4年に一度の世界的なビッグイベント、サッカーワールドカップ・カタール大会が開幕しました。4年は長いようであっという間に本大会に。
開催地のカタール、そしてドーハと言えば、1993年10月28日のアメリカ大会の最終予選で、イラクと戦ってあと一歩で、本戦の出場を逃し、後に「ドーハの悲劇」と呼ばれたシーンを今でも思い出します。
当時、我々日本人の誰もが予想だにしなかったロスタイムでの失点、対戦相手の選手のコーナーキックにイラクの選手が頭を合わせ、ふわーっと上がったボールがゴールキーパーの頭上を越え、無情にもゴールネットを揺らしました。
「あーあーもうなんでだよー」と悲鳴のように叫びピッチに倒れ込んだゴンこと中山雅史選手、そして次々と倒れ込むサムライブルーのメンバー、テレビ観戦のこちらも、一瞬何が起こった分からず、口ポカンで茫然自失状態でした。
今の若いイレブンには、「ドーハの悲劇」を生で知っている選手は誰もいないと思いますが、サムライブルーを率いる森保一監督は、あの悲劇と言われた対イラク戦の出場メンバーで悔しい思いをした一人。因縁を感じます。
あれから、29年、今は当たり前のように出場権を得て、7回連続出場で本大会に臨んだ日本チーム、グループリーグでは、何れも優勝を経験している強豪国のスペイン🇪🇸やドイツ🇩🇪、そして北中米カリブ海予選を勝ち抜いてきたコスタリカ🇨🇷らと同じE組、痺れる試合が続きます。
そして、昨夜は日本チームの初戦、相手は優勝4回を誇る強豪国ドイツ🇩🇪。キック・オフは日本時間の午後10時、翁はいつもは床につく時間でしたが、昨夜は厚着をしてテレビの前に。
前半、前田大然選手のゴールで先制点か、と思いましたが、惜しくもオフサイドの旗が。
力に勝るドイツに押されっ放しの前半33分、自陣ペナルティーエリア内で痛恨のPK献上、1点ビハインドまま後半へ。今までの日本チームでしたら、このままズルズルいくことが多かったので、やっぱりかぁと翁はここで脱落、結果は、朝見ようと寝てしまいました。
朝5時過ぎに目が覚め、さぁどうなったかなとスマホを見ると、何と2−1で逆転勝利していました。そうかあれから2点とって勝ったのかぁと。
選手の皆さんを信じていなくてすみません。
あの強豪国ドイツに勝つなんて時代は変わるもんです。最高の恩返しですね。
日本サッカーの草創期、ドイツから招聘した、デットマール・クラマーさん、我らが日本の若ものは、貴方から教わったサッカーで、今、貴方の国を倒すまでに成長しました。ありがとうございます!!
次はコスタリカ🇨🇷戦、この勢いのまま、決勝トーナメントに勝ち上がれニッポン!!
終わり
備考:イラストは全て©︎いらすとやさんから使わせて頂いております。