日曜日の午前10時半過ぎに常連の男性から電話で「奥様の頭痛が酷くて診てもらえる時間は無いか」との問い合わせがあり、午後からの空き時間をお伝えして来院してもらう。
看護師である奥様は的確な状況説明で「今朝方、頭痛で目が覚めて鎮痛剤を飲んだが良くならないので、ご主人に当番病院の内科医院のつれて行ってもらい、診察で肩こりからの頭痛ではとの診断で葛根湯の投薬を受けて飲んだが「いっこうに頭痛が治まらないので当院に電話をした」との事でした。
当院の検査では頭蓋仙骨リズムの触診を行うと、頭蓋骨の吸気相と呼気相のバランスが崩れており、脳脊髄液の不均衡から痛みが出ていると推測し、脳の静脈血ドレナージの排出低下に伴って本来は陰圧の脳内圧力の均衡バランスが崩れての頭痛と考えらました。
脳の実質には痛覚細胞は無く、脳を包む膜のクモ膜と硬膜にまたがる静脈洞に圧が加わって、鈍く締め付けられる様な痛みが発生してるのだろうと考えました。
施術は頭蓋仙骨リズムの平衡を取り戻し、脳脊髄液の流れを正常にする事でドレナージも正常となって、脳圧も平常に戻ると頭痛も7割方楽になったので終了としました。
5日後に同居している母親の月1回の定期来院の時に「娘はすっかりと良くなりました」との報告がありました。
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