こんにちはhimeです(◕ᴗ◕✿)
ジャスティスリーグは監督が異なるので、
作品として別のものになるのは当然ですが、
ロッキーは監督も脚本も同じ。
それにもかかわらず、
別の作品に仕上がっています。
まずロッキー4 炎の友情は
冷戦時期におけるアメリカ対旧ソ連が
命題となっており、
アメリカが旧ソ連を倒すことで
アメリカンハッピーとして描かれています。
地位、名誉、家族に恵まれたロッキーが、
全てを捨て単身旧ソ連に乗り込み、
未知の強敵と拳を交える。
最後には互いに解かり合えるという、
形を変えた戦争として描かれています。
対してロッキーVSドラゴは
ボクサーとしての姿が主題となっており、
アポロ、ドラゴそしてロッキーそれぞれの心情が
描いています。
なぜアポロはドラゴと対戦したのか。
国策としてボクシングマシンとして造られたドラゴが
戦う意味を見出す姿。
ボクシングとは、ボクサーとな何か、
その答えをリングに求めるロッキー。
同じ場面でもその前後や別のカットを入れ
音楽の使い方を変え深堀されています。
特に冒頭とラストはホ〜ォとなります。
90分強と限られた時間でよくもここまで変えられるものだと感心しました。
素人目には120分位でもっともっと描いても良かったと思いますが、
限られた時間だからこそ活かされる演出なのかもしれません。
どちらの作品が優れている等ということは言えません。
作品としてその時代にあった演出をしているのだから
それぞれの作品に訴えかけるものがあります。
映画として純粋に楽しむのと共に、
どれだけのシーンを撮影し、
カットされているのか、
映画1本作るのに要される労力、時間は
計り知れないものがありますね。
上映劇場等限られていますが、
興味ある方、是非ご覧になってみてくださいね!(≧▽≦)
©︎Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.