今年も神楽で始まりです!
上野学園ホールで開催の「新春神楽まつり」に行ってきました。
今回は、主人もパス、主人の姉もパスで一人の鑑賞でした。
11時開場、12時開演でしたが、全席指定なので11時半に行きましたがもうすでに席は一杯でした。
会場入り口でお馴染みの「加計神楽まんじゅう」の店が出ていましたが、私は、戸河内の「かしわ餅」をゲット。(会場内は飲食禁止なのでロビー以外は食べられません)
12時いよいよ開演です。
司会は例の「斉藤裕子さん」です。
1、悪孤伝 横谷神楽団 (三次市布野町)
横谷神楽団は、昭和58年に横谷神楽クラブとして発足、子や孫に自信を持って伝承できる神楽団づくりを目標に、平成2ねんからは子供神楽クラブへの指導と、現在は29名で活躍されています。
平安時代の中頃、美しい女人・玉藻前(たまものまえ)が鳥羽上皇に仕え、寵愛を受け、陰陽師・阿部康親が占うと玉藻前は、婬酒によって王を誘惑し、悪の限りを尽くして中国から飛来した金毛九尾の狐の化身。
正体を見破られた妖狐は、下野に国・那須野ヶ原に逃げます。
狐は女人を装い、女人禁制の十念寺の和尚・珍斉を取り食らいます。
悪狐退治の勅命を受けた弓の名人・三浦ノ介上總ノ介によって退治されるという物語。
(初めて見た三次の神楽です)
2、葛城山 曙神楽団 (北広島町)
神楽団の設立は定かではありませんが、明治初期には活動していた記録が残っています。
伝承を守り、地元のお祭りには夜を徹して奉納しております。
大和の国を一望する葛城山に棲みつき、天下を攪乱しようとする土蜘蛛の精魂が、源頼光の美しい侍女・胡蝶に成りすまし典薬の守から薬を持ち帰り、頼光に毒薬を飲ませます。
正体を見破られた土蜘蛛の精魂は山へと逃げ帰ります。
四天王に「蜘蛛切丸」の名刀を授け土蜘蛛退治を命じます。
壮絶な戦いの果てに成敗するという物語。
(このときは何故か眠くて余り見れませんでした)
3、滝夜叉姫 宮之木神楽団 (広島市安佐北区)
平成10年に、広島市安佐北区飯室の野原八幡神社を御祭神として設立、阿須菜系八丁子とする、梶谷神楽団に師事を受けています。
設立から15年を迎え、年間40回を超える出演依頼を戴き感謝しております。
東の国の新皇を名乗った平将門は、天慶の乱で藤原秀郷・平貞盛の軍に敗れ去ります。
平将門の娘・五月姫は父の怨念を果たす為、貴船の社に願を掛け、満願と共に貴船の妖術を授かります。
五月姫は、名を「滝夜叉姫」と改め、父の因縁の郷、下総の国・猿島の地に立ち戻り、多くの手下を従えて反乱を企てます。
陰陽師・大宅の中将光圀らは、朝命を奉じて下総の国へと向い、陰陽の術と邪心の激しい戦いとなります。
滝夜叉姫の朝廷に対する復讐は成らず、無惨に敗れ去っていくという物語。
(いつも見ているがいつも斬新です)
4、恵比寿 宮之木神楽団
10周年特別演目
(恵比寿様が鯛を釣りあげるめでたい舞)
特別に大黒様も来てモチまきをされて、私の所にも幸福の種の「金のミルク」の飴が飛んできました。
15分間、休憩です。
5、稲生平太郎 横谷神楽団
この物語は、三次市に伝わる「稲生怪物物語」を神楽化した、横谷神楽団の創作神楽です。
三次の」武士・稲生武太夫(幼名:平太郎)が寛永2年(1625)、16才の時に実際に体験したことと言われています。
平太郎は隣家に住む力士・三井権八(布野出身)と比熊山で肝試しの間、毎夜怪物が現れ悩ませましたが、平太郎は惑わされることなく耐えしのぎました。
妖怪の頭・三世世界の魔王・山本五郎左右衛門は平太郎の武勇に感服し、自分を呼び出す小槌を手渡し物怪と共に立ち去っていったという物語です。
(稲生怪物物語は南区の稲生武太夫伝説に有りますので知っておりました)
6、紅葉狩り 曙神楽団
狩野の旅にでた平維茂は、信州・戸隠山の鬼女たちに紅葉狩の酒宴へと誘われ、酔いしれてしまいます。
酔い伏した維茂は鬼女の妖術に倒れますが、日ごろから信心する八幡大菩薩が降臨し、命を救い、一命を救われた維茂は授かった神剣を持って、めでたく鬼女を征伐するという物語です。
(初めての神楽団でしたが、衣装も良く、上手に舞われます)
7、八岐大蛇 宮之木神楽団
出雲の国に暮らす足名椎(あしなづち)・手名椎(てなづち)老夫婦には八人の娘がいました。
毎年、一人又一人と大蛇に飲み取られ、いよいよ八人目の姫が飲みたられる季節となり、老夫婦と八人目の姫・奇稲田姫(くしなだひめ)は嘆き悲しんでいました。
そこへ高天原から舞い降りた須佐之男命が通りかかり、そのわけを聞きます
命は大蛇退治を決め、老夫婦に八塩折の毒酒を作らせ酒を入れた樽に姫を立たせます。
どこからともなく大蛇が現れ、毒酒に映った姫の影を飲み干していきます。
酔いの回るほどに暴れ狂い、しだいに酔い伏してしまいます、待ち構えていた命は壮絶な戦いの末、大蛇を退治します。
大蛇のお腹から出てきた一本の刀を天叢雲剣と名付け、天照大神に捧げます。
そしてめでたく寄稲田姫を妻とし、平和で豊かな出雲の里で暮らしたという物語です。
宮之木神楽団の大蛇を初めて見ました!
八匹の大蛇もさることながら、全部が口から火を吹き、舞台一杯に暴れる大蛇には圧倒されました。
最後まで堪能しました、今年も神楽からの一年になりそうです。
(ビデオ、カメラの撮影禁止ですので画像はありません、パンフの画像を使用しました)
上野学園ホールで開催の「新春神楽まつり」に行ってきました。
今回は、主人もパス、主人の姉もパスで一人の鑑賞でした。
11時開場、12時開演でしたが、全席指定なので11時半に行きましたがもうすでに席は一杯でした。
会場入り口でお馴染みの「加計神楽まんじゅう」の店が出ていましたが、私は、戸河内の「かしわ餅」をゲット。(会場内は飲食禁止なのでロビー以外は食べられません)
12時いよいよ開演です。
司会は例の「斉藤裕子さん」です。
1、悪孤伝 横谷神楽団 (三次市布野町)
横谷神楽団は、昭和58年に横谷神楽クラブとして発足、子や孫に自信を持って伝承できる神楽団づくりを目標に、平成2ねんからは子供神楽クラブへの指導と、現在は29名で活躍されています。
平安時代の中頃、美しい女人・玉藻前(たまものまえ)が鳥羽上皇に仕え、寵愛を受け、陰陽師・阿部康親が占うと玉藻前は、婬酒によって王を誘惑し、悪の限りを尽くして中国から飛来した金毛九尾の狐の化身。
正体を見破られた妖狐は、下野に国・那須野ヶ原に逃げます。
狐は女人を装い、女人禁制の十念寺の和尚・珍斉を取り食らいます。
悪狐退治の勅命を受けた弓の名人・三浦ノ介上總ノ介によって退治されるという物語。
(初めて見た三次の神楽です)
2、葛城山 曙神楽団 (北広島町)
神楽団の設立は定かではありませんが、明治初期には活動していた記録が残っています。
伝承を守り、地元のお祭りには夜を徹して奉納しております。
大和の国を一望する葛城山に棲みつき、天下を攪乱しようとする土蜘蛛の精魂が、源頼光の美しい侍女・胡蝶に成りすまし典薬の守から薬を持ち帰り、頼光に毒薬を飲ませます。
正体を見破られた土蜘蛛の精魂は山へと逃げ帰ります。
四天王に「蜘蛛切丸」の名刀を授け土蜘蛛退治を命じます。
壮絶な戦いの果てに成敗するという物語。
(このときは何故か眠くて余り見れませんでした)
3、滝夜叉姫 宮之木神楽団 (広島市安佐北区)
平成10年に、広島市安佐北区飯室の野原八幡神社を御祭神として設立、阿須菜系八丁子とする、梶谷神楽団に師事を受けています。
設立から15年を迎え、年間40回を超える出演依頼を戴き感謝しております。
東の国の新皇を名乗った平将門は、天慶の乱で藤原秀郷・平貞盛の軍に敗れ去ります。
平将門の娘・五月姫は父の怨念を果たす為、貴船の社に願を掛け、満願と共に貴船の妖術を授かります。
五月姫は、名を「滝夜叉姫」と改め、父の因縁の郷、下総の国・猿島の地に立ち戻り、多くの手下を従えて反乱を企てます。
陰陽師・大宅の中将光圀らは、朝命を奉じて下総の国へと向い、陰陽の術と邪心の激しい戦いとなります。
滝夜叉姫の朝廷に対する復讐は成らず、無惨に敗れ去っていくという物語。
(いつも見ているがいつも斬新です)
4、恵比寿 宮之木神楽団
10周年特別演目
(恵比寿様が鯛を釣りあげるめでたい舞)
特別に大黒様も来てモチまきをされて、私の所にも幸福の種の「金のミルク」の飴が飛んできました。
15分間、休憩です。
5、稲生平太郎 横谷神楽団
この物語は、三次市に伝わる「稲生怪物物語」を神楽化した、横谷神楽団の創作神楽です。
三次の」武士・稲生武太夫(幼名:平太郎)が寛永2年(1625)、16才の時に実際に体験したことと言われています。
平太郎は隣家に住む力士・三井権八(布野出身)と比熊山で肝試しの間、毎夜怪物が現れ悩ませましたが、平太郎は惑わされることなく耐えしのぎました。
妖怪の頭・三世世界の魔王・山本五郎左右衛門は平太郎の武勇に感服し、自分を呼び出す小槌を手渡し物怪と共に立ち去っていったという物語です。
(稲生怪物物語は南区の稲生武太夫伝説に有りますので知っておりました)
6、紅葉狩り 曙神楽団
狩野の旅にでた平維茂は、信州・戸隠山の鬼女たちに紅葉狩の酒宴へと誘われ、酔いしれてしまいます。
酔い伏した維茂は鬼女の妖術に倒れますが、日ごろから信心する八幡大菩薩が降臨し、命を救い、一命を救われた維茂は授かった神剣を持って、めでたく鬼女を征伐するという物語です。
(初めての神楽団でしたが、衣装も良く、上手に舞われます)
7、八岐大蛇 宮之木神楽団
出雲の国に暮らす足名椎(あしなづち)・手名椎(てなづち)老夫婦には八人の娘がいました。
毎年、一人又一人と大蛇に飲み取られ、いよいよ八人目の姫が飲みたられる季節となり、老夫婦と八人目の姫・奇稲田姫(くしなだひめ)は嘆き悲しんでいました。
そこへ高天原から舞い降りた須佐之男命が通りかかり、そのわけを聞きます
命は大蛇退治を決め、老夫婦に八塩折の毒酒を作らせ酒を入れた樽に姫を立たせます。
どこからともなく大蛇が現れ、毒酒に映った姫の影を飲み干していきます。
酔いの回るほどに暴れ狂い、しだいに酔い伏してしまいます、待ち構えていた命は壮絶な戦いの末、大蛇を退治します。
大蛇のお腹から出てきた一本の刀を天叢雲剣と名付け、天照大神に捧げます。
そしてめでたく寄稲田姫を妻とし、平和で豊かな出雲の里で暮らしたという物語です。
宮之木神楽団の大蛇を初めて見ました!
八匹の大蛇もさることながら、全部が口から火を吹き、舞台一杯に暴れる大蛇には圧倒されました。
最後まで堪能しました、今年も神楽からの一年になりそうです。
(ビデオ、カメラの撮影禁止ですので画像はありません、パンフの画像を使用しました)
愚生には神楽に関する知識はまるでないのですが、
好きな方たちはたまらないのでしょうね。
特に、HNにさえ神楽の貴姉にとっては・・・。
神楽は子供のころからの唯一の私の娯楽です、道楽かな?
主人はパチンコです、パチンコに一ヶ月も行かないことはありません、頭がジンジンしだすそうです。
最近はどちらも回数が減ってきました、やはり年なのでしょうね~。
gettengさんは音楽ですか?
我が湘南地方でも初詣では、よく見られますが、日本文化ですね~
神楽は子供のころからの唯一の楽しみです。
年に10回は見ているでしょう。
伝統芸能で、神楽フアンは広島は多いです。
神楽団はハワイとか東京公演も最近は行って居るようです。
新春神楽。いいですねぇ!羨ましい限りです。
でも、一人で観るより、皆と一緒の方が楽しいかも?
いや、途中で帰ろうといわれないから逆に一人の方がいいかな?
稲生平太郎は観たことがありませんが、どうでしたか?機会があれば是非とも観たいです。
今年もよろしくです!
一人で最後まで見ましたよ。
おかげでお尻が痛くなりました、イス席だと身動きが取れないので見るのは座ってみる方が楽ですね、たまには横になって寝てみたり・・・
稲生平太郎、初めて見ました三次の神楽団ですが、横谷神楽団も初めてでした。
オリジナル神楽だそうでしたが素晴らしい舞でしたよ。
島根、ですか?
私も生まれは益田です、生まれて1ケ年で広島の我が田舎へ戻ったそうですが、懐かしい響きです。