連日の寒波、当地には青空が広がっていますが、日本海側はまた雪、雪は空からの厄介な贈り物、受け取りたくあり、受け取りたくも無し。
今、スーパーに行くと必ず目に入るのが、「恵方巻」のポスターです。また、予約を促すアナウンスも流れています。
「恵方巻」は、節分の2月3日の夜に、恵方に向かって一口でがぶりと食べると厄除けや願い事が叶う、という縁起物。
◆恵方巻の由来
由来は、その年の福徳を司る神である歳徳神(としとくじん)のいらっしゃる方位が恵方(えほう)とされ、その方角に向かって事を行えば、全てに吉とされるとのことで、陰陽道からきていると言われています。
なお、今年の恵方は「南南東」だそうです。
「恵方巻」の由来については、その他に関西の花柳界が発祥とか、お寿司屋さんが広めたとか、某コンビニチェーンが仕掛け人だとか、また、海苔の消費量を増やすため海苔業界が仕掛けたという説まで、いろいろあるようですが、特に定説はないそうです。要するにビジネスのための縁起物なのでしょうね。
そして、縁起を担ぐと言われても、一体何の縁起を担ぐのか、自分にはさっぱりわかりません。日本人は縁起を担ぐのが本当に好きですね。
元旦に初詣にも行って、今年の家内安全や健康祈願はしたし、おみくじは「吉」だったし、今年一年がは「吉」と思えば、もうこれ以上はね。
また、最近では、食品ロスの問題も叫ばれており、予約制になっているお店も多いようです。地元のイトーヨーカドーでは、本日1月28日が予約の締め切りだそうで、盛んにメールが届きます。
ところで、素朴な疑問ですが、スーパーやコンビニで買った「恵方巻」にそんなに縁起力(というのか?パワーというのか?)はあるのかな? と、ふと、思ってしまいます。なので、今まで口にしたことは一度もありません。従って今年は高いのかやすいのか全く知りません。
そもそも、翁は後期高齢者なので、一口でかぶりついたら息が詰まらないか心配です(笑)。
子どもの頃、こんな食べ方をすると、親から「行儀が悪い」と叱られました。もちろん子どもの頃には、このような行事はありませんでしたが。
そして、「恵方巻」が終わると、次はチョコレート業界が広めたとされる「バレンタインデー💝」、ヤレヤレ、女性の皆さんは大変ですな。
なお、女性の皆さんは、贈る相手を良く吟味して、くれぐれも勘違いの輩にストーキングされないように気を付けなくてはいけませんね。余計なお世話かもしれませんが。
節分には、やはり豆を食べることにしようかな、と思います。本当にノリが悪くてすみません。
いつも戯言です。ご放念ください。
Have a nice day!!
備考:カバー画像は「©︎いらすとや」さんのイラストを使わさせて頂きました。感謝!