こだわりおやじの独り言

東洋医学とオステオパシーが通じる事柄は、貴方の健康への道しるべです
詳細は左欄下段の『ブックマーク』にお進み下さい

東医宝鑑 外形扁(外科)2面5

2018年08月01日 | 日記

 

 

東医宝鑑 外形篇(外科)一
二、面(五)

三、眼

    八廊

  <天廊>
  雪山で雪の反射光を受け、夜暗いところで細かい物を読んだ りすると、物をみても、かすみがかかったように見え、目が 痛くて開けてもいられない。

 <地廊>
  湿気が頭をつつみ、冷気が瞳子を襲うとときに発生する。
 この時は瘀血に依って瘡がでる。

 <火廊>
  心神が恐れ怖き、赤厥が目を浸し、血が瞳子に入ると発病   する。その症勢は瞼に紅腫ができ、晴子が疼痛して熱涙が   あふれ出る
 <水廊>
  力いっぱい闘い、棒をふるい、弓をひき、力をしぼって駆け たときなどに発病する。この症勢のときは、いつも混暗とし て晴子がくらみ涙が多い。
 <風廊>
 枕辺の窓のすきま風を防がず、いつも風気があると、脳中に 風邪が入って発病する。症状は黒晴がいつもかゆく、両瞼がいつもまどろく涙が多い。
<雷廊>
枕をせず、酒後に房事を行い、血脈がいっぱいつまってあふれ、風邪を内浸して発病する。症勢は目の周囲に赤腫が出来、瞼内に瘡が出来、まつげが乾き、晴子に努肉がかぶさる。

<山廊>
瞳子をついて傷つき、片目を防ぐと発病するが、これは目が暗く、瘀血が晴子を浸犯する。

<沢廊>
病は春になっても治らず、冬に陽毒が集まり、熱物を多く飲むと、脳脂がかたまり、血涙があふれ出、雲や霧がかかったように見え、黒花が見える。


コメントを投稿