浅草の有名おせんべい屋「入山せんべい」

久しぶりのお煎餅レポートは、
東京は浅草にある有名煎餅屋さん「入山せんべい」です。
うっかり写真を撮る前に食べてしまったので、
中途半端な写真で申し訳ないです。
本当は１０枚入っています。

浅草寺から少しはずれた、
アーケードの中にあるおせんべいやさんで、
暗く狭い雰囲気の店内に販売のおばちゃんが２名、
炭火焼きの職人さんが3人もいて、忙しそうにしていました。
お店では焼き立てが一枚１２０円で食べられます。
早速もらって食べてみると、
生地が非常に厚いので中まで火が通りきっておらず、
気持ちよくバリバリ食べられません。
芯の部分でへなるんですね。





有名な煎餅屋さんだと聞いていたので、これは残念か！
と思いながらもお土産に一袋１０枚入り１２００円を買って食べたところ
非常にしっかりした噛みごたえで、
焼き立ての時のような、へなる感じはなくなっていました。
お煎餅が冷めると生地が固まり、
ちゃんとバリバリした歯ごたえになったのでしょう。

お米の味が充分にでていて、醤油はやや薄め。
たくさん噛んでお煎餅の味が弱くなってきた頃に
醤油が後ろから背中をおしてくれるような、
そんな味わいでした。
炭火でなければ焼けない厚い生地のせんべいは
スーパーでは食べられませんから、
とても貴重なお煎餅屋さんですね。

「銀座餅」新橋で買った明太子の揚げせんべいのクチコミ

今日のおせんべいは銀座花のれん
「銀座餅」です。
新橋のお店で購入した
わりとごつい揚げせんべいです。

見た目は緑のたぬきにはいっている
かき揚のような感じです。
表面には明太子醤油の色ムラがあり、
ところどころ染みていて色あざやかです。
食べてみると最初明太子の味も
おせんべいの味もあまりせず、これは・・
と思いましたがすぐに明太子醤油の
染みたところが舌にぶつかるとぎゅっと味があふれてきました。
ピリ辛としょっぱさが行ったり来たり、
そして時には味のついてないところにぶつかり
スイッチがオンだったりオフだったり。
ゆ～らゆ～らと味わいが変化していき、
その移り変わりにこちらがついていけません。
明太子の味もゆらゆらしてつかみどころがなく、
結局どういう味だったのかはっきり説明がつかぬまま、
いつの間にやら食べ終わってしまいました。

油はしつこさを抑えてあり、
スーパーのものよりも胸やけ胃もたれがしないですよ。
堅さは歌舞伎揚げに比べると堅めに出来ています。



今日はお店の機械を新しくしました。
階段を上げ下げするモーター製のリフトなのですが
先日大量の生地を運ぶ時に意識不明の重体。
まったく動かなくなり、手作業で階段を上り
ひどく苦しい思いをしたので買い替えることにしました。
憎たらしいことに交換する今日になって突然意識を取り戻し
復活する奇跡を成し遂げてくれましたが
もはや時すでに遅し。
機械屋さんがきて交換の運びとなりました。
これで安心して作業ができます。

「ひとくち醤油」富士見堂の奥が見えないお煎餅

今日のおせんべいは
ようやく最後の富士見堂「ひとくち醤油」です。
まさに一口サイズのお煎餅で、淡い色合い。
優しそうな風味を想像させます。

早速食べてみると、
やっぱり保管が悪かったのかボソボソしている。
そして味がよくわからない。
悲しい。悲しい。そう思って
4枚目を食べたころにだんだんと
お米の味がよく出ていることに気がつきました。

ほんわかした甘みに薄い醤油を使うことで
素材の味を味わって欲しいのかもしれないと
思うようになりました。

温かいお茶と飲んでみてください。
このお煎餅と真剣ににらめっこすることで、
お煎餅の真髄がわかるのかもしれませんが
私には出来ませんでした。
素晴らしい素材を使ったいるというお煎餅屋なので、
私にはわからない何かが必ずあるはずです。
探してみてください。
そしてわかったら教えてください！



次回のおせんべいは軽井沢のおせんべいです。

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「海老揚げ」富士見堂の湿気てなければのクチコミ

今日のおせんべいは富士見堂
「海老揚げ」です。
長方形の形をしたあられで、
こんがりきつね色に揚がっています。
早速食べてみると、少しだけボソボソしている。
袋には入っているものの、
長時間湿気の多い部屋で放置したために
お煎餅が湿気てしまったのかもしれません。

生地のお米が中にしっかり詰まったお煎餅で、
食べごたえがあります。
甘い味付けはほどよく、
生地の味も引き出されて良い感じです。
ただ海老の味があんまりしないのですね。
後味でほんのり匂いを感じるので間違いなくはいってはいます。

湿気ていない状態でもう一度食べてみたいなぁと思いました。

「しらす揚げ」富士見堂の海産物系のクチコミ

さて、今日のおせんべいは富士見堂「しらす揚げ」です。
しらすのお煎餅というのは食べたことがないので、
どんな味がするのでしょうか。
海老せんべいとの違いが気になります。

優しく愛でたくなるような柔らかい見た目の揚げ煎餅で、
ところどころに黒い粒があります。
これはきっとシラスなのでしょうね。
早速たべてみると、
サクサク＋ふしゃふしゃとした
すこし粘りのある柔らかさの生地が印象的です。
塩味が良くきいていて、
食感ともマッチしています。
肝心のしらすの味は感じられず、
隠し味程度なのかもしれません。

たぐるように食べて、
しらすを探してみたのですが・・・残念です。
ちなみに越後製菓の「揚げ小餅」と同じ感じのお煎餅ですよ。



次回のおせんべいは亀田製菓「梅干しあられ」です。