かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

Philadelphia Summer Championships 2016(4)

2016-07-21 22:14:44 | フィギュアスケート
表記大会だが、何と今年はプロトコルが大会直後に出た
(と思ったら、今現在わたしのパソコンでは見られなくなっているが何故だ)

インターミディエイトでは、先生がFacebookに書いていたとおり、
ニック君がショートもフリーも1位だった。
前の試合(Chesapeake Open)では3Tを失敗しているので、
今回は3回転を入れない構成にしてきたようだ。
もちろん、インターミディエイトであっても3回転を入れないと勝負にならないから
今後は確実に3回転を降りるように練習を重ねることだろう。

デヴィッド君は ノービスでショートもフリーも4位だった。
ショートではPCSが一番高い
(彼の問題はジャンプなのである)
フリーでは後半にジャンプの抜けが目立つという、かなり残念な結果になってしまった

トニー君はショートもフリーもいまいちの出来だったが、
それはジャンプのミスがあまりにも多かったとわかった。
ショートでは1人だけ3Aを跳んだが転倒している。
フリーでは冒頭の4Tを降りたものの、次の4Sで転倒。
後半はジャンプがことごとく1回転になるという遭難ぶりだった
ショート1位のライアン君は、ジャンプの抜けと転倒とで
コンビネーションが1つしか入らなかったため、フリー4位になったとわかった

ピーター君はショートで点数がそれほど伸びなかったのは、
ジュニアで指定されたジャンプ(3Lo)の着氷が良くなかったのと、スピンで何かミスったのと、
コンビネーションのセカンドジャンプが2回転だったからである。
観戦していた人の話ではフリーで後半に3Tー3Tを決めたとあったが、
プロトコルでは3Tー2Tだった
フリーでは3Loを入れていないところを見ると、
彼はエッジ系のジャンプが苦手なのかも知れない
流石に北米育ちの選手らしく、LzとFの跳び分けはしっかりしている。
Fにエラーを示す表示が付いている選手がけっこういるのだが
(残念なことにニック君もトニー君もそうだ)
ピーター君はエラーが付いたことがほとんどない。
先生も跳び分けのできる選手だったが、これはバンクーバー五輪後にFの踏切を矯正してからだ。
自分が克服した経験を生かして、生徒に教えているんだろうと思う。

それにしてもプロトコルの量の多さが半端ない。
PDFファイルで300ページ近くあるので、目当ての部分を探すのに一苦労である。
こんなことをスマホやPCでやっているから、ますます視力が悪くなるのである。