を危惧していたが、ココはボールの体を舐めたり、抱きかかえたりして、愛情を注いでボールの事を育てていた。
>しかしある日、ボールは車に轢かれて死んでしまう。 飼育係のパターソンがその事を手話でココに伝えた所、ココは少しの沈黙の後に「話したくない」と答えた。続けて彼女は手話でボールへの愛情や悲哀の言葉を繰返し、大きな声で泣き続けた。 この時の様子は映像としても残っており、ココの悲しむ様子もハッキリと確認できる。
>同時に彼女は「死」の概念も理解しており、手話で「ゴリラはいつ死ぬのか?」と問われると「年をとり 病気で」と回答し、「その時何を感じるのか?」という質問には「眠る」とだけ答えた。 そして、「死んだゴリラはどこへ行くのか」と聞くと、「苦痛のない 穴に さようなら」と答えた。
ココの死生観
http://blog.qetic.jp/archives/4279
>ココが研究者ムーリンと「死」について会話した内容を以下に記載します。
「死」について会話した内容は次のとおりです
>ムー:念を押しますよ、このゴリラは生きているの、それとも死んでいる?
ココ:死んでいる さようなら。
ムー:ゴリラは死ぬとき、どう感じるかしら?しあわせ、かなしい、それとも怖い?
ココ:眠る。
ムー:ゴリラは死ぬと、どこにいくの?
ココ:苦労のない 穴に さようなら。
ムー:いつゴリラは死ぬの?
ココ:年とり 病気で。
>「苦労のない 穴に さようなら。」の原文は
“Comfortable hole bye.”となっているようです
ココの死はあまり話題になってません。
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